CD消滅！

今朝乗った通勤電車はガンガンにエアコン（ベタな言い方をすればクーラー）が効いておりました。でも確かに汗かきの私としましては、それがなければあの満員の車両では汗まみれの出勤となっていたことは確実な車内の暑さでした。

11月も中旬となり、紅白歌合戦の出場歌手の発表があろうかというこの時季に、こんな強烈な冷房車両が走っているなんて、やはりスウェーデンのあのお嬢さんはどこかできっと今も怖い顔をして怒っているはずだと思います。そんな令和元年も残り１ヶ月半ですが、コラム読者の皆様方に於かれましては、お元気にお過ごしの事と存じます。

私自身は招待を受ける事もまずないので、来年の“桜を見る会”が無くなろうが、延期になろうが、知った事ではありませんけど、そもそもそんなものを実施する（準備する）時間とお金があれだけあるのならば、それをもっとほかの事に有効に使えないでしょうかと言いたいですな。

まともな法案や政策の論争で対峙しないで、この程度のくだらないことでしか足元をすくおうとしない烏合の野党にも相変わらず期待は持てませんが、私個人的にはこれは相次ぐ自分の側近が大臣を辞任してしまい、自身の今後の存在感にやや暗雲が立ち込み始めた菅官房長官が、安倍総理を終焉に向けさせるための“身内テロ”的な情報リークで、野党とマスコミを焚きつけたのではないかと勘繰ったりもしておりますが如何でしょう？

まあそんな事よりも世の中の多くの女性陣は、嵐の二宮君の結婚報道の方がショックなのではないかと思いますが、それにしても相手の顔写真はおろか実名まで伏せて各マスコミが報道しているのをみて、何でそこまでジャニーズ事務所に忖度しなくてはならないのかが不思議で仕方がありません。

随分前から噂になっていた件の女性で間違いないでしょうし、であれば小学生でもチョッと検索すれば顔も実名も出て来るような情報をあれだけ頑なにガードされたのでは、それもどうかと思いますけどね～。

であれば、菊池桃子さんのお相手は一公務員でありながら、かなりの個人情報（あくまでも三流マスコミによればですけど、自宅の部屋は散らかり放題で片付けが出来ず、ゴミ出しの分別もいい加減だとか・・・）が流出し、通勤中に立ってインタビューまでさせられているのです。

どうですか皆さん！私はあの経産省のエリート官僚さんが誠に不憫でなりません（笑）。ジャニーズ事務所にはあれだけ忖度して、経産省には一切忖度しない我が国のマスコミなんて本当にどうかと思いますけどね。

閑話休題。

先日とあるCDを購入しようと銀座にあります山野楽器さんに出向きました。行ってみるといつも沢山のCDで賑わっている１階と地下１階のフロアが全面改装中で、CDやDVDは4階の方が売り場になっているという事で階段をいそいそと登りました。するとどうでしょう、ナントそこのフロアで全ての音楽ジャンルのCDとDVDを置いているというではありませんか！

いや、もうビックリとしか言いようがありません。だってこれまでは3つのフロアにわたってジャンル別にギッシリと置いてあったCDが、たった1つのフロアで全ジャンルを販売するのですから、これはもう品薄の極みでしかありません。つまりもうそれだけCDなるものは売れなくなってしまったという事なのでしょう。

先述の嵐も今更ながらの感はあるものの、来年末の活動休止までの可能な限りの荒稼ぎのためなのか、今後はSNSで情報を発信したり、音楽も配信したりすることを開始すると大々的に記者発表しておりました。本当にもう若い世代はCDなんて買わないのですね～。それこそどこかのグループのCDみたいに、握手券でもつけないと売れないのが現状なのでしょう。自分が聴きたい曲だけをスマホに全てダウンロードしておけば、音源はそれで完了するようです。

我々の若いころはラジカセなるものを持ち出して、ラジオ放送から音楽をカセットテープに録音（エアチェックなんてこじゃれた表現でしたが、これは今で言うところのダウンロードって事ですよね（笑））をして、それをまた違うテープに移し替えて（これはダビングなんて言っていました）皆でテープを持ちまわしておりました。

一世を風靡したタワーレコードやHMVなどはアメリカ本国ですら無くなってしまったり、虫の息となっていたり、音楽業界も大変な時代になって来ております。とは言え昭和生まれのオヂさんは、スマホの中のデータが全てという状態をどうしても信用する事が出来ず、何か“形”のあるもので残しておきたいとついつい思ってしまい、こうして今日もCDに手を伸ばしてしまうのでございます。

それ以前のレコードの時代なんて、音楽としての中身もさることながら、もうジャケットのカッコ良さだけで購入なんて事もしばしばございました。本当に今となっては懐かしい昭和のお話という事であります。

もうこうなるとミュージシャンの皆様方はアルバムの発表よりも、ファンクラブをいかに衰退させることなく維持して、ライブ活動を効率よく沢山こなして、そしてその会場でどれだけの関連グッズを売りさばくかが生き残るための営業活動という事になりそうです。

あと数年で恐らくCDは殆ど市場から姿を消してしまうことでしょう。あのカセットテープが無くなってしまったように・・・。

Yahoo！とLINEが一緒になって会社を立ち上げるような話が出てきました。という事は、これからはもう電話番号も必要なくなり消えてしまうのでしょうか？