理事長の呟き
〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜
Vol.64
今年もいよいよ残り僅かとなってしまいました。2023年はコラム読者の皆様にとってどのような年となられましたでしょうか?良い事、悪い事、楽しい事、悲しい事、びっくりするような事、おそらく色々な出来事があったのではないかと思います。
今年の初めの頃のコラムで九星気学の占いの事を書きました(Vol.47)。私の生まれである“二黒土星”は今年からここ数年の大凶の状態から手のひらを返したような絶好調の波が押し寄せると言われましたが、この1年を振り返ってみても相変わらずホールインワンは達成できず、宝くじにも当たらず住宅ローンは残ったまま、それ以外にも皆様にご報告できるようなハッピーな出来事はございませんでした。
それでもまあとんでもない最悪な不幸にも出会わなかったという事で、それはそれでよしとすることにして来年に期待いたしましょう。そこで来る2024年は一体どうなるのか今現時点で気になる部分をかいつまんでみたいと思います。
大谷君に引き続き山本君もドジャースへ入団が決まったようで、来年は日本のプロ野球よりもMLBを観覧する機会の方が多くなりそうです。山本君は出来る事なら「大谷さんから三振を取るためにこの球団を選びました」と言ってドジャース以外の球団を選択した方がアメリカ的には受けが良かったのではないかと思ったりもしますが、どうも通訳は大谷君専属の一平氏が『二刀流』をしてくれるのでは無く、別の通訳を探す必要があるとの事です。一体どのような人が決まるのか、これもまた一平氏と常に比較されてやりにくいでしょうけど・・・。
年の瀬も迫って年末年始も休みなしの働き方改革全く無視で働く気でいる検察のようです。皆さんご存じの安倍派のパー券キックバックの件です。岸田首相としては自分の目の上のたんこぶのような存在の最大派閥が解体してくれれば、今後は色々なことがやりやすくなるのかもしれません。ところが自分が属する自民党までも解体してしまっては元も子もありませんが大丈夫でしょうか。今後このようなことが起こらないような法改正を求めたところで、「泥棒の集団に泥棒を捕まえるキチンとした法律を作れ」といっても作れるわけがありませんから期待薄であります。年明けの国会前に一体どのような逮捕者が出るのか出ないのか、気になるところではあります。
寒くなるとやはり誰もが不必要に外に出たくなくなるのは古今東西皆さん同じなのでしょう、ウクライナとロシアの戦いも冬場になってやや膠着状態が続いているのでしょうか?それとも正確な報道がなされていないのでしょうか?それにしてもすっかりイスラエルに紛争問題の主役を奪われ、バイデン大統領がイスラエルにばかり尻尾を振って親身になってくれなくなったゼレンスキー大統領です。これから本当にクリミア半島を奪い返すことが出来るのか、はたまた突然プーチン大統領が巻き返しを図ってくるのか、まだまだ目は離せません。イスラエルだって今後どこに落としどころを見つけて決着をつけることが出来るのか、それとも他のイスラム教の国までも巻き込んでもっと大きな紛争になってしまうのか、今後一体どのような状況で平和が訪れるのか想像もつきません。
このコラムを書いている時はまだ今年の紅白歌合戦がどうなるのかわかりませんが、今日の地点ではまたお得意の直前目玉商品的な特別出演の発表があったようです。今日(12月29日)を含めてあと3日で、何か世間様をアッと驚かせるような出演者が更に発表されるのか?とにかくSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)さんのタレントなしで一体どのように乗り切ろうとしているのか大晦日がある意味楽しみになってしまいました。
一方でSMILE-UP(旧ジャニーズ事務所)さんは、既に(やっと?)115人に補償金をお支払いになったそうですが、被害を申告してきているのは907人だそうです。そのうちの163人に補償内容の通知を行ったとの事ですが、一体どのような形でいつになったら幕引きしたと宣言できるものなのかこれまた来年に持ち越しのようです。
そんな感じでそれ以外にも2024年に問題解決を持ち越すことは沢山ございますが、少なくとも来年は今年よりも良い年だったと皆が思えるような年になって欲しいと願うばかりであります。
異常気象の影響は年末まで続いており、過去にないような寒暖差の大きい年の瀬となりましたが、コラム読者の皆様におかれましては体調を崩されることの無いようくれぐれも御自愛頂き、どうぞ良い年をお迎えください。そしてこの拙コラムも(一体いつまで続けられるかわかりませんが)引き続きまして何卒ご愛読の程宜しくお願い申し上げます。
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