理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.002

髪の治療法とは?

我々が日々行っている医療において最も大切なことは「正確な診断」と「的確な治療」であることは周知の事実です。誤診をしてしまえば症状の改善はおろか悪化につながってしまい、たとえその診断が正しくとも的確な治療が施されなければ、病状の改善が遅れてしまうわけです。それはこの城西クリニックにて頭髪でお悩みの患者さんに対しても言えることではあります。

しかし、薄毛の状態における重症度分類なるものは一般的にあるにはあるのですが、本当にそれが万人に当てはまる”重症度”なのかと問われれば、私自身はその分類はあくまでも非常に大まかな目安のひとつにしか過ぎないと思いながら今日まで診療を続けてきました。我々のクリニックには様々な状況下にある患者さんがいらっしゃいますが、皆さん一人一人の髪に対する思いはその外見と正比例するものでは決してありません。つまり誤解を恐れずに言えば、頭髪の診断には真の診断基準は存在していないと言っても過言ではありません。

また一般的には治療の終了は医師が最終決定をするわけですが、ここでの治療終了のホイッスルは医者が吹くものではなく、患者さんに吹いてもらうしかないわけです。当然吹くタイミングは、われわれ医療スタッフが全員一緒になって患者さんと検討していきます。そんな医療はこれまで無かったことかもしれませんし、それは医療ではないと言う御批判もあろうかと思います。

かつて「髪が無くなったからといっても直接命に別状はない。」と言う医者がいました。しかし「髪が無くなることが死ぬよりも辛い。」と言った患者さんもいらっしゃる現状がここにはあります。そんな一人一人のお気持ちに対応できるクリニックでありたいと思って現在に至っている次第です。

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