太陽光線の長年の影響と加齢により、真皮の膠原線維や弾性線維が減少、変性し、皮下組織、表在性筋膜(superficial muscloaponeurotic system:SMAS)、靭帯などの皮膚を支える組織も萎縮します。そのため、皮膚自体の重みによって垂れ下がり、頬からあごのラインのシャープさが消えたり、ほうれい線が目立ってくるなどのたるみが現れます。また、加齢とともにのどぼとけのあたりがたるんだり、ダイエットで脂肪が減少して皮膚が余ってしまい、フェイスラインの皮膚のゆるみが起こることもあります。
太陽光線の長年の影響と加齢により、真皮の膠原線維や弾性線維が減少、変性します。また、皮下組織や表情筋、表在性筋膜(superficial muscloaponeurotic system:SMAS)、靭帯などの皮膚を支える支持組織も萎縮します。なかでも骨や筋肉と皮膚をつなぎとめる重要な役割をもつ弾性線維の働きが低下するため、骨や筋肉と皮膚との接着が弱くなり、皮下脂肪などの皮膚自体の重みによって垂れ下がり、いわゆるたるみとなります。頬からあごのラインのシャープさが消えたり、ほうれい線が目立ってくるなどの変化として現れてきます。また、 加齢とともにのどぼとけのあたりの皮膚がたるんだり、ダイエットのあとで脂肪が減少して皮膚が余ってしまい、フェイスラインの皮膚のゆるみが起こることもあります。
たるみ治療には症状に合わせて様々なものがあり、それらを単独で、あるいは組み合わせて改善を目指します。
ほうれい線を目立たなくするには、ヒアルロン酸の注入が即効します。ヒアルロン酸をほうれい線の目立つ部分に注入すると水分を吸収して体積が増し、平らになります。注入した瞬間にシワが目立たなくなります。また、支持靭帯を引き上げるポイントにヒアルロン酸を注入し、頬から顎にかけてのたるみをリフトアップをさせ、シワ・たるみを改善することも可能です。注入されたヒアルロン酸は徐々に分解・吸収されて、8か月から12か月ほどでほぼ消失します。繰り返しの治療は必要です。
たるみの引き締め、いわゆるタイトニングにはイントラジェンがあります。一般にサーマクールと呼ばれる治療に類似したものでRF(高周波)を流して熱作用を与える治療です。RFの熱作用は真皮、脂肪組織、筋膜、靱帯までと深部に及びます。照射直後に真皮の膠原線維が収縮し、即時的な引き締め効果が現れます。またさらにその後、皮膚深部の熱変性の治癒反応により、2~3か月かけて大量のコラーゲンが産生され、太くて強度の高い膠原線維に再構築されます。その結果、肌全体のハリと弾力が高まりたるみが改善します。この機器は「縦」「横」「奥行き」の3次元に働くため、顔全体のボリュームを縮めます。目元のたるみの引き締めにも有効な治療です。治療中の痛みはほとんどありませんが、部位により多少の痛みはあります。治療時間は部位により異なりますがおおむね全顔で約20~40分程度です。
イントラジェンよりも深い部位に作用させて、たるみを改善する方法にHIFU(ウルトラセル)治療があります。HIFU(高密度焦点式超音波)のエネルギーを一定の深さの1点に集めることで、ピンポイントで高い熱エネルギーを発生させることが可能な機器で、皮下脂肪と筋肉の間にある表在性筋膜(SMAS)を加熱します。照射直後にSMASのタンパク質が縮み、リフトアップ効果が現れます。さらにその後、皮膚の創傷治癒反応により、2~3か月かけて大量のコラーゲンが新生され、太くて強度の高い膠原線維に再構築されます。その結果、肌全体のハリと弾力が高まり、リフトアップ効果が持続します。治療中の痛みはほとんどありませんが、部位によってはチリチリした痛みを感じる場合があります。治療時間は部位や症例により異なりますが、全顔で約30~40分程度です。
頬からあごにかけての脂肪が多いために下垂してたるんでいる場合やフェイスラインの丸みが気になる場合には、輪郭注射で脂肪を減らします。これは、天然のメディカルハーブを主成分としたMLMという薬を注射します。脂肪を分解してリンパの流れを良くする成分、脂肪を燃焼させる成分、引き締め作用のある成分を含んでいます。2,3週間おきに5,6回注入すると効果が実感できます。軽い腫れや痛みが出ることはありますが、1~2日で消えます。 もう一つの脂肪溶解注射(BNLS Neo)も脂肪を減らしてたるみを改善するのに有効です。脂肪溶解作用のあるデオキシコール酸を主成分とし、そのほかに脂肪溶解、リンパ循環排出作用、引き締め効果を有する8種類の成分が含まれている注射薬です。これまで脂肪溶解注射に比べ、注射後の腫れや熱を持つことが少ない脂肪溶解薬です。
マイクロボトックスも軽度のたるみには有効です。シワ改善治療で使用するボトックスを、皮膚のごく浅い層に微量ずつ細かく注入する方法です。頬全体からフェイスラインの広範囲に注入して、たるみ改善、小ジワの解消、毛穴の縮小、発汗抑制効果により、化粧崩れしにくい肌へと改善します。注射時の痛みも軽度です。
皮膚のゆるみには、輪郭注射plus(Lipofirm)を用います。筋肉を収縮させるジメチルアミノエタノールと脂質代謝作用のあるアーティチョークを含んだ薬を筋肉に浅く打つことでゆるみが改善されます。2週間くらいの間隔で3~4回の注射を行います。脂肪溶解注射や輪郭注射と同時に行うのも効果的です。痛みはわずかにありますが、腫れたりすることはありません。
治療説明 | HIFU(高密度焦点式超音波)のエネルギーを集め、皮下脂肪と筋肉の間にある表在性筋膜(SMAS)をピンポイントで加熱します。照射直後にリフトアップ効果が現れ、さらに2~3か月かけて大量のコラーゲンが新生され、効果が持続します。 |
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効 果 | 肌全体のハリと弾力が高まり、リフトアップ効果が持続します。イントラジェンより深い部位に作用し大きなたるみを改善します。 |
費 用 | 顔・フェイスライン 165,000円(税込み※) 目の下 66,000円(税込み※) 詳しく確認する |
時 間 | 全顔で約30~40分 |
痛 み | ほとんどありませんが、部位によって多少チリチリした痛みを感じることもあります。 |
期 間 | 1回治療同日 |
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費 用 | 220,000円(2本使用・税込み※) |
治療法 | ヒアルロン酸リフト |
副作用・リスク | 針痕と出血斑が数日間残ることもあります。きわめてまれに異物反応で赤いしこりができることもあります。 |
期 間 | 1回注入、3か月後 |
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費 用 | 88,000円(両側・税込み※) |
治療法 | ヒアルロン酸注入 |
副作用・リスク | 針痕と出血斑が数日間残ることもあります。きわめてまれに異物反応で赤いしこりができることもあります。 |
男性美容皮膚を初めて受診する方は、初診料5,500円(税込)がかかります。
極めてまれに浮腫みが続いたり、しこりができることはありますが、ヒアルロン酸を溶かす注射もありますので、対処できます。
両者ともに半年から1年くらいは持続すると言われていますが、完全に元に戻る前に再治療されることをお勧めします。イントラジェンで3か月から半年、HIFUで半年から1年が目安です。
体重の維持は必要ですが、通常は元にもどることはありません。
少量ずつ数回に分けて効果を確かめながら治療していきますので、効きすぎて凹んでしまうことはありません。
ものを咬むのに使う筋肉の咬筋には届かないレベルの皮膚の浅いところに注射しますので、咀嚼には影響はありません。
早期から引き締め効果を実感される方が多いようです。早い方だと1週間くらいで現れています。
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総院長 川島 眞 診療時間
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