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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.317 引き際

DRkobayashi1個人的に私はどちらかと言えば汗を多くかくほうでして、夏場の通勤ではクリニックに辿り着くまでにひと汗かいてしまうためにポロシャツで通勤をし、職場に到着後にシャツとネクタイに着替える生活を開院以来送っております。

それが不思議に毎年の事なのですが、自宅から最寄りの駅に歩いていく途中に金木犀の香りが漂い始めると、ポロシャツではなく通常のシャツでの通勤(ネクタイはまだクリニックに到着してからですけど・・・)に切り替えることが可能となるのであります。

そんな金木犀の香りに本格的な秋の訪れを感じられるようになってきておりますが、コラム読者の皆様に於かれましては、夏のお疲れなどで体調を崩されることなく健やかにお過ごしのことと存じます。

遂に衆議院総選挙が決まってしまいました。ボロボロの野党において過日の都議会議員選挙の時のように颯爽と現れた小池軍団。民進党は希望の党に(合流と言っていますけど)吸収されてしまい、あの都知事の顔を見るたびにこれはもう我が国初の女性総理大臣になりたくて仕方がない「自分ファースト」の「野望の党」にしか思えないのは私だけでしょうか?

彼女がいよいよ国政に打って出るとすれば、都政を途中で投げ出した印象を少しでも薄めるために、後任として世間様がそこそこ納得できそうなレベルの女性議員をピシャッと都知事の後釜に指名してからでしょうね。

そしてマスコミはこぞって今回の選挙に“大義”が無いと言いますが、そもそも選挙の大義なんてものは “勝つこと”が全てに決まっているでしょう。負けるために選挙をするアフォ~がどこにおりますか!

野党側(特に民進党)だってつい先日までは森友・加計問題を黄門様の印籠みたいにして「今すぐにでも国民の信を問え!」くらいの勢いだったくせに、今となっては「この状態で選挙をするのはおかしい、おかしい、・・・」の連発で、結局自分が劣勢になった状態で選挙はしたくないだけのお話です。

選挙に勝って議員にならなければ自分の信条の元、お国のためにやりたいことは一切できないわけですからまず勝つことが何はともあれ第一条件なのです。そしてその勝った人が当選後に本当に何をするのかを見極めて選ぶことが有権者の責務なのであります。

自分の選んだ人が「ち・が・う・だ・ろ~~~~!」、「この〇ゲ~~~!」と秘書を絶叫し罵倒する、または妻子あるイケメン弁護士とW不倫関係と報じられてしまう、と予測出来ていた人は殆どいなかったものと思いますが、人を見る目なんてまあその程度と言いますか、実際なかなか難しいものであろうかと思います。前回のコラムではありませんが、その地位になってから豹変する人もいますしね。

そんな中で自民党の前幹事長を務めておられた谷垣さんは政界からの引退を表明されました。様々な大臣を歴任され、次の総理大臣とも噂されていた矢先に趣味のロードバイクに乗車中転倒事故にあわれ、現在も復帰に向けてリハビリ途中との報道をされていました。

実際にお会いしたこともないので、どの程度の後遺症がありどのレベルまで回復されているのか私がここで医学的な見地からのお話することは不可能ですが、ご本人の強い意志でこの決定を下されたのであれば、それはそれである意味この決断は立派なことではないかと思うのであります。

政治家である上で自身としての100%のパフォーマンスを発揮して継続することが出来ない状態にある。であれば国民の税金から給与を貰う身であればこそ、中途半端な状態で執務にあたる事は自分を選んでくれた選挙民に対しても申し訳が立たない。と思われたのだと私は勝手に思い込んでおりますが、であれば国会議員の幕引きとしては拍手喝采ではないでしょうか。

その一方であれだけ人格そのものまでも否定されかねないようなバッシングを受けても、あれだけ臍から下は別の人格という事を白日の下にさらされようとも、中途半端な記者会見を開いて恋々と国会議員のバッジに執着する女性議員もおられるわけで、人生における美しい引き際のあり方というものを改めて考えさせられます。

またアイドルとして一世を風靡し、アムラーなる種族まで発生させた安室奈美恵さんも来年で引退をすると宣言をされました。“アムロス”の出現には「平和ボケ日本もまだまだ健在かぁぁぁ」とあきれたりもしておりますが、確かに40歳を過ぎてあれだけ歌って踊ってのパフォーマンスをステージ上で続けていく事は確かに大変なのではないでしょうか。でもだからと言って、そのイメージを大きく変えて芸能活動を継続することへの抵抗感もご自身にはきっとあるはずです。

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーは74歳でもまだ同じスタンスで頑張っていますけど(73歳で8人目の子供が生まれたそうですからそりゃ~“パパまだまだ頑張んないと!”ではありますが・・・)、還暦を過ぎたイチロー選手がグラウンド上でプレイするところを観たいかと問われたら、それはもうプレーヤーではなく監督やコーチとしてグラウンドに立つ姿を見ることの方が自然ですよね。

国家公務員と地方公務員の定年を65歳に延長するような流れが出来つつありました。そこでこの総選挙ですから一時棚上げ状態となりはしても、おそらくこの少子高齢化の流れからしても遅かれ早かれそうせざるを得ないのではないかと思われます。

そこでお陰様と申しますか、医師免許は運転免許以上に年齢的な縛りがなく(ある意味それも怖いと言えば怖い話ですけど・・・)そもそも更新もありません。勤務医はその所属する組織における定年はありますけど、自分で開業をしている場合は自分が辞めると言わない限り医師であり続けて診療を行う事は可能なのです。

生涯一医師でいられるとすれば、それは理想であり希望でもあります。しかし経験値で補え切れないほどの体力、記銘力、判断力etc.の低下を認めてしまっては、そのような状態で臨床の現場に立つことは患者さんにとっても周囲のスタッフにとっても失礼なことだと思います。

その幕引きの瞬間を自分自身で冷静に落ち着いて、心の底から気持ちよく決断出来るようでありたいと思っております。と、口で言うのは簡単ですが、いざ本当に自分の身に降りかかってきたら、さあ本当に首尾よくそのように上手く事を運べるのかどうか・・・。“人の振り見て我が振り直せ”を常に心掛けながらまだまだ精進致します!

 

 

今のクリニックにおいて私の場合は、『髪を失ったたら同時に職も失う』ことにはなっておりますので(泣)

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