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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.090 メンタルって体のどこでしょう

15日ともなればお正月気分も抜けて、読者の皆様もすっかり普段の生活モードになられたと思いますが如何でしょうか?今年は4日を休むと年末年始でかなりの長期休暇が取れた方々も多いようです。その影響もあってエンジン全開まであと一歩の方もいらっしゃいますか?

私は日々の通勤に電車を利用しているのですが、駅のホームには必ずと言っていいほどの広告看板が溢れかえっています。特徴としてはその駅周辺にある医院やクリニックの看板がかなりの割合を占めるのですが、最近の傾向として
“メンタルクリニック”の看板がどうも目に付くのであります。各駅に1つはあるような印象です。

ではメンタルクリニックとは何科を標榜するのかと言えば、以前このコラムでも書きました(Vol.16)ようにどうしても心療内科が多いのですが、今回はその心療内科のことではなく、医院の名前として『メンタル』という言葉を使うか使わないかのお話です。

10年近く前の話になりますが、私の同期入局の先生が大学を離れて開業をするにあたり、その『メンタル』を使うか使わないかで迷っていました。結局彼は使わなかったのですが、一番の理由としては、患者さんが診断書を希望してきた時にクリニックの名前に『メンタル』があると、「疾患が会社側に限定されてしまうので困る」と患者さんが訴えて、それが来院患者数に影響するからという理由でした。

確かに今から10年前は “うつ病”で休職なんて言ったら、二度とまともな復職は望めないような雰囲気もかなりあった(今でも怪しい職場はあるかと思いますけど・・・)ように思います。ですから診断書には当たり障りのない病名を書いてもクリニックが『メンタル』ではだめだと言うのです。

それと当時の掟として「カツラ屋と精神科は1階では経営できない!」もありました。つまり“入るところを他人に(知人に)見られては非常にマズイから”が理由です。ですから我々のクリニックなんて地下にでも潜伏する必要(髪もメンタルも両方やっていますから)がありそうですが、何とか今のところ地上14階で診療を継続中でございます。

ただし先述の彼はそのタブーに果敢に挑戦し、大きな道路に面した1階にクリニックを開業しましたが、今では1日の外来患者さんは100人!を超える日も普通にあり、昨年立派な新居をお建てになられました。世の中変われば変わるものですね。

これだけメンタルクリニックが雨後の筍のように出没しているという事は、世間的にも精神科(まだ心療内科どまりか?)のドアは随分とノックしやすくなったと言えるのでしょうか?嘘か本当かアメリカのトップには、顧問弁護士とお抱えの会計士と精神科の主治医の3点セットが揃っていないとダメなのだそうです。我が国では最初の二つまでは該当しても、三番目の扱いは未だに逆に足を引っ張る側に位置しそうですが・・・。

とは言え、我が国における昨今の厳しい医療情勢の中、経営不振で閉院を余儀なくされるメンタルクリニックも当然増えているようです。何においても生存競争は存在すると言うことです。これをただ単に「勝ち組vs.
負け組」と分別する風潮は如何なものかとも思いますが、正直に申しましてボランティアでは女房子供を食わせてはいけません。

これも以前書きましたが、メンタルを司る臓器といえば100%脳ですから、脳の機能を調整・改善できたら精神疾患は全て完治するか?答えは否であり、日常の臨床ではその脳に様々な影響を及ぼす、その人を取り巻く“環境”の調整が必要な場合がほとんどです。ここの部分の治療は、向精神薬だけでは、もっと極論を言えば“科学としての医療”ではどうすることもできないところなのであります。

我々精神科医はむしろそういった部分を取り扱う事が臨床の多くを占めるため、数ある診療科の中でも「精神科ほど医者としての向き不向きが明確に出る科」も無いのではないかと思う今日この頃です。ただし!それをジャッジするのは最終的に医者自身ではなく、日々相対する多くの患者さん達ですから、閉院を余儀なくされるクリニックの出現も当たり前といえば当たり前でしょう。

私自身といたしましては、もう少しはこのコラムを続けることができたらと願っておりますので、それが実現できるようにするためにも、日々精進しつつ精神科医としての適切な医療を継続・・・、イエイエ“向上”させていかねばならないわけですね。

よっしゃ!今年ももうひと踏ん張りしてみますか!

 

そんな偉そうなこと言っても、“自分自身の環境調整”には相変らず四苦八苦の1年になりそうな予感はもうすでに・・・(泣)

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