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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.247 エボラ・ハラスメント

小林一広


さて今年も残すところ2ヶ月となりました。私事ながらインフルエンザワクチンの接種も済ませましたから、もうそのような時季になってしまったという事であります。急激な朝晩の冷え込みの中、コラム読者の皆様方はその後もお変わりなくお過ごしでしょうか?

今年はインフルエンザの前に“エボラ”の問題が世間を騒がせております。これまでは「何となく怖そうな病気だけど、でもまあ遠いアフリカの問題でしょうから・・・」とタカをくくっていらっしゃった方も少なくはないと思います。

先日も「遂に国内でも発症か!!」とマスコミは騒ぎ立てておりましたが、まあよっぽどの特効薬でも出てこない限り今後100%国内に入れさせないことは、現状の我が国の対抗策では不可能のような気がします。

これからの季節、発熱でいえば風邪やインフルエンザ、嘔吐や下痢といえばノロウイルスが好発する季節になりますから、エボラとの初期症状での鑑別が非常に難しくなってきます。ですから多くの国民がきちんとした情報をもち、それぞれの持ち場で速やかな初期対応ができるようにしておかなくては国を挙げての大騒ぎになりかねません。

新型インフルエンザの時もそうでしたが、国(厚生労働省)の感染症対策におけるフットワークが非常に重いような気がしてなりません。いたずらに不安をあおることはするべきではありませんが、キチンとした情報や知識の啓蒙活動を適切に行うことは必要不可欠だと思います。

このような緊急事態に於いて“正しい”情報はいくら提供しても出し過ぎるという事はないはずです。おそらく色々なマスコミがあやふやな事や未確定な事などを一方的に垂れ流して生じる混乱を避ける意味でも、それこそ頻回に『政府広告』をテレビ番組の間に発信するような事などをすべきではないかと思うのです。

入ってきてパニック状態になってから情報を発信しても、受け取る側が冷静に落ち着いた行動、言動をとることが出来ていなければ正直「時すでに遅し!」と言わざるを得ません。新型インフルエンザの時に身内である厚労省を“これでもか!”とばかりにこき下ろした医系技官の女医さんは、今年の8月にそのお役所を辞職されて現在は民間の医療機関に在籍されておられるようです。

今後のエボラの出方次第では、またマスコミが彼女を放っておくわけがありませんから、また様々なメディアにご登場されるのではないかと思われます。歯に衣着せぬ物言いでもってドン臭いお上のお尻を再びバチバチと叩いていただきたいものです。

その女医さんも厚労省在職中はこのような言動からお役所内ではかなり煙たがられていたようで、上司からの嫌がらせを受けたと公務災害申請を自ら行われたようです。そういった女性の労働環境に関しまして先日『マタハラ(マタニティーハラスメント)』に関する上告審で最高裁が二審判決を破棄して審理を広島高裁に差し戻しました。

最近はセクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、モラルハラスメントetc.といったように何にでもハラスメントをくっつけ十把一絡げにしてつるし上げる風潮が私自身は少し気になるのでありますが如何なものでしょう?ここまでは大丈夫で、これ以上はダメよ~~~、ダメ、ダメ(今年の流行語大賞のエントリーは間違いないでしょうし、有力な大賞候補かと・・・)。と、自分の思考で臨機応変に判断出来ず、全てにおいてマニュアル的な判断に委ねないと決めることが出来ない人達が増えすぎたからのような気もします。

今回の最高裁も違法とは言っておきながら『降格しないで軽い業務に転換させると円滑な業務運営や人員の適正配置の確保などに業務上の支障が出る場合で、均等法の趣旨や目的に反しない「特段の事情」がある場合は、不利益な扱いには当たらず適法』とも判示したと言います。

つまるところ我々のような小規模の場末のクリニックレベルでは(それほど細かな役職も初めからありませんが)1人スタッフが欠けてしまうと既に「特段の事情」になってしまうのではないかと・・・。だからといってうちは妊婦さんのスタッフを邪険に扱うと言っているのではありませんからどうぞお間違いなく(汗)。

“怒る”のと“叱る”は似て非なるものと私自身は解釈しておりますが、受ける側のとらえ方次第では十分にハラスメント扱いを受けてしまいます。そこには全く同じ言葉を発しても「時」と「場合」と「状況」と「言い方」によって、“怒り”にも“叱り”にもどちらにでもとれてしまいますから厄介なのです。

いかにもまるで鬼の首でも取ったかのように、最高裁がこういったのだから「いいかお前たち何もかもが全てそうなんだぞ!」と思わせるような報道の仕方にも一考の余地がありそうですが如何でしょうか。

この『何ちゃらハラスメント』とやらを勢い何でもかんでもの方向にもって行くことは、職場、組織、挙句の果てには国まで滅ぼしかねないエボラ級の取り扱いを要する厄介な物だと思うのであります。そういえば前回のコラムでも取り上げました“野次”と“合いの手”もこれと同じ位置関係になるのかな~~~、なんて考える今年残り2ヶ月というところでした。

 

 

もちろん我が家に於きましては有無を言わさず全てを“ご指導”と受け止める次第です・・・。

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