新人

私は中学生から現在に至るまで、殆どの期間を電車による通学・通勤を致しております。そこで新年度が始まって必ずと言っていいほど遭遇する事なのですが、いつもの時間のいつもの電車が非常に込み合う事になるわけです。

しかしこれが1年間続くかと言えば、GW明けあたりから必ず緩和するのです。勿論5月病で休学・休職が増えるからではなく（？）、4月に舞い降りた“新人”達が適当に空いた車両や時間帯を見つけたり、経路を変更したりされるからだと思っておりますが、1年中で4月だけは同じような時間帯に集中してしまうという不思議な現象です。

「いやいやもっと早く行って仕事を始めないとこりゃ～話にならんぞ！」の新人クンも現れ、「な～んだもっと気楽にゆっくり通っても大丈夫じゃん！」の新人さんも出てくるからでしょう。まさに悲喜交々の新年度スタートいったところですね。

それと新年度開始の通勤で目につく事は、これは新人だけではないと思うのですが新しい『鞄』にチェンジして通勤・通学される方が多くなる事ですね。私なんて年度が変わったからといって「よっしゃ～！仕事も嫁も新しくできない代わりに、せめて鞄でも新しくして気分一新じゃぁ～～」とまでの気合は入ってこなくなりましたが、世間様にはまだまだそのような決意かどうかは判り兼ねますけど、手持ちから肩掛けまで真新しい鞄は確かに目に致します。

そんな2012年の春真っ只中に一体どこまでの騒動になるか、場合によっては天下国家を揺るがす事件にまで発展するのか、固唾を飲んで見守っておりましたが、中途半端にバラバラになって終わってしまった北朝鮮“新人”総書記のミサイル（ロケット？）発射の事件です。

何でも約１分間で120㎞まで上昇したものの、10個程度に空中分解してしまったとの報道でした。どこまで本気で、実はどこまでの事をしようとしていたのか、あの国の新しい主導者のすること、考えること（まあ親父のころからでもありますが）は全く未知で予想もつきません。

我が国においては特に大きな被害や損害もなかったので、ドジョウ首相は国連安保理あたりに厳重注意の勧告程度でお茶を濁すつもりなのでしょうか？以前も頭の上をロケットが通過してから騒ぎだした官邸や防衛省（あの時は防衛庁でしたっけ）は、相変わらず今回も後手、後手で、アメリカや韓国の公式発表よりもかなり遅れておりました。

これじゃ～イージス艦もPAC3も本当に機能できる（役に立つ）のか？「本音のところではこいつらをちょ～っと試したかったので、もう少しきちんと撃ってみて欲しかったんですけど・・・」何て言ったら怒られそうですかね。

それにしても本当に有事の時なんて、「は～～～い、これから発射するけどそっちの準備はいいですかぁぁぁ」なんてわざわざ予告なんてするはずないのに、予告までしてくれて発射された今回の状況でもこの程度の情報収集能力しかない防衛省なんか、当然ながら大臣ごと主要スタッフは確実に総入れ替えでしょう。何と言っても“日本なんてこれだけ予告されていても、相も変わらずこの程度の対応能力なのね”と世界中に平和ボケの間抜け面をまたまた御披露してしまったわけですから。

遠くない将来に尖閣諸島どころか気がつけばいつの間にか我が国は“日本省”になっていて、東京は北京や上海に並ぶ大都市とされ、日本料理は四川料理や広東料理と同じ中国料理の1つに扱われる日も近い！と以前このコラムでも冗談半分に書きましたが、こりゃ～冗談抜きでひょっとしたらひょっとしますよ。

まさか橋本“新人”政権なんて誕生しちゃった暁には、これはもう“徴兵制度”の復活も十分可能性ありでしょうか？しかし橋本さんがいくら旗を振ってみても、我が国に増殖的に蔓延る草食系男子は、国防よりも“日本省”になってしまう事を選びそうな気がしなくもないのですが・・・。