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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.381 「その後の医療崩壊」

DRkobayashi

全国的に緊急事態宣言が解除されてから辛うじて大きな揺り戻しも無く、形態は変われどもほぼ全ての業種が通常の営業時間に戻りつつあります。当クリニックも今月に入ってからは、スタッフの隔日交代の勤務から連日勤務にシフトを戻して、感染予防にはしっかりと徹した状態で以前からの通常体制で診療を行っております。

公共の電波と我々の税金を好きなだけ使って、公的事前選挙運動に勤しんでおられた小池のおばさまは、ナント!最後に『自粛』から『自衛』と突然言い出して、“あとはあなた達が自分自身で何とかしなさ~~~い”と言わんばかりに、暫しの都政を放り投げる勢いでひとり声高らかに都知事選への再出馬を宣言した次第でございます。そんな首都東京の近況でありますが、コラム読者の皆様に於かれましてはこのコロナ禍の梅雨空の下でも、健やかにお過ごしの事と存じます。

今回のこの新型コロナがやってこなければ、我が国では昨年末から初春にかけて「インフルエンザが猛威を振るって・・・」、といったニュースが毎年の風物詩のように報道されていたのだと思いますが、特に今年になってからは新型コロナにその主役の座を奪われたとは言えインフルエンザが表舞台に出て来ることは殆どありませんでした。

一部報道ではこのコロナ禍で例年になく国民全員が手洗い、マスク、殺菌消毒、うがいなどを徹底したからインフルエンザは例年ほど流行しなかったのだと言っていましたので、まあそんなものかなと軽く受け流しておりました。

ところがある日ふと考えたのは、新型コロナのPCR検査と同じように鼻腔に綿棒を入れて実施するインフルエンザの検査そのものが、その検査を行う医師への新型コロナの感染リスク増大になると恐れられてしまい、実際に臨床現場ではインフルエンザ検査の実施件数そのものが激減したため、結果として確定診断に至らない症例が表に出なかったから、今シーズンのインフルエンザは少なかったのではないか?と勘繰ったのであります。

私のクリニックでは新型コロナはおろかインフルエンザの検査も実施することはまずありませんので、実際に日々インフルエンザの検査や治療にあたっている知人の内科開業医に早速その件を尋ねてみたところ、今回のインフルエンザのピークは新型コロナが騒がれる前の昨年末あたりで終わっていたと言うではありませんか( ゚Д゚)!!

確かにインフルエンザと新型コロナの初期症状は全く同じではありませんので、新型コロナを疑ってインフルエンザの検査をすることは無いとは思いますが、39℃位の発熱だけだと「う~~~ん、今のところは何とも言えませんけど、取り敢えずインフルエンザの検査をしてみましょうか」と言われて検査したら、思いっきりインフルエンザA型のビンゴだったと言うケースは、この簡易検査が普通に行われるようになってからはよく聞く話です。

しかし今回は『疑わしきは新型コロナ?』を臨床現場の医者達は意識しながら診察を行っていたはずですから、2月以降は恐らくインフルエンザの事なんて頭の片隅に置いてはいても、新型コロナへの院内感染が怖くて積極的にインフルエンザの検査ができない状態であったと思うのです。ですから検査件数が減れば、当然確定診断される件数も減るわけですから、やはり年末がピークであったのだとか、手洗い、うがい、マスクだけで減ったのだとは思えないのでございマスク。

そして3月に向かって我が国でも新型コロナが爆発的に流行の兆しをみせ始めたころに、一番心配をされていたことが『医療崩壊』という言葉でありました。実際に中国、イタリア、イギリス、アメリカ(特にニューヨーク)では、入院が必要な患者さんに対して入院加療が施せない状態になり、まさにこれを医療崩壊と称していつ我が国にこれが引き起こされるのか戦々恐々としておりました。

今この6月になってあの頃を振り返りますと、我が国においては致命的となる程の医療崩壊までは起こっていなかったと(愛知の某県知事さん以外は)言っても良いのかもしれません。これも最前線で必死に陣頭指揮をとられた救急医療及び病棟対応をされた医療スタッフの力と、物理的に医療崩壊を引き起こすような感染者を発生させなかった国民の皆さんの自粛のおかげだと思います。

そこでこれから引き起る可能性のある医療崩壊はというと、新型コロナに主にはかかわらなかった診療科の経営の問題なのです。というのも不要不急の外出を止められて、同時に医療機関に近づこうものならそこで新型コロナに感染をさせられるといった不安から、多くの国民が医療にかかわることを一時停止してしまいました。

どうしても必要な薬剤などはオンライン診療のルールを緩和させて、薬だけでも手に入れやすく出来るように国も動きました。そこで通常であれば来院してくれるはずの患者さんが激減してしまえば、今回のコロナ禍における外食産業同様に医療機関の収入も絶たれてしまいます。

その昔の笑い話で、とあるクリニックの外来にて後期高齢者あたりの人々が待合室に集いつつ、「あれっ、今日は〇△さん来てないけどどうしたのかしら?」「あ~~~きっとどこか具合でもわるくなったんじゃないの?」なんて会話が普通に行われていると言われていました。

今回それで外来受診者が激減して、小児や高齢者の死亡数が激増したなんてことは今のところ伝わってきません。むしろ「毎日クリニックで電気をあてなくなったら逆に調子が良くなった!」と言い出すお爺ちゃんが出たとか出ないとか・・・。つまりそれだけ不要不急の医療を受けていた人がどれだけ沢山いたのかという実態もこのコロナ禍で炙り出されてしまったわけです。

特に我が国における国民の医療費の減額に日々頭を抱え悩んでいる厚労省にとって、今回のこの現象は今後の医療費削減に向けて、何某かのパンドラン箱を開けてしまったのかもしれません。新型コロナによって炙り出されてしまったものは、ここ最近のコラムで色々と指摘している“依存症”だけではないのでありました。

 

 

例のグルメ芸人が多目的トイレにて数分間で1万円のお支払いのなせる業も、これも“依存症”に近い存在である、ある種ヘソから下の“強迫的性行動症”であろうと診断しますが、ただこれはコロナ禍との因果関係はなさそうな気がします・・・(汗)。

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