理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.026

『オリンピック再考』

ブログメインタイトル

首都圏においてせいぜい数㎝の降雪の可能性を、「大雪警報!!」と称して報道する我が国のマスコミによる“降る降る詐欺”が2月になって2回ほどございました。何十年も雪が降っていないわけでもなく、数メートル積もるというわけでもなく、年に数日あるかないかとは言え毎年のことにこれだけ騒がなくてはならないという事実は、いかに首都圏の人々は自然現象に対しての学習能力が欠如しているかを示しているものと思われます。

今のところは心配されていた新型コロナ感染問題よりも、他の事件が色々と物議を醸しだすことで感染ネタをマスクさせているのではないかと勘繰ってしまう冬季“できん”オリンピックです。まずはロシアのドーピング問題も15歳の子供が自ら進んでそのようなものを口にするわけはまずありえないはずでしょうから、周囲の大人が未だにそうやって本人の意図しないドーピングを画策する慣習がロシアにはしっかりと根深く残っているという証拠でしょう。

そんな国の選手が国を代表せずに個人資格で参加するというのも、オリンピックとは一体もう何なのでしょうかと首をかしげたくなってしまいます。勝つために個人で出来る最大限の努力を惜しまない事は本当に素晴らしいことですが、勝つためならば悪魔に魂を売って何でもするという行動は一体どういう事なのでしょうか?そんなことまでしてもメダルを欲する理由が私には全く理解できません。確かにメダルがあるなしでその後の人生が180度変わってしまうような国もあるのでしょうけど・・・。

ワリエワ選手のオリンピック出場資格を剝奪し、選手として一定期間の活動が不可能となってしまう厳しい裁定が下される可能性も示唆されていましたが、今のところは彼女の年齢を考慮してこのまま継続してのオリンピック参加は可能となったようです。ひょっとしてロシアはその保護されるべき年齢であることを逆手に利用して、このように阿漕な選手育成方法を行っているのではないかと邪推してしまいます。やはりオリンピック出場には年齢制限を設けるべきでしょうね。ジュニアオリンピックなるものも確か存在していたはずですから。

問題のトリメタジジンという薬物は心臓への血流を上げるための治療薬で、この作用を利用して心肺機能の持久力をアップさせる目的でドーピングとして使用するようです。しかしこれだけ世間を騒がせて自国以外の世界中を敵に回して、参加できるかどうかも直前までわからないような究極の心理状態で競技に出場し、もし彼女が完ぺきな演技をノーミスで最後までやり遂げたのなら、むしろこれは“心臓に毛の生える”薬を使ってないかをキチンと調べるべきでしょうね(笑)。

その悪魔に魂を売る努力でなく、個人で頑張る方の努力ですが、確かに羽生選手がオリンピック本番に至るまで、想像を絶するような血のにじむ努力をされてきたことは、誰もが疑う余地の無い事実だと思います。前日に足首を痛めて通常の大会なら欠場するレベルだったと言っていましたからね。そんな彼だからこそ口にしてもまあ仕方がないとも思えた「努力って報われないんですね・・・」の発言部分なのですが、マスコミが公の電波を使ってそのまま流し続けることにはちょっと違和感を持ってしまいました。

時節柄、我が国では中学受験が終わって既に結果が出ていたり、これから高校受験や大学受験を目前にしていたり、各種の国家試験を受験する若者が大勢いる中で、そのフレーズを聞かされた側の思いは果たして如何なものか。出来る事ならせめて「報われない努力というものもあるのですよね・・・」あたりでまとめておいてほしかったです。これ普通の人に対して「努力は報われない」と言い切ってしまっては本当に身も蓋もありませんから。

あとは競技ウェアを規定違反とジャッジされて失格となってしまったスキージャンプの選手の皆さんにも、何か後味の悪いすっきりしない裁定であったかのような報道が続いております。それに結果としては念願の金メダルを獲得することが出来たので良かったものの、我が国のスノーボード選手の決勝での2本目の試技のジャッジが、ありえない低点数であったと多くの関係者たちや選手本人も???を連呼しています。

客観的なタイムやお互いの得点差で競う競技は問題ありませんが、審判員の主観がかなり反映されるジャッジによる勝敗に関しては、今後はもう全てAIに任せるのが一番フェアとなるのではないでしょうか?スケートの回転数が足らず着地の状態がどうとか、飛んでいる空中の姿勢がどうとか、ウェアのはみ出した部分の計測だって全て同じ機械で自動測定すれば公平になりますし、どこの国の誰がジャッジしたとかいう、変な言いがかりをつけられることも無くなりますよね。

とは言えまあどこの国のどの競技にも、オリンピックレベルの審判員になることやそれに関与する仕事に就く事って、安易にボランティアの手弁当というわけにはいきません。様々な業界や団体からの利権だったり、複雑に絡んでくる名誉だったり、諸々が関与して来ての事でしょうから「ハイ!!了解しました。これからは全てAIさんにお任せね」と一筋縄ではいかないでしょう。これがまたどこのメーカーのソフトを用いて、それをどこの機械で運用するかでまたひと悶着はありそうですから、私利私欲の無いオリンピック運営なんて今後も不可能なことなのだと思います。だって現会長の顔にそう書いてありますもの。

 

 

その会長さんがこの度面談したという例の中国のテニス選手は現役を引退されたそうです。おそらく残りの人生遊んで暮らせるような手厚い保証を国から確約されたのでしょうけど、今後中国から外には1歩も出ることは不可能だと思います(爆)。

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