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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.101 正常と病気の境

さて、今年も残すところあと半年となりました。以前にも書いたような気がしますが、まさに“光陰矢の如し”と言うように月日の流れは早いものです。皆さん夏休みのご予定などはもうお決まりでしょうか?我が家は“朝顔の観察日記”に明け暮れそうな予感です。

先日埼玉で内科を開業している後輩に久しぶりに会ったのですが、今までそんなこと言う患者さんはいなかったのに、日本の経済はここまで来たかと嘆いておりました。例えばこんなやり取りだそうです。

「コレステロールが高くなっていますからちょっとお薬を使って下げましょうか」と提言したところ「結構です。食事と運動に気をつけて、自分の力で下げますからいりません!それよりもこっちの血圧の薬はジェネリックにしてください」と切り返されたそうです。これが1人や2人の話ではないとのこと。
ガソリンの値上げもいったいどこまで続くのか予想もつかないこともあってか、週末(休日)の高速道路も遠出をする人達がめっきり減ったようで、かなり道路もかなり空いているとの話も聞いております。(こっちは以前から週末は汗水たらして働いておりますが・・・)

「近所のスーパーで全くバターが買えない!」と妻が最近カリカリし始めたり、全国的には相変わらずの偽装食品のオンパレードで、肉(牛)も魚(鰻)もまともな食事すらできなくなりそうな勢いです。土用の丑の日は大変ですね。

殺伐とした傷害事件は後を絶たず、この時期に毎年報告される年間の自殺者の数に、相変わらずマスコミはあ〜だ、こ〜だとはやし立てても、解決策をきちんと講じるところはお目にかかれません。最近の自殺の原因としては“うつ病”と“いじめ”は切っても切り離せないキーワードになっております。

これまた最近の精神科医療の現場に於いて気になる事として、昔で言う“バリバリの”と枕詞がつく(つまり研修医でもあっさり確定診断ができてしまうレベルの)幻覚・妄想状態での統合失調症が受診するケースが減っているように思われるのです。ここが都心のビル診であることを差し引いたとしても、どうもそのように思えるのですが、読者に同業者の方がいらっしゃいましたら如何でしょうか?

この疾患の場合『被害妄想』は非常に良く認める症状ですが、「最近自分の悪口がインターネットに出ている」と訴えられたとしても、いきなり「はぁ〜、それは妄想ですね」とは軽々しく言えない世の中になってしまいました。「みんなが自分の悪口を言っている」との訴えも、“妄想”なのか“いじめ”なのかを正確に調べてからでないと確定診断できない位“いじめ”も日常茶飯事になっています。

このように「症状と現実のはざま」がかなり接近してしまい、食べ物においても「本物と偽物の境界」が限りなく不明瞭にされている世の中で、一体どうすれば安全に、充実した毎日を送ることができるのか?本当に難しい時代になったと思います。

作家の五木寛之氏が最近「鬱になると言う事は、それまでに元気があったから鬱になるのであって、初めから元気のない人は鬱にはならない」、「戦前戦後からバブル崩壊の50年が日本における躁の時代で、今は鬱の時代の50年の中にいるのである」と語っておられます。

ある意味、自分が“鬱病”だから何とか治療をしなくてはならないのではなく、自分が存在している“鬱の世の中”をどう生きていくのかが大変であり、重要な時代なのかもしれません。

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