理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.126

政権交代

関東地方も梅雨明けとなり夏本番を迎えようとしておりますが、コラム読者の皆様方におかれましては、地球温暖化による酷暑が予想されるなかお元気にお過ごしでしょうか?

さて衆議院議員の総選挙の日程も決まり、臓器移植法案もドサクサ紛れに成立してしまいました。我が国は一体どこに向かってしまうのか一抹の不安を抱きつつ、出来るものなら飲んでみたい“ザ・プレミアム一番搾り”という銘柄でしょう!

なんでもキリンさんとサントリーさんが経営統合を模索中だとか・・・。社名はもちろん『キリントリー』で是非ともお願い致します。(オッと登録商標先に取っとかなきゃ!)まあそれだけ我が国の企業がこれから世界を相手に生き残るためには、これ位のことは当たり前になってしまうのかもしれません。トヨタと日産とホンダが経営統合すれば、いよいよF1チャンピオンも決して夢ではなくなるかも?

何でもこれからわが国の企業が生き残るためには、発展途上の国々に対してどんだけ売りつけることができるかが重要なポイントになるそうでございます。しかし発展途上の国だってあくまでも途上なんだから、発展しちゃえばそう簡単に買ってはくれなくなると思いますし、発展が度を過ぎて「逆転」になってしまうことだって念頭に置いておくべきでしょう。

先日のサミットでも話がまとまらなかったCO2削減の問題ですけど、いつも思うのは“気体の量を重さで表す”のはどうなのでしょうか?「1トンのCO2」と言われて、どれ位の量なのかきちんと想像できますか皆さん。せめて「東京ドーム10杯分」とか言ってもらえたほうが少しはピンと来るのは私だけ?

太陽光発電も技術的には我が国が世界をリードしていたようですが、いざ実用に移すとなると既にドイツには発電量でかなり引き離されてしまっているようです。思いつきまではよくても、いざ実行に移す段階でバタバタするのは政治だけでなく我が国の専売特許のようなものでしょうか。

おそらく民主党も政権を取るまでは景気のいいことを言っていても、本当に政権を担ったところであの霞ヶ関を本当にうまくコントロールできるのか不安だらけです。おそらく当分は役人になめてかかられるのがオチではないかと思います。官僚だって人の子ですから、都合の悪いところばかり突かれ続けたら絶対に仕事をしなくなりますよ。

ちょうど今TBSのドラマで、城山三郎さん原作の「官僚たちの夏」をやっています。戦後の高度成長期のお話で、その当時(同局のドラマ「華麗なる一族」のセットを使いまわしているとしか思えませんが)ではかなりノンフィクションに近いものなのかもしれません。では今の時代の官僚に照らし合わせたら一体どうなのでしょう?身近に現代の官僚なる人間を実際に見る機会がありませんので、どうしても天下りの問題や過日の居酒屋タクシーの問題などを先に照らし合わせて物思いに耽ってしまいます。

戦後も60年を過ぎて、いつまでもアメリカにオンブにダッコではまずくなっている気がします。当のアメリカは既に我が国ではなく、頭の上を飛び越えてお隣の国のほうを向いて話をしているようです。近隣諸国から戦争責任と言われるたびに、へこへこと媚び諂う様な態度はいい加減にするべきだと思いますけど、そんな毅然とした態度が今度の民主党さんに本当にできるのでしょうか?

寿命の来てしまった髪に対して一生懸命“育毛”措置を施しても全く無駄です。余命がまだ十分の髪であれば話は別ですが、寿命の来てしまった髪には、次の世代に効果を期待する“発毛”措置を行わなければ意味がないのです。自民党は一旦潔く下野して、こんな状況を作ってしまったオジサンたちは純ちゃんのようにスパッと引退!そして次の世代の育成にのみ心血を注いでほしいものであります。

何だか今の自民党みたいに、全くまとまりのない文章(いつものことと言われればそれまでですけど・・・)になってしまいましたが、何かが大きく変わりそうな、いえ変わってくれないと困る、そんな歴史的な夏になりそうです。あまり期待が大きいとそのあとの失望も大きくなりますから、まああまり大きな期待をせずに見守りましょうか。でもそんな悠長なことを言っている場合ではないのですけど、今の日本では・・・。

 

民主党の政権奪取はいよいよ現実味をおびてきましたが、相変わらず困難なのは『家庭内』の政権奪取でございます。何も変わらない同じような夏が過ぎていくのでしょう、きっトホホホ・・・。

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