理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.376

「オーバーシュート」

DRkobayashi

ついに見つかりました!

COVID-19(新型コロナウイルス)の特効薬です!!

これで皆さんも何処にでも、誰とでも、安心して出ていけますヽ(^o^)丿

良かった、良かった!(*^^)v
 
なんてことを、本日はエイプリルフールですから・・・。と、能天気に軽く呟けるような、世界中が落ち着いた状況下ではありません。我が国においても今後どうなって行くのか、全く予断を許さない状態にあるとしか言えません。そんな世界情勢に於かれましても、コラム読者の皆様方は健康を損なうことなく、間違いなくご清祥のことと念じております。

とにかくオリンピックの延期が決定したとたんに、カメラの前にしゃしゃり出て小池劇場の開幕をしておられる東京都知事ですが、彼女の頭の中は既に全ての言動は自分の都知事再選の為でしかないのではないかと思われます。

このコラムも好き好んでと言う訳ではありませんが、このウイルスの事を語らないわけにはいかない状況が続いております。前回のコラムからは世の中の情勢は大きく変化してしまっており、既に欧米諸国の感染状況は本当にとどまる事を知らないと言っても過言ではありません。

現実医療崩壊を呈していると言える都市も沢山出現しています。現在我が国がその様にならないようにと、必死で小池のおばちゃんが“自粛”をひたすら連呼する毎日に本当にそれで大丈夫なのか?と一抹の不安を感じているのは私だけでしょうか?

ここにきて「無味」、「無臭」、がキーワードとなって、これを主訴に検査を行うと陽性反応が出て、他に大した症状も認めていないのに入院隔離をされているケースが若い人たちに多くなっています。

確かにそのような人達が知らない間にウイルスを撒き散らして感染者を増やしてしまう事を考えれば入院は意味がありますが、治療薬も無く症状も特に出ていなければ、今後はしっかりとした自宅療養で経過観察にしていかないと、病床不足による医療崩壊と院内感染を助長するだけのような気がします。

そこで私からのご提案でございます。私の以前勤務していた大学の付属病院が諸事情により、この3月31日をもって完全に閉院になってしまいました。ベッド数でいえば一般病床と精神病床を併せて413床あります。

過日のホテル三日月状態で隔離するようなやり方よりも、ここでは確実に医療としての対応は可能ですし、整形外科のリハビリ施設や精神科のデイケア施設もありますから病院内で適度な運動も可能です。

陽性患者さんだけの入院となれば、院内での中途半端な封鎖は必要なく、病院の出入りだけきちんとすれば外にウイルスが漏れ出る事もありませんし、患者さん同士の院内感染も勿論心配する必要ありません。場所は東京都ではなく神奈川県ですので、ここは黒岩知事に御英断を頂ければ、無念にも閉院してしまった大学病院の最後の有効活用になるのではと思う次第でございます。小池さんが絶対に悔しがるウルトラCなのではないでしょうか。

あと今後の感染拡大で気になるのは、小中高の学校はすぐにでも授業を始めたい雰囲気は非常に感じられるのですが、大学となると聞こえてくる話は4月末まで自宅待機、講義はGW明けから、といった至ってのんびりとしたスケジュールなのです。

こんな感じで血気盛んな若者に余計な暇を与えるから、自宅でおとなしく自粛も出来ず外にフラフラ出歩いてしまい、ひょっとしたらこの行動があちこちにウイルスを撒き散らしてしまうのかもしれません。

よって大学生こそ早いところ学校に全員来させて、朝から晩までびっしりと講義を行い、夜は寝る時間もないくらいの課題を出して家と学校の往復のみを行わせる方が世のため人のためになるはずだと私は思うのですが皆さんのご意見は如何でしょうか?

とにかく今後の感染の拡大を可能な限り押されることが、オーバーシュート(爆発的患者急増)を抑止できる唯一の方法なのですから、そのために国民全員で何をどうするべきかを冷静に、客観的に、落ち着いて考えて行動する時が今であることは間違いありません。

最後に、自宅待機が長期戦になり家庭内暴力(DV)が増加しているそうです。いなきゃいないで「ったくも~どこ行ってんだか!」が、いたらいたで「んも~何もしないでゴロゴロばかりして!」になるわけですからどう転んでも火種は尽きませんよね。(笑)

 

 

そこで我が家は家庭内においても『ソーシャル・ディスタンシング』取り入れる事で、家庭内感染も含めて様々な諸問題の予防に率先して対応する日々なのであります。(爆)

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