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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.369 「くだらない花見はもう辞めて・・・」

DRkobayashi

今年もまた流行語大賞を予想通りに的中させてドヤ顔の小林でございますが、令和元年も残すところあと半月となりました。毎年の事ですがこの時季になりますと、年賀状の件で小生はバタバタするのですけれど、いよいよ大手の会社などが軒並みにその年賀状の発送中止を宣言し始めております。

PCにおけるメールの普及や経費削減の一環と言えばそれまでの事なのかもしれませんが、何か寂しいお話ではあります。海外などではクリスマスと新年に向けてのグリーティングカードを出すような習慣もありますが、そちらの方も世界的に廃止の流れが来ているのでしょうか?

とにかくこれはもう日本郵便にしてみれば、死活問題に繋がりかねない動きではないかと思われます。私もいつまで手掘りの版画を摺り続ける事が出来るのやら・・・。そんな年の瀬でございますが、コラム読者の皆様方に於かれましては、お変わりなくご清祥の事と存じます。

嘘か誠か政権に何か不手際が生じると、大きな芸能ネタを勃発させてワイドショーなどのマスコミをそちらに注目させるという噂が本当の所どうなのかはわかりませんけれど、某女優さんの違法薬物所持による逮捕劇が世間様の話題の中心となり、そのどさくさに紛れるかのように臨時国会は幕を下ろしました。

“皆様の貴重な税金でダラダラ続けておりました、こんなくだらない花見なんて金輪際二度と開催致しません!!本当にゴメンナサイ”で終わらせてしまえばよいではないかと思うのですが、令和2年も引き続いて野党はこの茶番を引きずるつもりなのでしょうか?

閑話休題。そんな事よりもやはり今回は薬物依存について再考したいと思います。このコラムでも以前に薬物依存のお話はさせて頂いております。今現在における世論としては、「違法薬物はとにかく全て悪である」といった流れに帰結しており、使い始めて捕まるまでをひっくるめて、とにかくこいつらはみんな悪い奴ら!という捉え方をしているように見えます。

確かに法を犯していることは紛れもない事実ですから、罪を償う必要は当然あります。ただ本当は辞めたかった、辞めようと思っていたがどうしても辞める事が出来なかった、という状態は明らかに『薬物依存症』という疾病ですから、これはもう治療をする必要性が存在するのです。

つまり罪を償うことと、疾病を治療することは、ちゃんと別の次元で考えてあげないといけないという事を私は精神科医の立場から言いたいわけであります。つまり今の我が国においては、隠れて悪いことをした奴が捕まって、世間様からバッシングを受けて、裁判で判決を受けて罪を償え!で終わってしまっては再犯が減ることは無いのです。

先日京都市内で薬物依存の患者さんたちの自助グループ施設の建設を巡り、周辺住人ともめにもめている状況をテレビの報道で知りました。周辺住民の方々の言い分は「薬物依存患者=悪人(ある意味“反社レベル”の人達)であるから、そんな輩が自宅周辺に集ってもらっては困る」といったものが多かったように思われます。

「そんな物は人里離れた、誰も周囲にいないような所に建設して、ひっそりと運営してもらわないと困る!」という意見もありました。確かに薬物依存症は精神疾患の1つですから、今の世の中精神病院を市街地にいきなり建設すると言ったら恐らく同じような騒動が100%勃発するものと思われます。

そこには精神疾患を持った人は何をしでかすかわからないから、そんな人達は人里離れた山奥でひっそり治療してくれ!という思いが根底にあるからでしょう。実際に私が小学校4年の2学期から高校を卒業するまでの間、精神科医であった父親の仕事の関係で県立の精神病院の“敷地内”に職員官舎があり、そこで我々家族は居住をして日常生活を送っていました。

確かに市街地からはかなり外れたところにその病院はありました。でも病院敷地内で生活していた間に、私自身や家族が何かとんでもない事件に巻き込まれたとか、危害を受けてしまったとか、そのような事は全く無く、ごく普通に市民生活を送っていたことも紛れもない事実なのです。

ただ違法薬物の売買そのものが、基本的に人の目につかないところで行われるものですから、自助グループの施設はむしろ人目に付くような場所でないと再発の抑止力としての効果を発揮できないという事が、通常の精神疾患の治療施設とは異なり特殊であることを理解してもらうしかないのですが・・・。

それにはもう少し国なり地方自治体がもっと積極的に薬物依存症治療への対策や啓蒙活動を行い、治療施設などに対してもしっかりとした予算をつけてバックアップするべきであろうかと思います。一昔前と比較してもこれだけの多種類の違法薬物が存在し、しかも様々なルートで一般の若年者でも安易に入手可能な現状が今ここにあるのです。

警察関係には違法薬物の入り口をどんなに取り締まってもらったとしても、その目をすり抜けて入り込んでしまって依存症になってしまった人達のフォローアップを、きちんと行う事こそが再発(再犯)の予防にも繋がるわけで、“くだらない花見”に時間とお金をあれだけ使う位なら、このような我が国の将来にかかわるような問題にこそ、我々の税金をしっかりと投入してもらいたいものであると宣言する令和元年最後のコラムでございました。

 

 

本年も最後までこの拙コラムをご愛読頂き誠にありがとうございました。今年は我々のクリニックも20周年を迎える事が出来、今後もより一層皆様のアンチエイジング医療に携わって行けますように精進してまいる所存でございます。引き続きまして令和2年も宜しくお願い申し上げまして、どうぞ皆さま良い年をお迎えください。

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