理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.183

四方山話2012


お正月気分も七草粥を食べ終えたら、殆どの皆さんが通常の日常モードに入っておられることと存じます。全国的に典型的な冬の気候が続いておりますがコラム読者の皆様方はお元気にお過ごしでしょうか。

東京はかなり長い間雨らしい雨も降らず、カラカラの乾燥した天気が続いています。今後はこの乾燥が続く事によって、インフルエンザの爆発的な流行などに十分注意を要するところかと思われます。さて今回は年明け早々の四方山話に一言。

日々“天下国家のことを考えて仕事をする人”は、お家の金庫に現金400,000,000円が常時保管されていてもそれが普通であるなんて!おまけに「全部秘書に任せていた」とお約束通りの答弁でした。天下国家を一体この人がどうしたいのか、きちんと言動に移したのを見たことも聞いたこともありませんが、到底どころか永遠に私(我が家)には天下国家を語る資格(4億円)は取得できません・・・(貧)

あれだけマスコミを大騒ぎさせておいて、新年早々社長自ら「所属芸人とスタッフ全員が復帰を願う!」みたいなことを発言してしまった吉本興業の社長さん。ここで再度世間さまからのお怒りを奮起させて、逆に二度と復帰できない様に完膚なきまで潰す為の戦略という説まで出ているようです。世間もかたずをのんで見守った紅白出場者も“松田聖子親子”以外は特に何てことない人選でしたが、今でもその筋の方々を叩く事に躍起になっている警察関係の偉いさん達はあの会見を一体どういう気分でご覧になられたか・・・(怒)

まあ本当に17年間もよく逃げ果せていたものとある意味感心していたら、ちゃんと匿ってくれる人がそばにいらっしゃった様子。何でも「尊敬の念が愛情に変わったとの事。やっぱり“愛”の力は偉大です。ひょっとしてサリンをまき散らす事が正義であると思い込んでいる信者さんが我が国にはまだまだ存在しているのでしょうか?しかしよりによっていきなり俺のところへ出頭してこなくても思ったでしょうね、警視庁本部庁舎前に大晦日夜勤担当でいるところに自首してくるなんて・・・(泣)

日本のサッカーが世界にこれだけ認めてもらえるなんて、まさに夢のようなお話だと思います。そりゃ~運も実力のうちでしょうけど立派なものです。何と言ってもワールドカップでの優勝ですから。今回受賞した澤選手と佐々木監督の顔つきは昨年の優勝後から明らかにキリッと変わってきています(フェア―プレー賞を受賞したサッカー協会会長さんの顔だけは全く変わっておりませんけど)よね。ただ今後日本の男子サッカー界に“メッシ”が誕生するかどうかは・・・(疑)

昨年末に亡くなった金正日氏の遺体が永久保存されることになったようです。結局20代とは思えない“貫禄”の三男坊が後継者に決まって、これから何をしでかすか目を離せないお国はそのままのようです。何でもロシアの専門家が保存作業に当たるとの事ですが、いわゆる“ミイラ”になるのか?まさか剥製なんてことは出来ないでしょうが、いやあの国ならやりかねないかも・・・(驚)

今年になって往年の二枚目俳優の二谷英明氏がお亡くなりになりました。勿論私は何のかかわりもございませんが、私の母親がまだ独身の頃だったから●■年以上前の話ですが、母の妹(つまり私の叔母)と日本橋高島屋の2階を歩いていたら、向こうから知人が歩いて来るものの咄嗟に名前が2人とも出ずに、「誰だっけ、誰だっけ、でも絶対知ってる人よね」「そうそう、知ってる人、知ってる人」焦る姉妹。それでも「東京まで来て知人に会うのだからやはり御挨拶位はしておかないと」という結論から恐る恐る「どうも、こんにちは」としたところ、「こんにちは」と笑顔でお応え頂けたそうです。
「ほらやっぱり知ってる人だったのよ~、ちゃんと御挨拶されたもの~、良かったちゃんとお声掛けしておいて」となったそうですが、暫くしてその方が件の“二谷英明”氏であった事が暫くして発覚!
彼にしてみれば有名税の一つでありましょうが、全く奢ることなくニッコリ微笑んで御挨拶されたそうです。お若いころから真のジェントルマンだったようで・・・(笑)

 

ただ私の遺影を持つ時に、我が娘にはあの“クルクル内巻カール”の髪型だけは勘弁してほしいものですぅぅぅ(願)

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