理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.018

『震度5強、再び』

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先日診察を終えた患者さんからいきなり「それでは先生良いお年を!!」と言われてびっくりしました。でもその患者さんは4ヵ月に1回のペースで通院される方で、言われてみれば次回の来院は明らかに来年になってしまいます。鬼が笑うかどうかわかりませんが来年はもうそこまで来ているわけです・・・。

このコラムにも過去に登場しております、1年365日24時間休みなく働く、我が家で一番の働き者の「空気清浄機(除湿機能&加湿機能付き)」が毎年春と秋の短期間だけ空気清浄機能のみで稼働する期間があるのですが、今年は10月のこの時季になっても除湿機能が止まりません。このままだと程よい湿度の季節はほとんど無いまま、あっという間にウイルス感染要注意の加湿機能期間へ変わってしまうのでしょうか。

某市長にかじられてしまった金メダルは、新品の物と交換ができて無事に本人に渡されたそうですが、てっきり交換費用は当事者の市長が自腹で支払って、その代わりにかじった金メダルはもらえるのなら、これひょっとしてかじり得かも・・・、と思っておりましたら費用は国際オリンピック委員会が負担するそうです。そんなに簡単に金メダルをゲットすることはやはり出来ないようですな(苦笑)。

先日より現役の財務次官の私的な投稿が炎上しておりましたが、黙って聞いていれば各党首が言っていることは、収入も貯金もジリ貧で期待できず、その上多額の負債を抱えた家庭のオヤジが、「コロナ禍が明けたらさ~、家族みんなファーストクラスでハワイに行って、改装されたばかりのハレクラニのスイートルームでしばらくはのんびり過ごそうね」なんてことを口走っても、財布のひもを握っている奥さんがそんな絵空事に「いいね!」と言うはずはございません。

そんな衆議院も解散いたしました。国会では議長が「解散します」言った後に、未だに理由がわからないのですが議員全員で「万歳!!」と三唱されます。河野さんが総理大臣になったらこの意味のない万歳三唱を止めてくれるのではないかと、彼にはその程度の期待をしてはおりましたが、これも叶わぬ夢となってしまいました。

まあそんなこんなの10月を過ごしておりましたら、ド~~~~~ンと来ました“地震”でございます。東京の震度だけで言えば、10年前の3月11日と同じ大きさだったそうです。今回は既に帰宅をしている時間でしたから、私は自宅のソファーでニュース番組を見ながら少しうつらうつらしていた時でした。多くの場合、けたたましく鳴りはすれども一向に地震がやってこないモバイルの緊急事態警告音は、今回は揺れてしばらくして鳴り出しました。揺れだしてからでは意味ありませんよね。ふとテレビに目を戻すとキャスター全員がヘルメット姿になっておりました。

皆さんもそうだと思いますが、台風などは最近では気象予報の精度も上がって、大体いつ頃にこんな感じでやって来るといったような、ある程度の心積もりが出来たりします。ところがこの地震だけはいつ来て、いつまで続いて、この後どうなる、が未だに全く予想不可能ですから本当に困ったものでございます。そばに横たわっていた我が家の犬が、突然の揺れにビビりまくってからのまあ不安そうな顔は何とも言えませんでしたね。

10年前の時は15時前でしたからクリニックで診療をしておりました。当時新宿のビルにクリニックはございまして、そのビルが昨今の免震耐震構造はなされていない時代に竣工されたものでした。基礎の部分はとにかくコンクリートでがっちり補強だけをしているタイプという事は、ビルの上に行けば行くほど揺れ幅が大きくなるという、ゴルフクラブで言えば完全に先調子のドライバーみたいなものです。そして我々のクリニックは15階建ての14階でしたから、それはもう揺れに揺れたわけでございます。

当時クリニックのエントランスには、下から気泡がでる横長の水槽が設置されていたのですが、その中の水が受付に飛び出して来て、カウンターにあった全てのパソコンはその大量の水を被ってお釈迦となりました。医局の本棚の本は放り出され、当時クリニックには給湯用の電気温水器が置いてあり、これも倒れて床は水浸しになりその上にストックしていたカルテがブチ撒かれてびしょびしょの状態。本当に床が抜けて落ちてしまうのではないかという不安感にも襲われたことを今でも覚えています。

2014年に今現在のビルに引っ越しをして既に7年経っておりますが、あの時と同じレベルの震度の地震にはこれまで遭遇しておりません。翌朝にクリニックへ向かう足取りは若干の不安感に包まれてはおりましたものの、クリニックに入って全てを見渡しても何一つ床に落ちてはいませんでした。新宿からの引っ越しを決めたのも、このビルに居てはまた同じような地震が来た時のことを思うと一刻も新しい免震耐震機能がしっかりしたところでないと、患者さんやスタッフの安全を確保できないと思ったからであります。本当に引っ越しをしておいて良かった~~~と心から思いました。

あの日は結局帰宅をせずにクリニックに残って、一晩片づけをしながら過ごしました。倒れていた電気温水器が深夜電力でお湯を作り出したため、明け方には突然その収納庫から蒸気が噴出して来て、一瞬火事でも起こったのかとびっくりして、横になっていたソファーから飛び起きたことも昨日のことのように覚えております。コロナ禍はじわりじわりと世の中を苦しめてきましたが、大震災はほんの一瞬で天と地がひっくり返ってしまいます。

昔から「天災は忘れたころにやって来る」と言われますが、こんなウイルス感染が世界中をあっという間に席巻してしまうなんて誰も予想も想像も出来ておりませんでした。次にやって来る大震災は何の前触れもなく、果たしていつ頃、どんな時に、どのようにやって来るのでしょうか?「備えあれば患いなし」とは言うものの、有事に機能しない我が国をここ2年近く肌で感じていますから、次の大震災も恐らく・・・。

 

 

その10年前に「クリニックに泊まって片づけをするから帰宅できない」と電話で伝えた時に、「着替えのパンツはクリニックにあるの?」と身の上よりも下着の心配をした娘も、早いもので来月には成人致します。

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