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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.031 睡眠障害

夏だから仕方が無いとは言え、寝苦しい夜が続いております。皆さん睡眠は十分にお取りになっていらっしゃいますでしょうか?

仕事柄「睡眠障害」にお悩みで受診をされる方は非常に多いのですが、「やはり人間は喰って、寝て、出して、がきちんとしていないと、心身共に好調を維持できなくなりますね」と日頃から患者さんとお話をしています。これは何があろうとも人間が生きながらえていく上での基本中の基本です。「寝る」に関しては、私なんて床に就いたらアッと言う間に寝息をたてていた男でございましたが、ここ最近になって若干の入眠困難を呈してしまう日が出現しております。これも寄る年波って奴でしょうか?どうもアンチエイジングは実践できていないようです。

私の事はさておき、睡眠障害と申しましても色々なパターンがあります。「とにかく寝つきが悪くてね〜、でも寝てさえしまえば朝まで大丈夫なんだけど・・・」という『入眠障害』型。「寝るには寝るんだけどな〜、途中で何度も目が覚めて・・・」という『中途覚醒』型。「もう少しゆっくり眠っていたいのにさ〜、朝早く目が覚めてそれから眠れない・・・」という『早朝覚醒』型などに分類可能です。

当然その人の状況に応じて睡眠薬を選択するのですが、実際臨床の現場でも睡眠薬に対しての不信感と言いますか、不安感を持っていらっしゃる方はまだまだ多いように思います。どうしても一昔前の小説ではありませんが、自殺に使ってしまうイメージからか“危険な薬”と思われていたり、使い始めると
“癖”になって“段々効かなくなって”しまい、次第に“量が増えて”しまうと思われていたりもするようです。確かに小説やドラマの自殺などに登場していた時代の睡眠薬は『バルビツール系』と呼ばれるタイプの薬で、これは確かに服用量に比して効果も強くなります。過度な量では呼吸停止を起こすもので、自殺も可能ですし長期に亘ると、耐性と言って効きが悪くなるため用量も増え、身体的な依存(これを呈する薬は以前にもお話しましたが、モルヒネとアルコールとこれの3種類だけです!)も形成する、ある意味危険なお薬と言えましょう。しかし現在の臨床ではこの薬が外来レベルで処方されることは殆どありません。

現在多くの方々に処方されている睡眠薬は『ベンゾジアゼピン系』と呼ばれているものが殆どです。これらのタイプは脳の中で作用する部位が限局され、用量に比例し続けて効果が出現するものではありません。例えばイスとりゲームをしているとしましょう。イスが5脚と決まった所に10人来ても100人来ても座れる人は5人までである事と同じと考えてください。ですから睡眠薬そのものが原因で死亡する確率はバルビツール系に比べて著しく低くなります。こちらは身体的な依存も形成されません。ですから「こちとら一杯(ですむはずが無い)引っ掛けないと眠れねぇ〜んでぃっ!」のオヤジさんより睡眠薬で眠る方が安価で健康的な睡眠を確保できるわけですね。あとは先述の睡眠障害のタイプに応じて、薬効(睡眠効果が持続する時間)の長短を考慮し、患者さんに最適な処方を決定していきます。

内服に関しての重要なポイントは、必ず就寝「直前」に服用すること!よくあるケースなのですが、「眠くなるまで(薬が効き始めるまで)起きていて、それまで何かをしていましょう」と、本を読んだり、テレビを観たり、etc.
と何かをしながら薬が効くのを待つ患者さんがいらっしゃいます。すると逆に目が冴えてしまって「先生の薬はちっとも効かない」とお叱りを受ける破目に陥ってしまうのですが、それは服薬方法に問題があるのです。多くの内服薬は服用後に胃で溶けて、腸で吸収されて、それから標的臓器(睡眠薬なら脳ですね)で効果を発揮するので、確かに飲んで瞬く間に効果が出現する事は不可能です。しかし睡眠薬の多くは抗不安作用も持ち合わせており、眠くなる前に何かをしていると、逆に気分がいわゆる“ハイ”な状態となって眠れなくなるのです。はい。

今回は純粋に眠れない症状に関してのお話をいたしました。次回は眠っている間に呼吸が止まってしまうこわ〜〜〜いのお話をいたしましょう。

 

えっ、私のは“止まって”いるんじゃなく、“止められて”いるんですって!

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