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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.119 地域医療崩壊

例年よりも早く開花した桜も3月末に急な冷え込みもあったりして、見ごろの予想も非常に難しくなっているようです。年度も変わって多くの方々にも生活環境に変化がみられる時季ですが、コラム読者の皆様は新年度を如何お過ごしでしょうか?

人によっては気分も新たに希望や爽快感に満ち溢れて4月を迎えられる方、一方で予期せぬ人事異動などに意気消沈して抑うつ感で4月を迎えられる方、全く悲喜交々の春といったところでしょう。

年度が変わる時は往々にして色々な制度も変わる時でもあります。医療制度などもその最たるものでありますが、とにかく何とかしないと地方の医療が益々崩壊してしまうのが、『医師臨床研修医制度』であろうかと思います。

そもそも医学部を含めて「大学」の人事は最終的には“文科省”が牛耳っていたわけですが、今回は研修『医』の人事と言うことで“厚労省”がチャチャを入れたことが事の発端ではないのでしょうか?相変わらずの縦割り行政で、横の連携もきちんとなされないことも、こんなことになってしまった原因の一つのように推察する次第です。

よく昔から大学の医局人事制度は「芸者の置屋」と同じであると言われたものです。それ自体(置屋制度)が良い悪いについての話は今回ちょっと別として、逆にこの置屋が無くなったら今の京都の芸子さんや舞妓さん達は生き残れたでしょうか?京都のしきたりは守れたのでしょうか?

ある意味特殊なシステムでここまで出来上がったものを、きちんと後先のことを検証できていない状態で(厚労省のキャリアさん達は「した!」と言うのでしょうが・・・)改革の名の下に施行した結果がこの有様です。

ひょっとして今回の医師臨床研修医制度を開始することを決めたお偉い方々は、今の若い医者も卒後に研修でどこへ飛び散ろうと、博士号を教授から頂戴するため、結婚披露宴で教授にお仲人をお願いするために、2年後に大学へ戻ってきちんと滅私奉公すると思っていたとしたら全く御目出度い人たちです。今どきの若い医者達は絶対に戻ってくるわけはありません。

少し前になりますけど、某大学の医学部教授が博士号を出すことに対しての謝礼を受け取っていたとマスコミが騒いでいました。こんなこと全ての医学部では大昔から殆ど当り前の“慣例行事”なのです。今回矢面に立たされた教授はよほど運がなかったのか、日頃の行いがよほど悪かったのか、としか言いようがありません。

自分自身に関わる何かの事柄に対して、お骨折りをしていただいた方にお礼をすることは決して間違った行為だと私は思いません。ただそのお礼の仕方は人それぞれでしょうから、一律にん〜(十?)万円とか決めてかかられては如何かとは思います。またそれが将来に及んで医局人事にまで影響するなどといったお話ではまずいでしょうけど・・・。

まあ、ある程度は“郷に入っては郷に従え”を認めておかないと、何でもかんでも杓子定規通りでは世の中うまくいかなくなることは、少なからず存在するのではないでしょうか?

話が少しそれてしまいましたが、地方の医師不足解消のお話ですよね。既にパンドラの箱を開けてしまったようなものですから、研修はもう仕方がありません。好きなところで思う存分2年間やりなさいと。

でもその代りに研修後に自分の専門を決めてからは、“自分の卒業した大学”に籍を置いて何年間かはその専門科の研修を義務付ける。そうすれば地元の大学病院に人は戻ってきて、そこからはある程度は医局人事において関連病院での勤務も委ねられるため地方の医者不足は必ず改善するはずです。

ただしこのケースでは大学院への進学の問題は一考の必要はありますし、憲法でいう「職業選択の自由」に抵触するのかもしれませんが、思い切ってそれぐらいの事をしないと現在の我が国における医療の地域格差は埋められません。

アメリカでは専門医になるために、卒業後もかなりの長期にわたるトレーニングが義務付けられており、我が国も専門医の認定をいわゆる各科の“学会任せ”にするのでなく、このようなところにこそ厚労省は心血を注いでほしいものであります。

 

ちなみに私が取得しております「精神保健指定医」は学会認定ではなく、ちゃんとお上から頂戴しているものです。何故か“精神科”にはこんなシステムが存在するのでございます。

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