理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.158

時の流れ2010

さて今回で2010年のこのコラムも最終回と相成ります。年末の慌ただしい季節、巷ではマイコプラズマ肺炎やノロウイルスがインフルエンザよりも猛威をふるっているようですが、コラム読者の皆様はお元気に年末をお過ごしでしょうか?

その年末の忙しい時に我が国のマスコミ達ときたら、甲殻アレルギーの方々にとっては瀕死の状況に陥っていらっしゃる方も既に多数認められていると噂になる位、“海老”“海老”と昼夜を問わず連呼しておりました。

たかが古典芸能界のボンクラ(生粋の“ボンボン”でお家には“蔵”もあるようなという意味ですからお間違えなく)と街のチンピラ(これはそのままで問題なし)の酔っ払っての争いごとに、これだけの時間と人を割かねばならないのか不思議で仕方がありません。相変わらず我が国は2010年の終わりまで平和ボケ状態と言えるのでしょう。

歳をとると1年が早く感じられるとよくいいますが、以前私は「そりゃ〜あなた、1年は人生分の1(1/人生)なんだから段々と短くなるわけですよ」と言っていたところ、どうも19世紀にフランスでそんなことを既に提唱していた人がいたようで「ジャネーの法則」と言われているそうです。う〜〜ん、先を越されていたとは知らんかった・・・。

またものの本によると、加齢によって代謝が悪くなる(若い頃よりも低下する)ことも1つの原因だそうです。通常の人では身体の状態が活発な時は「心的時計」は早く進んで、不活発であれば進みは逆に遅くなります。つまり加齢によって代謝が低下すれば心的度計の進みは鈍くなり、以前にはこの時間でできていたことが出来なくなるため、時間の経過は逆に早く感じてしまうことになるようです。

また子供は遠足、夏休み、運動会etc、といった待ち遠しい(楽しみに感じられる)行事が多く、逆に大人になると日々が同じような慣れ親しんだ刺激の少ない(楽しみを感じられない)世界で生活する事が多くなるため、時間経過に注意を向ける回数がへり、その分時間の進行を早く感じられるともいわれます。

1年は365日、1日は24時間、1時間は60分。これは子供でも大人でも、都会の人でも地方の人でも、日本人でも外国人でも、男性でも女性でも、神様が完璧に平等に与えてくれたもののはずです。人によって、年齢によって、性別によって、現実的に早い遅いは無いはずです。

その限られた時間を、その人がいかに有意義に充実した時間として過ごすことが出来るかが、人生を重ねていく上で最も重要なことであることは“戦場カメラマン”でも御賛同頂けるはずですよね。








え〜〜〜、は    い。  




そう    ですね。




戦場では、 時間の  流れは、    

様々に     変化を   します。  






本当に拙い小生の駄文に今年も最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました。2010年はこんな年でした。2011年はどんな年になるのでしょう?早く感じようが、遅く感じようが、とにかく我がクリニックの医療を含めまして、皆様が充実した1年になりますことを心よりお祈り申し上げます。どうぞ良い年をお迎えください。

 

先日当クリニックのあるビルで“ぼうさい”訓練が実施されましたが、それって“暴”力的な“妻”に対する訓練の事ではなかったようです・・・・。

2010年最後のオチも結局ここでしたぁぁぁ。

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