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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.181

今年のコラムもいよいよこれが最後となってしまいました。色々あっても1年は本当に早いものです。寒さも厳しくなってきておりますが、読者の皆様方はお元気に年の瀬をお過ごしのことと存じます。

3月の震災から既に9ヶ月が経っておりますが、まだまだ復興には至らないところも沢山残っております。1日も早い完全復興を心からお祈りするばかりです。そんな中で先日NHKの番組で気仙沼の牡蠣の養殖の復興を扱ったものを観る機会がありました。

ほぼ壊滅に近いような状態から、逆に通常よりも早い成長を経てこの冬に出荷できるところまで回復させるという、人と自然の力の合わせ技には感慨深いものがありました。この番組で取り上げられていた牡蠣養殖の名人と称される方は、立派な牡蠣を育てるために随分前から植林を行っておられるのです。

山から海に流れ込む水の中には牡蠣を育てる栄養分が必要なのだそうです。そのためには沢山の広葉樹がたっぷりと葉を落として、しっかりとした腐葉土になる事が牡蠣養殖の生命線になるとのことでした。

私は髪の治療をするときに抜け毛ばかり気にして頭皮や全身の状態をチェックしない人に対してよく”木を見て森を見ず”と説明する事がありますが、このケースは”牡蠣を見て森を見ず” ではダメだという事ですね(笑)

さて恒例の今年を表す漢字が京都の清水寺で先日発表になり「絆」と発表されました。やはり3月の震災以来バラバラになってしまった家族や親類や友人、崩壊した職場や学び舎など人と人の繋がりの大切さをより一層強く感じさせられた年と言えたからではないでしょうか。

先述のように森と海の”絆”がしっかりと確立して、初めて立派な美味しい牡蠣が育まれるわけですから、大切ですよ、やっぱり”絆”は。

そんなこんなで私自身今年を振り返ってみて、まあ色々な事はありましたが、ここでワールドカップについて一言。今年のワールドカップと言えば殆どの人が「なでしこジャパン」を連想されると思いますが、私はと言いますと大方の予想通り(?)すっかり盛り上がりに欠けてしまったラグビーの方です。

残念ながら今回も1勝もできなかった日本代表ですが、私自身ラグビーの経験は高校の体育の授業でさせられた程度ですからもっぱら観戦する側の人です。そのラグビー選手たちのチームプレイとは「One for All, All for One」と言われております。

これを訳しますと「1人は皆のために、皆は1人のために」と言う事になっておりまして、これこそがまさに”絆”であり、何か今年の日本を振り返ると自分的にはこのフレーズが何となくしっくりくるように思える年の瀬でありました。

ラグビーは御存知の通り前へ前へとボールを進めていく球技ですが、ルールとして自分よりも必ず後ろにボール投げなくてはなりません。よってボールが自分の手から離れる時は必ず進行的にはロスを強いられるわけですから、可能な限り次に手渡される選手が少しでも前に進みやすい状況を作る必要があります。

ただ唯一蹴って前に進む事は許されているのですが、これまた御存知の通りラグビーボールは落ちた後にどちらに転がって行くかは100%予測不可能な楕円形です。随分前に進んで、「おっしゃ〜挽回できた〜」と思いきや、目の前でバウンドしたボールが相手側に転がってしかもそれを拾われそのまま逆転のトライ!何てことも起こりうるスポーツなのです。

今現代において医療でもなんでもそうですが、前に進む事はもちろん当たり前で、ボールの落下地点に誰よりもいち早く到着する時代ではなく、その落ちたボールの転がって行く先まで予測できなければ生き残れないような世の中になっているのではないでしょうか。

ボールの転がる先をどこぞの独占企業のトップよろしく、全て「想定外」で片付けるようでは正直ダメな時代です。そりゃ〜転がって行く先には運不運も多少はあるでしょうが、「運も実力のうち!」と言います。そんな先の先を見据えてのアンチエイジング医療に邁進出来るような2012年を目指したいと思っております。

この1年当コラムにお付き合い頂き誠にありがとうございました。そしてどうぞ皆様も良い年をお迎えください。

 

“家庭内のラグビーボール”こればっかりはどんな絆があろうとも、来年もどっちに転がるか予測は立ちませ〜〜〜ん(泣)

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