理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.62

『2023年霜月et cetera』

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ちょっと前まではTシャツ1枚で外を徘徊出来ていたのに、突然木枯らし1号が吹きつけてしまうような急激な気温差に、体調管理が大変な今年の霜月も残り10日となってしまいました。年末に向けましてそんな不順な天候の中、コラム読者の皆様方に於かれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか?

ここのところこの拙コラムも更新日に遅れが生じるようになり、筆者といたしましても大変心苦しさを感じてはいるのですが、「おっ、これはネタになりそうだな、ふむふむ・・・」と構想を練っていると、すぐにまた次の新しいネタが登場してしまうため、さてどのネタを話の中心にしようと思い悩むうちに、日にちだけが過ぎ去ってこのような結果となっております。

そこで今回は“エトセトラ(et cetera)”と題しまして、ここ最近の様々な話題に全く脈略もなく好き勝手な突っ込みを入れてお話を進めさせて頂きます。始まり始まり~~~。

今年の紅白歌合戦の出場者が発表されて、NHKさんは宣言通り元J事務所のメンバーを一切排除してしまいました。昨年まではあれだけ忖度しまくっていたのに、ここまで見事な手のひら返しはアッパレとしか言いようがありません。そしてそこで次に忖度したのがアミューズさんであることが露骨なのもなんだかな~~~でございます。だって昨年まではまとまりのない司会者として出演していた大泉洋氏が、2023年を代表する『歌手』として出演するわけですから全く意味がわかりません。今年彼の歌を聴いて感動した人が我が国にどれだけいらっしゃるのか彼を選考されたNHKさんに聞いてみたいところです。それにまた今回も直前に特別枠とか言い出して後出しジャンケン的な出演者を募る事でしょう。今年鬼籍に入られたメンバーを偲んで、残っている人でアリスやYMOなんてやりたそうな気はします。

次にここへきての宝塚問題でございますが、これは第2のジャニーズ問題のようになって行く臭いがプンプンとして来ました。あのへたくそな記者会見を見て、まさか元ジャニーズさんと同じコンサルタント事務所を使っているのかと思ったほどです。そしてこれから改めて現役の全ての人に聞き取り調査をしたところで、どっぷり信仰にはまっている某新興宗教の信者さんに、教団のアラを言ってくださいと尋ねるようなものですからまあ全貌はつかめませんよね。今回のジャニーズ問題のように『元所属していた人達』が勇気をもって声を上げだしたらそりゃ~もう大変なことになることは必至でしょう。ここの職場も“いの一番”に働き方改革が必要なところなのでしょうね。

その働き方改革でやり玉に挙がっているのが大学病院であります。大学病院で働く医者は本当に色々なことをしなくてはならず、これを本当に週2日休みの1日8時間勤務を基本でやってくれと言われたら、まず体がいくつあっても足らないという事になるでしょう。皆さんはあまり御存知ではないかもしれませんが、大学病院とは〇▲大学医学部附属病院となるわけで、色々な科のトップである教授は『大学の職員』で給与は基本的に大学から出ています。そしてそれ以下の准教授、講師、(私が所属していた時はその下に研究医という職務がありまして)そこまでが大学からの給与で働いて、それ以下の職務の医者は病院に所属して病院から給与が出ておりました。そして大学病院とは診療だけが仕事ではなく、研究や教育もしていく必要がある職場なのです。つまり教授は大学職員なので研究と教育のみしていれば良いのではなく、当然病院では診療も行わなくてはなりません。さあこうなるとどこからいくら給料をもらえばいいんだ?そうすると今はどこに帰属して働いていることになるんだ?と本当にややこしい話になってしまい一般企業のような働き方改革で話が終わるかと言えばそんなわけにはいかない職場なのでございます。そこで地方の大学病院で働きたいという若い医者(研修医)は最近どんどん減っており、まさに危機的な人手不足が起こっております。当然人手が減って職場環境が良くなるわけはなく、益々悪化してしまうという負のスパイラルに陥っておるのです。

続きましてはウクライナとロシアの報道を完全に袖の下にしてしまったイスラエルですが、あのプーチン率いるロシア軍でもあれだけ派手に露骨に病院や学校を責め立てるようなことはしませんでした。それによりICUに入院中の何の罪もない患者さんが大勢亡くなってしまったり、生まれたばかりの新生児が死んでしまったり、そんな筆舌に尽くし難い状態でも世間はロシアほどイスラエルを猛烈にバッシングすることはありません。バイデンさんも次の大統領選を考えると、自国の移民の人達からの票が欲しいわけで、露骨に一方的にイスラエルの肩をもつことも出来なくなっています。アメリカはそのような事情があるとしても、その他の国々でイスラエルを非難出来ないのは世界の金融界の主軸をユダヤが牛耳っているからなのでしょうか?

そして過日電撃的に結婚宣言をしたかと思えば、3ヵ月ちょっとでこれまたいきなり離婚宣言をされた羽生結弦氏でございます。なんでも結婚相手側への誹謗中傷やら、過剰な取材攻勢やら、ストーカー的な人たちの出現やら、日頃よりまともに外出もできないような生活に相手側がギブアップしてしまったのか、お互いが穏やかな(彼は独身時代からあまり穏やかには過ごせていなかったのではないかと思いますが・・・)生活を営むためにはもう離婚するしかないという決断をされたようです。お姑さんとの折り合いが悪くどうしても羽生家の家族にはなれないという理由で離婚するよりは、世間様からの同情は得られそうですけど、それにしても彼の奥さんになるからには、並外れた覚悟と決意がないと出来ないとは思いますけどね。まあそれを遥かに上回るほどの誹謗中傷や野次馬報道体制のストレスであったのでしょうか・・・。それが理由で本当に離婚しなくてはならないとすれば嫌な世の中になったものです。

まあそうなるとMLBで史上初の満票で2度目のMVPとなった大谷君の奥さんなんて一体どんなことになってしまうのでしょうか?そんなタフな女性は見つからないと諦めてのワンコの登場だったのではないとは思いますが(笑)。なんでも我が国には100頭位しか登録されていない『コーイケルホンディエ』というオランダ原産の(一時は絶滅寸前で世界に5頭しかいなくなってしまった時もあった)犬種のようです。これから我が国では爆発的に人気が出てしまい、ブリーダーさんはもう盆と暮れが一度に来たような、てんてこまいな状態になることは必至でしょう。それにしても我が国の2万校の小学校に6万個のグローブ寄付(各校3個でそのうち1個は左用という気配り!!)は野球商品市場では新興勢力と言っていいニューバランス社としては、これ以上の宣伝効果はないといっても過言ではありません。費用は同社が全部被ってもおつりがくる企画でしたよね~~~。

最後に既に支持率で言うと首の皮一枚状態の岸田さんですが、何とか年は越せるかもしれませんが、今年の大晦日に首相官邸で親族揃って宴会なんて出来ない(いや、これが最後と思えばやるか?)でしょうね。致命的な大チョンボをしでかしたわけでもないのに、新しい政策を国民のためにと思って出せば出すほど支持率がドンドン落ちていく総理大臣なんて、ここ最近の歴代ではそんな総理ちょっと記憶にございません。今年の流行語大賞にノミネートすらされなかった『増税メガネ』という言葉ですが、一般人の呟きが独り歩きして拡散したようです。それにしても今後何かの間違いでもう一度組閣をする機会があるのであれば、次回の閣僚の身体検査は是非とも週刊文春さんに外部委託を丸投げされることをおススメ致しますが如何でしょうか?

 

 

今年も残りあと1ヵ月と少しです。さあその間に一体何が起こるのでしょうかぁぁぁ!!

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