理事長の呟き
〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜
Vol.289
関東地方も梅雨明けをした途端にかなりの暑さとなりました。首都圏の水不足も深刻度を増してきそうな今夏ではありますが、コラム読者の皆様方に於かれましては熱中症になられることもなくご健勝のことと存じます。
ここ最近1日、15日のコラムの更新が遅れてしまう理由を、「選挙の結果を確認してから・・・」という体のいい言い訳でご勘弁頂いておりましたので、今回はそのようなことを一切申さずに、逆に私の予想を通常の更新日よりも先に発表させて頂きましょう。
まあ鳥越さんは週刊誌の下半身ネタで身動きが取れないどころか、演説をすればするほど馬脚を呈してしまい、何を言いたいのだか、何をしたいのだか、全く意味不明の状態でした。結果として選挙前の浮動票がかなり鳥越さんに流れそうな部分が、いざふたを開けたらそっくり小池さんに持っていかれてしまったものと思います。“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんニンマリ・・・。
2人に比べて“知名度のない”とずっと揶揄させていた増田さんも、例の障害者施設のとんでもない事件の影響で選挙戦のニュースがかなり吹っ飛んでしまい、思ったような認知をされないまま(決してこの人は知名度だけの問題ではないと私は思っておりますが・・・)投票日を迎えてしまった(と言い訳をこれからするのでしょう)ことも多少影響したのかもしれません。“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんまたしてもニンマリ・・・。
もし石田純一さんがあのまま選挙に出ていたら、それはそれである程度の浮動票が石田さんに流れたでしょうけど、これも不出馬確定でその浮動票をがっちりゲットで“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんこれまたニンマリ・・・。
とまあ、やることなすこと今回は全てが“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんに追い風が吹いてくれたようで、つまるところが人生ここ一番の大勝負に見事勝利したわけです。これからは選挙公約にも掲げられておられた「自民党都議団との仁義なき戦い」を“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんが、どう繰り広げていってくれるのかこれからのお手並みを拝見させて頂きましょうと言ったところです。
恐らくは自民党都議の古狸やらオリンピック絡みの元総理大臣やらが手ぐすねを引いて待っているでしょうから、これからの2020年東京オリンピックに向けてのお金の流れ等をどれだけクリーンに都民に示すことが出来るのか、“大年増の厚化粧”と石原元都知事が言ってしまった小池さんにあとは期待するしかありません。
最低でも任期の4年をきちんと全うしてくれることを祈るばかりではありますが、舛添さんや鳥越さんのように就任早々ものの見事に『センテンススプリング』の餌食となってしまう事の無いように、くれぐれも襟を正しつつも過去の怪しい部分はきちんと清算して都庁へと出勤して頂きたく存じ上げます。
このような事件が起こると必ずそれまでの経緯から「あの時になぜ・・・」「もっとこうしておけば・・・」といった話は必ず出て来るものですが、今回はその措置入院というものの在り方やその対応にまで言及されているようでございます。
一般の方は精神科の入院とは、あのASKA氏もブログで「自由に出入りのできない鍵のかかるところに強制的に入院をさせられて・・・」と綴っておられましたように、何となく他の身体科の入院とは違う部分もありそうなのはわかっていても、詳細にご存知の方はあまりいらっしゃらないと思います。
そのあたりの解説を次回のコラムでご提示させていただきながら、私なりの意見も述べさせて頂こうかと思っておりますので暫しお待ちください。
それにしても諸外国の人達にとって、この事件は明らかに日本でもテロが勃発したとしか思っていないでしょうね・・・(泣)
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