理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.287

さて次は?

小林一広
今年もいよいよ半年となりました。関東地方では水不足が深刻な状況となりつつありますが、一方では西日本(特に九州)の一部の地域で大雨による被害が続出しております。世界に目を向けますと、イギリスはナントEUを離脱すると言い出してしまいましたが、これからの世界経済も予断を許さない状況と言えるでしょう。そんな世界中が混沌としている中で、コラム読者の皆様方に於かれましてはその後もお変わりなく御健勝の事と存じます(^.^)/~~~。

先日我が国で開催されたサミットで、安倍首相は現在の経済状況を『リーマン・ショック前夜』と表現したものの、ドイツのメルケル首相や我が国の野党議員からかなりの反発を受けてしまい、ヘタレなことに数日後にこの発言を撤回してしまいました。

そうしたところ先日のイギリスのEU離脱の報道で世界経済が大混乱を呈してしまい、まさにリーマン・ショック級の大激震となったわけですから、あの時撤回さえしなければ「安倍さんには先見の明があった!」と神評価をされて余裕で参議院選に臨めたはずだったのに誠に残念でございました。

それにしても蓋を開けてみたら、「離脱に賛成してみたものの、まさか本当に離脱になるなんて思ってもみなかった」、「もう一度投票をやり直して欲しい」なんて間抜けた事をぬかすイギリス国民の多さにはチョッとビックリしてしまいまいました。しかもイングランドはEU残留希望だから、これまた独立問題が再燃か?といった感じで暫くヨーロッパは予断を許さない状況のようです。

前回のコラムでは更新を延期してまでその最後を見極めようと頑張った都知事の件ですが、結局あの人は最後に会見も挨拶もしないまま職場をあとにされました。最終の都庁職員による見送りも数名だけと歴代にない少なさが彼の人望のすべてを物語っていたようにも思えます。

ホテル三日月の明細書、もう出しませんよね。湯河原のあの別荘、絶対に売りませんよね。夏のボーナス(約381万円)に退職金(約2195万円)、全部もらい受けますよね。まあそれはいいです。自分は悪いことをして(=法を犯して)辞めるのではないと思われているのでしょうから。であるならばなおさらきちんと“立つ鳥跡を濁さず”で去っていくべきであったと思うのです。

海外視察でファーストクラスに乗ろうが、スイートルームに泊まろうが、そんなことで都知事を辞める必要なんて全くありません。知事としての仕事さえきちんとしてくれるのであれば!です。どんなに性格が悪くても、滅茶苦茶セコクても、試合で結果をきちんと出す選手にはプロとしてその成績に見合った給料や待遇が発生するのは当然のことです。

ただあのような去り方を見る限りにおいては、必死で都民の事を考慮して、都民のために本当に汗をかく(本人は最後の方で必死に力説しておりましたが)仕事をしてくれる人には到底見えませんでしたね。今となってはやはりお辞め頂くべき人だったようにしか思えません。

では次の人は?という事になりますが、私は前回のコラムで「嵐の櫻井君のパパ」を一押しの大本命にしておりましたが、今のところご本人が強く固辞をされているという中で、突然小池百合子氏が何の根回しも相談もなくの出馬表明に、自民党の都議連が頭を抱えてしまっているようであります。

その昔は我が国初の女性宰相の可能性を示唆され、クールビズの生みの親みたいな顔をして環境大臣、その後の防衛大臣を歴任するもその後はあまりパッとせず、自身としてもこのまま一国会議員でいるよりも、初の女性都知事になって政治家としての有終の美を飾り、あわよくばオリンピックの時まで居座ろうという魂胆なのかもしれません。

しかもこのタイミングにむしろ根回しなしで表明すれば、自民党もよほどの対抗馬が見つからない限り渋々公認せざるを得ないであろうという、かなりしたたかな計算の上での出馬表明でしょうからね~~~( *´艸`)。果たして都議連のオッサン達はどのような手を打ってくるのでしょうか?最後の最後に“櫻井君のパパ”を口説き落とせるのか?

それにしても今のところ全然盛り上がりに欠けるこの参議院選も、果たしてイギリス国民のように結果を知ってしまった後から「それだったらそっちになんて投票しなかったのに~~~」みたいなことにならないよう、『18歳』以上の有権者の方々は皆様責任をもってちゃんと投票を致しましょう!

 

 

都議連から私に出馬要請がもし来たら?
まあ、考えてあげてもいいですけど・・・(爆)

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