理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.368

シブコの今後は?

DRkobayashi

令和元年も残すところあと1ヶ月となりました。結局東京では史上初の2年連続で木枯らし1号(11月末までに吹く8m以上の北寄りの風)を記録することがありませんでしたが、コラム読者の皆様方に於かれましては、何かと慌ただしくなる年末に向けまして、体調を崩されることなく健やかにお過ごしの事と存じます。

2日には年末恒例の流行語大賞の発表があります。私は今年のラグビー・ワールドカップの成功と、こんな今こそ日本が一つになって邁進して欲しいという期待感も込めて、『ONE TEAM』が大賞を受賞するのではないかと予想をしておりますが皆さんは如何でしょうか?

お国の一番大切なことを論議して決定するべき国会は、相も変わらず“桜を見る会”の話で頓挫しております。あんなものは話が出たところで直ちに「ご指摘の通り無駄も多く、当初の主旨とは乖離した部分も多いことが判明しましたので、この予算は来年から災害支援復興費として、この会そのものは未来永劫中止に決定します!!」とスパッと宣言していれば、これほどグダグダとくだらないやり取りを多くの国民は見聞きしなくて済んだのではないかと思います。

反社会的勢力の人が紛れ込んで(間違って招待されて?)いて、一緒に写真を撮っていた官房長官には特に何のお咎めも無く、過去にはそんな写真が流出しただけで芸能界を追放された芸人さんの立場は一体どうなるのでしょう。ちょっと理不尽な感じもしますよね。

あと1ヶ月残っておりますが、この2019年を振り返ってみますと、5月に元号が予定通り変わって気分的には新しい時代の幕開けを期待していたところに、猛暑の後に立て続けに大型台風に襲われて、甚大な被害を広域に受けてしまいました。

その猛暑のさなか当院では開院20周年を迎え、今まで以上に皆様のご期待及びご要望に応えることが出来るようにと、クリニックの名称を『Dクリニック東京』変更いたしました。そして多くの皆様方に認知して頂けるようにと、この度“ナインティナイン”をお迎えして初のTVコマーシャルを敢行させて頂きました。

CMの記者発表会ではお二人と共に私も登壇させて頂き、岡村さんのAGAに関する治療の事などを通常では守秘義務違反で逮捕されてもおかしくないような内容まで白日の下に晒してしまうという暴挙に出てしまったのでありました。(勿論この件に関しては当事者である岡村さんご自身の御提案や御承諾を得た上でのお話ですから決して違法行為ではありませんでしたが・・・(汗)

また我が国では初めて開催されたラグビーのワールドカップでは、当初の目標であった決勝トーナメント進出を無事に果たし、大会全体としては台風の影響は多少あったにせよ、ほぼ無事成功裏に幕を閉じたと言えるでしょう。

また来年が東京オリンピックという事もあり、今年は他のスポーツも代表選考を兼ねての熱戦が各種目で繰り広げられていました。マラソンの開催地変更は本当に残念としか言いようがない結果となってしまいましたが・・・。これからもまだ多くの種目で代表の座を争っていくものと思われます。

そこで注目は今年の流行語大賞にもノミネートされたシブコこと、渋野日向子選手の活躍は特筆するべきでありました。しかし今年の賞金女王には『我が国のルール』で最終的になることが出来ませんでした。

何と言っても彼女が凄いのは全英女子オープンという海外メジャー大会で優勝をしているのであります。賞金は約7200万円という日本のトーナメントではありえない金額なのですが、これがナント年間の彼女の賞金として加算されないのが、その『我が国のルール』なのであります。

結果的には彼女のプロゴルファーとしての純然たる今シーズンの獲得賞金は約“2億2500万円”になり、これはもうダントツ1位の金額なはずなのです。ところが日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は、海外獲得賞金を国内のものとは別扱いをして加算させないのであります。

つまり翌年のシード権獲得のために国内の試合を必然的に優先させる措置を取る事で、海外で活躍する選手が多くなり、国内の試合に出る強い選手が減ってしまう事を阻止しようとしていることに他ありません。LPGAの顔になる選手が国内から減れば、スポンサーも離れてしまい試合数も減るという事を恐れているのだと思います。

確かに現在の男子プロのようにスポンサーが減る事で試合数も激減し、見るも無残な状況になれば稼げる賞金そのものが無くなり、正直選手たちにとっては死活問題となってしまうのですが、力のある選手がどんどんと海外に進出し活躍する芽を協会自身が摘んでしまうという行為は、長い目で見たときに我が国の選手強化には決して繋がらないと私は言いたいのです。

先日某選手によるゴルフ場関係者に対しての暴言事件に対する理事長以下LPGA側の対応が、まあとにかく非常にお粗末であると批判の的になっていました。今回の賞金女王の選定の件もLPGA側が自己保身に走っている結果ではないかと類推するのです。

せっかく今回渋野選手のように若くして世界で戦える新しい力達を、力ずくで国内に縛るような考えは改めるべきである!!と私は思うのですが皆さんは如何でしょうか?そう言えば、今年はテコンドー協会も何やら運営の問題から協会会長の資質が問われる内紛が起こっていましたし、そのうちLPGAでも同じようなことが勃発する令和2年となるのかも・・・。

 

 

結局は協会理事長(会長)の力量が問われる事なのだと思いますが、どこかの“医療法人の理事長”は果たして大丈夫なのでしょうか?(汗)

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