理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.110

け~き回復

急に朝晩は冷え込んで目覚まし時計が鳴っても布団から出るのが辛くなりつつあります。いよいよ今年も残り“47日”となりました!年末の慌ただしさもこれからかと思われますが、コラム読者の皆さま方はお元気にお過ごしですか?

さて先日、一世を風靡した作曲家が詐欺行為で逮捕された事件がございました。しかしこの事件はスポーツ紙や夕方の駅売りの新聞あたりならともかく、果たして一般紙がこぞって朝刊の一面にデカデカと載せるほどの記事だったのでしょうか?

いくら部数が減って売り上げがジリ貧の新聞業界とは言え、いわゆるジャーナリズムとしてのプライドみたいなものは、今の世の中微塵もなくなってしまったのかと思ったのは私だけでしょうか?もっと政治や経済の話で世の中に知らしめるべき報道はあったはずだと思うのですが、筑紫哲也さんのご意見も是非伺ってみたかったですね。合掌。

その経済のお話といえば、麻生お大尽総理の天下のバラマキ政策も、どこまでばらまくのかは結局それぞれの市町村任せに決定。自分たちに都合のいい時だけ「地方分権」なる言葉を操っておりましたが、全くリーダーシップを発揮できておりません。

普段は儲かっているところからより多くの税金をブン取っているのだから、還元するときくらいはせめて平等にしてもらいたいものです。まあそれ以前に、この政策そのものが根本的に問題アリだと思いますけど・・・。

一方政治のお話ではアメリカの次期大統領はオバマ氏に決定しました。全世界を席巻している恐慌をどのように脱却させてくれるのか、まずはお手並み拝見といったところでしょう。対日的には一体どのようなことを突き付けてくるのでしょうか?世界中が心理的にネガティブな方向へ行ってしまっているので、集団心理としては暴動やテロの出現にはかなり注意が必要だと思います。

それと何といっても根強い人種差別はどこの国にも残存しており、特にアメリカで初めてのアフリカ系の大統領というあたりでは、誰もが危惧しているとは思いますが大統領の“暗殺”だけは絶対に起きて欲しくない事件です。何となく嫌〜な予感は以前からしているのですが、こんな予感は確実に外れて欲しいものです。

話は少し変わりますが、11月9日に私も所属しておりますNPO法人アンチエイジングネットワークが主催する「アンチエイジングセミナー」が開催されました。回を重ねること今回で6回目となり、参加される方々のアンチエイジングに対する目も厳しくなっており、各方面からも注目をされるセミナーになってきたようです。数年前から猫も杓子もアンチエイジングをお題目のようにとってつけての営業戦略が跋扈しておりましたが、いよいよ本物だけが残っていけるような状況になってきたと言えるでしょう。

これまでのセミナーでは、どちらかといえば加齢に伴う女性中心の内容が大半を占めておりました。しかし男性だってちゃんと同じように加齢しているのです。相変わらず我が国では“中高年男性”の自殺が非常に多いことなども考慮した上で、男性の心身における様々な問題をテーマにした、真のアンチエイジングとしてのアプローチは必須だと思っております。次回あたりからはもう少し男性にフォーカスを絞ったアンチエイジングセミナーも開催していけたらと思っているところです。どうぞご期待のほど!

 

髪の治療で通院中の大学生が、「今は髪のことよりも就活の方が深刻な悩みです・・・」と訴え出しました。今の世の中、“け”の回復よりも“け〜き”の回復の方が優先されるべき問題なのでしょう。

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