理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.048

『・・・、やっぱり』

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暦の上では春になりましたが、三寒四温と申します通りまだまだ寒い日も認めております。2月1日のコラムの更新が出来ておりませんで、「ひょっとして小林の身に何か・・・」とご心配をされるような方はいらっしゃらないと思いますが(笑)、新型コロナやインフルエンザに感染したわけでもなく、事故や災害に遭ったわけでもなく至って元気でございます。

「院長の部屋」から遡ってのこの拙コラムではございますが、延べで442回目を数えております。1日と15日の月に2回更新としてからは、年末年始や夏休みなどの長期の休みが入ったこと以外で更新をさぼったことはございませんでした。それがここにきて正直のところ昨年還暦を迎えて以降、どうも筆が進みにくくなっており・・・、やっぱり寄る年波には勝てなくなるのかと。

先日のトルコでの大震災は死亡者の規模で言えば、東日本大震災を超えるような大災害になってしまったようです。1日でも早い復興と1人でも多くの人の救済が出来ることを祈るばかりです。とはいえあの辺りは決して地震が少ないとは言えない場所なのでしょうけど、果たしてそのような大地震に対する耐震や免震の建築基準がどれほどのものだったか?あの建物の崩れ方を見ると・・・、やっぱりウクライナとロシアの戦争の仲介なんてしている場合ではなかったのでは。

そんなトルコが本当に大変な事態に陥っているのにもかかわらず、本来であれば世界中をあげて支援に行かなければいけないと思うのですが、そんな最中でもウクライナにミサイル攻撃を打ち続けているロシアのプーチンという人は一体何を考えているのでしょうか?とにかく自分(の国)さえよければウクライナの民間人がどれだけ被害に遭おうが、トルコで被災した人達がどれだけ増えようが、そんなことは全く構わないという思考の人なのでしょう。「ここはひとまずお互い停戦をしてみんなでトルコを支援しよう!!」なんて・・・、やっぱりプーチンの心根では不可能なことなのでしょう。

東京湾にやってきたザトウクジラの江戸<エド>ちゃん(と私が勝手に命名いたしました)に、羽田空港付近の川岸にやってきたトドの羽<ハネ>ちゃん(と私が勝手に命名いたしました)はその後全く報道をされなくなりましたが、どちらも大海原へ戻って仲間たちと一緒の生活に無事戻れたのでしょうか?そうであって欲しいと願ってはおりますが・・・、やっぱりここまで離れてしまうと厳しいことでしょうか。

それにしても全国のあちこちで発生していた強盗殺人事件が、ウソかマコトかフィリピンの入管施設から日本に向けて指示が出ていたという想像を絶するようなお話でマスコミは賑わっております。フィリピンで告訴されていると日本に強制送還されないという裏技的な方法で入管施設に居座っていたようです。それもお金を払ってわざと告訴をさせていたとのことですから、であれば逆にお金で告訴を取り下げさせることも可能なはずなので、一刻も早くそうすればよかったのにと・・・、やっぱりさすがにそれは真正面からの正攻法では無理ですよね。

マルコス大統領も自分が乗って来る専用機に容疑者全員を同乗させて、「名刺代わりのほんの手土産です」と言って日本に引き渡せば、福岡あたりでは「こりゃ~しゃれとんしゃ~」と拍手喝さいを浴びることは出来たのかもしれません(無理です)。それにしてもマルコス大統領の父上は元大統領のマルコス氏で、母上はあのイメルダ夫人だそうでございます。そこでお名前は『ボンボン・マルコス』さんだそうで・・・、やっぱり我が国で言うボンボンのお育ちなのでしょうね。

そのボンボン大統領をお出迎えになる岸田首相ですが、右腕のスピーチライター秘書官がオフレコ発言を表に出されて更迭せねばならなくなり、御子息の“ぼんぼん”秘書官も色々と国会で叩かれております。政治活動報告用の写真を撮りに行ったとか、お留守番の内閣の人達に土産物を買いに出かけたとか、そんなことで国会の限られた大切な審議の時間に、その話題を出すことが国民のためになると真剣に野党の人達は思っていたのだとしたら・・・、やっぱり政権なんて取り戻せない間抜けとしか思えません。

そんなくだらない質疑に対応せざるを得ない岸田首相も「写真を撮ったり土産物を買いに行ったりするようなくだらない仕事を、同行した優秀な官僚や他の政治家にさせるわけにはいかず、うちの“ぼんぼん”秘書官にはそれくらいの仕事が丁度いいので、そのようにさせたのだとご了解ください」とサラッとかわしておけば・・・、やっぱり炎上して支持率はさらに低下ですかね。

新型コロナの取り扱いをやっと2類から5類に変更するそうでございます。しかしそれが5月8日のGW明けからと全く訳の分からんことを岸田さんは言っております。新年度以降にしないと何某かの予算がつかないのか、GWに日本国中で人が動きまくっても感染者数が増えないことを確認しないとダメなのか、相手は生き物でありいつどこでどう変異するかわからないのに、そんな数ヵ月先にならないと変更できないなんて・・・、やっぱりG7サミットまではとにかく変な波風を立たせたくないだけなのか。

2月11日に有効期限を迎えるモデルナの従来株型対応ワクチン約6400万回分が破棄されるとのことです。そして1億5000万回分で購入契約をしたノババックス製のワクチンのうち1億4176万回分の供給を受けずに、ノババックス社とのキャンセルに合意したそうです。なぜ?何を根拠に?824万回分を残したのか理由を厚労省に聞いてみたいところですし、当然莫大なキャンセル料を請求されているに違いありません。民間会社でこんなとんでもない損失の後始末や、全く先が読めていない契約をしていたら、担当者は良くて左遷、最悪解雇レベルの大損害だと思います。もしこれを契約したのは河野さんが厚労大臣の時で、どうしてこんな無駄な発注をしたのかを問うても・・・、やっぱり今となっては「所管外」とだけ言って何も答えないのでしょうね~~~。

只今アメリカで問題になっている、中国から飛ばされてきたであろう怪しい気球の件も、数年前には我が国で同じようなことが起こっており、その時の防衛大臣だった河野さんは「この気球はまた戻ってくる可能性はないのか?」と記者から質問された時に「気球に聞いてくれ」と全くの他人ごとで、「我が国の安全保障に影響はない」とも言い切りました。この言いきれた根拠を問われても・・・、やっぱり「所管外」としか答えないつもりなのでしょうか?

 

 

今年のバレンタインは世の中的に『義理チョコ不要論』がかなりの割合になっていたようです。職場では義理どころか、スタッフ一同での“義務”チョコみたいな扱いになってきておりましたが、このコロナ禍でテレワークが増えて出社しなくなった3年で、その義理も徐々に廃れてきているのかと思います。今年は私も家族からもらった物が、一番豪華なチョコレートという結果に終わってしまいましたぁぁぁ。それが一番平和で幸せなのですけどね!!

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