理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.036

人災な天災

先日のアメリカにおけるハリケーン被害は、多少は台風慣れしている我々にとっても驚異と言えるべきものでした。改めて自然災害の恐ろしさを再認識いたしました。被災地ならびに被災者の方々には、心からお見舞いとお悔やみを申し上げる次第です。

ここ数年の世界各地における異常気象およびそれに伴う災害は、私のような気象学の門外漢レベルですら、どう考えても「地球が壊れてきている」ようにしか思えません。今回の巨大ハリケーンの発生は、地球の温暖化からメキシコ湾の水温が上がったことも大きな誘因とされています。

とすれば、今回の災害は天災ではありますが、ある意味“人災”とも言えるのではないかと思うようになってきました。つまり地球の温暖化をここまで推し進めてしまった我々人類のせいであり、もっと過激な発言をすれば、京都議定書を蔑ろにしたブッシュ大統領が、自然界に対して『天に唾をした』ことによる手痛いしっぺ返しを喰らった、と言っては果たして言いすぎでしょうか?アルカイダあたりの連中は少なくともそう確信しているはずですよ、きっと。以前このコラムで私は「21世紀中に日本でマラリアが発生する!」と断言してしまいましたが、今の世の中そんな悠長な事を言っている場合ではないのかもしれません。西ナイル熱はでちゃったし。

それでもまだ台風は、いつ頃来るのか最近ではある程度予想がつきますから、場合によっては先のアメリカのように人民大移動をすれば、人命にかかわる災害は未然に防げるはずです。しかし地震ともなると、まだまだ当日の予報すらできません。当クリニックの某先生のご家庭は、先頃の東京での地震後に「これで何があっても我が家は3〜4日は無難に過ごせるグッズ」を買い揃えられましたが、喉もと過ぎれば『非常食も夜食』にとってかわったり、清々しい秋空の元、気分は『いつでもキャンプは行けるもんね!』の状態になっているようです。ま〜よくよく聞けば被災時グッズとは、つまり本格的な登山グッズなのですから、まさに人生のビバーク、ビバーク、ですよね。

一方これは災害ではありませんが、原油の値段の高騰もこれから寒くなる季節にそれなりに影響を及ぼしそうです。1973 年から74年にかけて第1次オイルショックなるものが我が国を襲い、トイレットペーパーをしこたま買い込む主婦があちこちに出現したのをしかと覚えております。この度はそのような傾向が見られないのは、我が国における「お尻を洗ってくれるトイレ」の普及拡大による所でしょう。えっ、そんなこたぁ〜ないでしょうって!ちがうかなぁ〜?

これから中国がもっともっと石油を使うようになったら、温暖化は更に進んでしまうに決まってます。昨今の日中外交を垣間見ても、この先当分はCO2の排出規制なんて作ったところできっと守っちゃくれないだろうし。日本海の海底資源もドサクサに紛れて掻っ攫っているようでもあるし・・・。

どうでしょう皆さん!これだけ日本のあっちこっちで市町村の合併をしているのなら、アメリカのポチとバカにされるのであれば、思い切って日本もろとも中国と合併して、一層の事“中国のハワイ”みたいになっちゃえば!そうすれば北京に領事館も要らなくなって、卵やペットボトルや石なんかを投げつけられる事もなくなるし、そもそも外務省の腰抜け職員などは一掃出来ますから。それでもって、そのあとでちゃっかり政権交代しちゃえば侵略だの、略奪だの、教科書がどうのと言われなくなるわけでしょう。同じ改革するんだったらここまでやってみろよ小泉君、同じ政権交代目指すんだったらこれくらいを目指せよ前原君ってなもんです。

あっ、家庭内の政権交代すら出来ない僕がこんな事言っても、やっぱりダメですよね・・・。失礼いたしました。

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