理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.036

『選挙の後』

ブログメインタイトル

観測史上最速で梅雨が明けたはずなのに、ここにきてまたその梅雨に逆戻りしたようなお天気が続いております。そこに輪をかけて第7波到来と称して記録的なスピードで感染者数を増やしている新型コロナでございます。コロナ禍と言われ出して3回目の夏となったわけですが、本当に一体いつになったら落ち着いた夏はやって来るものなのでしょうか?

最近全国各地で過去最高の感染者数を記録していますが、特に沖縄はこの季節になって若者たちが県外から大挙して押し寄せております。そこで急に日焼けをしたりすると免疫力が低下をしますから、それで感染しやすくなってしまい実は沖縄の地元民ではなくて旅行者によってその数を増やしているのではないかと私は個人的に推測しておりますがさて如何なものでしょう・・・。

これまでは医療従事者やエッセンシャルワーカーを優先して接種すると言っていたのに、4回目のワクチン接種はなぜか60歳以上(私もあと20日で仲間入りですが(笑))や、感染すると危険な基礎疾患を有する人が優先のようでした。このコラムでも以前から、とにかく選挙が終わるまでは“検討だけの岸田さん”と言い続けておりましたよね。それで選挙が終わったところで何か新しいコロナ対策でも打ち出すのかと思いきや、「とにかく医療従事者やエッセンシャルワーカーが早く4回目のワクチンを打つように」とか、これは私の予想通りでしたが「年内に原発を再稼働させる」とか言い出しました。まあそんな程度ですあの人。

岸田さんはともかくとして、この度京大を中心とした研究グループが、あの動物のアルパカの遺伝子からこの新型コロナウイルスに対して中和活性の高いナノボディ抗体(アルパカ抗体)を樹立することが出来たと発表をしております。この抗体は新型コロナウイルスが今までのように変異しても、ウイルスそのものとしては変異をしない領域に対しての中和抗体として働けるとのことで、検査やワクチン、そして治療薬へと進展が出来るかもしれない画期的な研究報告ではないかと期待をしてしまいます。でもほかの研究者たちから「そんなものがアルパカ!!」とか言われないことを切に願うばかりです。

今回の選挙中にはあのような痛ましい事件が勃発して、自民党としてはそのお情けもあっての圧勝という結果にも、表向きには手放しで喜んではいられない事態(個々の腹の中までは知りませんよ)となっております。荼毘に付されるまではテレビのCMもやたらACの広告ばかり流されてしまい。テレビ局も広告収入激減してかなりの痛手になったのではないでしょうか。

ここがアメリカなら、「あ~~~また銃をぶっ放しちゃった事件ですかね」で終わりそうなお話が、ここ日本でしかも元総理大臣が殺されてしまってはその衝撃度はかなりのものでございました。今更ながらではありますが警備体制の不備に関してあれこれ言われております。まあ確かにあの現場の映像を見ていたら、警護が素人のこの私でも平和ボケしたsituationでございましたよねと断言できますわ。まあ何を言ったところで安倍元首相が生き返るわけでもございませんので、ここでのタラ・レバ論議は致しません。残念ながら奈良県警本部長殿の出世の目は絶たれたと言えるのかも・・・。

そしてまたマスコミが容疑者の背景をあれやこれやとつつきだして、挙句の果てには母親と某新興宗教との関係を暴露し始めると、次第にその宗教にあったとされる過去の問題点をあ~だ、こ~だと騒ぎだしております。確かに人は辛いことや悲しいことに遭遇したときに神様、仏様と宗教にすがってしまう事は仕方がないことかもしれません。そしてその自分が信じてしまった宗教にお布施や献金をすることが、どこまでがまともで、どこからが異常なのかを線引きすることは他人には出来ません。

確かに一人の信者さんが一家の財産全てをなげうってしまい、ほかの家族の生活が出来なくなってしまうような状況をまともな宗教活動であるとは言い難いとは思います。信じる者が救われなければ、果たしてそれもどうかな~とも思います。その昔オウム真理教はとんでもないことをしでかしてくれましたが、あれも一応宗教団体でしたから信教の自由は憲法でも認められているとはいえ、まあ本当になかなか難しい問題であります。

理由はともあれ“今この場で人を殺したい”と思う心理状態は、既にそこのところで正常とは言えないものでしょう。今回の事件で母親の信仰の問題から彼の標的が安倍元首相へと決まって行くことには少し飛躍がありすぎて、これはひょっとして病的な被害妄想によるものなのかも?となるとそのあたりの精神鑑定はしっかりと実施されなくてはならないケースなのだと思います。

しかしこれで精神疾患による精神症状が引き起こしたものと鑑定されて、刑事責任能力がもし問われないなんてことになったら、これは世間という人達がその鑑定結果を受け入れることが出来るかというと、かなり心情的にも厳しいのではないでしょうか。政府は支持率との天秤にかけての事だと類推いたしますが、「国葬」をしようと言い出しているわけですから、検察側は何が何でもキッチリと刑事責任を問えるような方向で裁判をしていくはずです。

本件は“暗殺”と言われておりまして、ここで改めて暗殺とは何ぞや?と調べてみますと、「主に政治上の立場や思想の相違などから、ひそかに要人を狙って殺すこと」となっております。つまり私が誰かに殺されたとしても、私は要人でも何でもないただの凡人ですから、これは単なる“殺人”であって“暗殺”とは言われないのだという事を、還暦直前にしてお恥ずかしながら初めて知ったわけでございます。

 

 

しかしこの事件を耳にして世界で一番ビビったのはやはりプーチンさんでしょうな~~~(汗)

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