理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.114

年の初めに・・・

さすがにお正月気分も抜けて、すっかり通常モードに入っておられることと思います。コラム読者の皆々様方におかれましては、どのような1年のスタートでございましたか?本年もこのコラム共々どうぞ宜しくお願い致します。今回は「新年早々ちょ〜っと気になったんですけど」シリーズとさせていただきます。

ではその1。年末年始は本当にテレビがつまらないのであります。作る側も昨今の経済状況から、番組制作の予算が厳しくなったこともあったようで、本当に底が浅いと言うか深みのない番組ばかりでした。まあ番組を作る人たちだって年末年始は休みたいでしょうし、それはそれとします。私が非常に気になったのは、番組ではなくCMであります。
まあ、とにかく“パチンコ”関連の宣伝が多すぎる。東京の自宅でもそうでしたが、年明けに少し地方へ行く機会がありまして、地方局でも全く同じ状況でした。テレビでCMをするだけの広告宣伝費を使える業界が目減りしてきたと言うことでしょうが、これではあまりにも酷すぎます。

そういえばJRA(日本中央競馬会)の宣伝も年末から目に付いていましたね。今では公営ギャンブルくらいしかテレビ広告をうてるだけの余裕がなくなっているのでしょうか?以前広告関連の方から聞いたお話ですが、某食品メーカーと某製薬メーカーのテレビCMが多くなると、広告料金が値下がりしている証拠だと言うのです。何故ならばその2社は広告料をかなり厳しく値切ってくることで有名な2社だからだそうです。(笑)

続いてその2。その広告繋がりのお話ですが、雑誌(月刊誌)の厚さが、かな〜り薄くなりました。我がクリニックの待合に常備してある雑誌は、私の独断と偏見で全て選んでいるのですが、年末で既に3誌廃刊になってしまい、残った雑誌もかな〜り薄くなっております。これも明らかに広告の量が減ってしまったからだと言えましょう。
昨年は読売ウィークリー(元の週刊読売)も廃刊になっております。昔ながらの老舗も胡坐をかいてノホホ〜ンとしてはいられないようです。あのトヨタが去年の今頃は史上最高の収益!と鼻息も荒かったのに、同じ年の末には赤字を計上!なんて言い出しております。

アメリカのBIG3がヘロヘロの状態の時に「うちゃ〜儲かとるだがね〜」なんて言っていたら世界中の袋叩きにされてしまうことを恐れてのbluffもかなり入っていて、それでもこの世界経済の流れから余剰人員が出ることはある程度予測できるので、ドサクサに紛れて今のうちに契約を切ってしまえ!があるのではないかと勘ぐってしまうのは私だけか・・・。

最後にその3。お正月と言えば年賀状でございます。今年も多くの方々から頂戴いたしました。そこで皆さんは相手の宛名や住所の管理にPCを活用されていらっしゃるでしょうか?つまり宛名や差出人に関してはプリンターでの印刷が殆どになっているのではないかと思います。

今回の気になったこととは、あまりにもPCに頼りすぎてしまって、住所が変更になっていてもデータを変更入力し忘れて、うっかりそのまま出してしまうケースは決して少なくないとの思いに至りました。まあこれに関しては実は人様のことをどうこう言えないのですが・・・。

実は私は一昨年に引っ越しをしておりまして、年賀状を出す方々にはその時に「引っ越しました!」のご案内も致しました。それでも昨年の年賀状までは新住所への転送がなされていたのですが、さすがに今年は“宛名不在”で差出人へ戻っていたようで、“かなり”タイムラグのある年賀状が“かなり”多かったということです。
正直ここ何年もお会いできずに、年に1回の年賀状だけのご挨拶になってしまうことも決して少なくはありません。であるからこそ、私といたしましては毎年毎年版画を彫ったり刷ったりの悪戦苦闘を年末に夜な夜な繰り広げるのでございます。

今では家庭でも一昔の印刷業者並み(いやそれ以上?)の年賀状作成が簡単にできるようになりましたから、表書きも宛先も宛名も全て印刷で、「はい、おしまい!」の年賀状も決して少なくはありません。しかしそれではあまりにもどこかの業者のDMと変わらないのではないかと私は思ってしまいます。
やはり年の初めに何か一言くらいは直筆で添えるくらいの余裕は持ちたいものですね。

 

んなぁ〜事言ったって、書いているのは年末のクソ忙しいときだって〜の!

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