理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.182

2012 新春

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
コラム読者の皆さま方も清々しい年の初めをお迎えになられたことと存じます。2012年も当クリニック共々、私のこの拙いコラムをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

大晦日の紅白歌合戦も目立った放送事故もなく、期待されていた長渕剛氏の被災地からの電波ジャックも思ったほどでもなく、日本中からのジャニーズ組織票に最終集計で木端微塵にされる事もなく、微妙な僅差にて紅組優勝で幕を閉じました。

また年明け早々東京都千代田区、水戸市、千葉市、横浜市、さいたま市、宇都宮市、福島県いわき市、宮城県岩沼市とかなりの広範囲で震度4を記録するという怪しい揺れも認めてしまいました。

私は近所の神社に家族で初詣にお参り(一家3人とも大吉という大吉大安売りのおみくじでしたが・・・)に行った帰宅直後、我が家でホッとお茶をしているところでありました。昨年は有史に残る大惨事を経験した我が国において、今年もこの様な天災が付きまとうのかと、何となく嫌~~~な感じがする元旦であります。

ということで賢明なる我がコラム読者の皆さま方はもうお気づきのことと存じますが、このコラムは2012年1月1日に書いております。今までのコラムはHPにアップする毎月1日と15日の前に脱稿しておりましたが、今回は何となく昨年の色々な悲惨な出来事から一つの区切りをつけたい気持ちもあって、敢えて年を越してからの執筆活動に入りました。

昨年のお正月を迎えたときに、もちろん3月11日にあのような大惨事が起ころうなんて想像すらしておりませんでしたし、今年だってこれから何が起こるか全く予想もつきません。天変地異だけでなく政治も経済も医療にも言えることであります。

あのホリエモンがこの世を席巻したころから、言い訳する時の決まり文句になってしまった“想定外”を全く口にすることのない1年にしていきたいものであります。昨年の最終コラムにも書きましたように、転がっていくラグビーボールの行く先までも予測を立てるべく日々の診療に携わる所存であります。

最後に1つばかり宣伝をさせて頂きます。30~50歳代の男性をターゲットにした月刊誌に「GOETHE(ゲーテ)」なるものが幻冬舎から毎月24日に刊行されております。実は今月発売号から小生がメンタルヘルス全般に関して好き勝手なことを1年間思いのたけをぶちまけるコーナーを担当させて頂く運びとなりました。

キーワードは“精神科”であります。我が国における精神科という医療の立ち位置や、私が考える今後の在り方などを、出来るだけわかりやすく啓蒙出来たら幸いだと思っております。コラム読者の皆さま方にはこちらも是非お目通しください。

そんなこんなの2012年のスタートです。来年の今頃に、「う~ん、去年は本当に充実した良い1年だったよね!」と胸を張って言えるよう頑張ってまいりましょう。

 

そんなこと言ってみても、やはり私にとって一番大事なことは「家庭内の想定外」をどれだけ減らすことが出来るかですけど・・・。

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