政権交代しても影響なし

も、も、申し訳ございません！このコラムを開設以来、アップの日時を意図的に遅らせたことは一度たりともなかったのでございますが、今回は政局の動向を見守った上で言いたい事を言わせてもらうこととさせていただき、このような事態となりましたことを先にお詫び申し上げます。

実は投票前にコラムをアップして大々的な予想を立てるのも一興かなと思ったのですが、あまり無責任な内容になっても如何なものかと思いなおしまして、逆に数日後方へずらさせていただきました。ｍ(＿ ＿；)ｍ

それにしても民主党の圧勝でしたね〜。しかしここまでマスコミの予想通りになるとは思いませんでした。選挙前のから各マスコミが民主党３００議席オーバーを大胆に予測しており、これを見た多くの有権者が逆に引いてしまうのではないか、自民党も多少盛り返せるのではないか、とも予想をしていたのですが大きくはずれました。よほど国民が今の自民党には辟易してしまっていた結果なのでしょう。

自民党には“不満”で民主党では“不安”と言われていましたが、まだ不安の中にひょっとしたらあるかもしれない『可能性』に多くの国民が賭けてみた結果ですよね。しかしまあ、この結果に今日本で一番ホッとしている人は鳩山さんでも小沢さんでもなく、『舛添さん』であることはこの私が断言致します。

「全員のものを、最後の１円まで！」と言ってはみたものの、遅々として解決されていない年金問題や、「何としても水際で！」と頑張ってみたものの全くの人と時間と経費の無駄遣いであった新型インフルエンザの件も、これでスッキリお役御免ですから彼は。

私がもし民主党の長妻さんであれば、厚生労働大臣は勘弁してもらって“年金問題担当大臣”で特化してお願いすると思います。そこで鳩山さん如何でしょう、厚生労働大臣だけは経験豊富で本人的にはかなりの実績がおありのような“彼”に留任させてみては？

いや、インフルエンザはこれから大変なことになると思いますよ。これから秋のイベント関係は中止が相次いで、旅行なども減って観光地は閑古鳥が鳴き、デパートなんて益々売り上げが落ちて火の車でしょう。日本経済は大変なことになり、慌てふためく民主党政権に対して、「あ〜今回は下野しておいてよかった」と負け惜しみでニンマリする自民党の古狸たちといった政治情勢になりそうです。

私の究極の妄想は「今年の紅白歌合戦は開催できずに中止になる！」でありましたが、とある方から「紅白は入場料が発生していないから観客なしでもできるのよ」と言われて一瞬で妄想がかき消されてしまいました。それでも通常のコンサートや年末の稼ぎ時のディナーショーなどの芸能関係も大打撃は必至かと思われます。

今回の選挙報道とノリピーのお薬騒動で、マスコミも我が国にこのインフルエンザが入り込む時のような過熱報道は行っておりませんが、この選挙やノリピー事件がなければ現在の感染状況から考えると、そりゃ〜もう大変な騒ぎになっているはずです。「のど元過ぎれば・・・」の国民性も一緒になってか、上陸時のようなマスク姿はあたりを見回しても今のところはそれ程ではありません。

しかし２学期が始まって間もないのに、すでに学級（学校）閉鎖も頻出しております。これから幼稚園や小学校のお受験シーズンに突入するわけですが、これまた大変なことになりそうな予感です。年が明けて中学校以上の入試にも、影響が出る可能性も十分考えられます。

政権与党が民主党であろうが自民党であろうが、ウイルスは全くお構いなしで猛威をふるうことは間違いありません。我が国のすべての機能や環境に支障が生ずる可能性は、今後かなりの覚悟が必要かと思います。あれだけ大騒ぎしておきながら、国内のワクチン製造の対応は皆さんご存じのとおりの情けない状態ですし。

どうにもこうにも八方塞になってしまい、新しい厚生労働大臣が“前任者の不手際によるもの！”と、今回各地で繰り広げられた選挙演説のような相手の『揚げ足取り』に必死になるような見苦しい真似だけは御免被りたいです。自分の身は自分で守ることを考えたら、可能な限り免疫力を落とさない日常生活を心掛けるしかありません。

日々の生活において、栄養バランスのとれた食事、たっぷりの質の良い睡眠、過度にため込まないストレス、身辺における可能な限りの清潔維持、でもこれって結局“髪”のためにも一番大切なことだったりしますよね。

インフルエンザを家庭内に持ち込まないことはもちろん大切ですが、インフルエンザよりも怖いものが既に家庭内に存在する場合は・・・合掌。