理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.238

いざ!東京駅

kobayashiDR

 


先月は清々しい五月晴れが比較的続いておりましたが、当然のこととはいえ6月になれば鬱陶しい梅雨の季節に入ってきます。コラム読者の皆様に於かれましては、突然北海道まで真夏日になってみたりと、この季節の変わり目に体調を崩されたりしておられませんでしょうか?

聞くところによりますと、このコラムの更新で私の生存を毎回確認される読者の方もおられるようですが、この更新にてまだ何とか生きながらえておりますのでご安心ください。

さて、いよいよ新クリニックオープンまであと20日となりました。15年間診療をしておりましたここ新宿を離れ、次なる場所は正確な住所で言いますと丸の内となりますが、分かりやすく言いますと東京駅の八重洲口付近銀座方面寄りと言った方が良いかと思われます。

東京駅からも地下街からのアクセスを御利用頂けたらそのまま外に出ずに、雨にぬれることもなく来院可能な立地条件であります。私自身も東京駅を通勤で使う(か、他の最寄り駅から歩くかはまだ未定)事は生まれて初めてでして、最近では新幹線も西に向かう場合は品川駅から乗車することが殆どで、毎朝の東京駅付近の状況がどのようになっているのかは全く想像がつきません。

クリニックが入りますビルは線路の真横にございまして、ビル自体はガラス張りなので眼下に新幹線、山手線、中央線、京浜東北線etc.がプラレールのように走っておりまして、いわゆる“鉄ちゃん”に於かれましてはヨダレ物の景色をご堪能いただけること請け合いであります(笑)。

受付や会計やお薬をお渡しするような種々の窓口もこの度は増設致しますことで、ご来院からご退出までの所要時間を可能な限り短縮できるように致します。もちろん個々の診療につきましては今まで以上にご安心、ご満足いて頂ける医療の提供は当然ですが、これまでにない種類(タイプ)のエイジング治療も予定しております。

そこでクリニック名も一新致しまして『メンズヘルスクリニック東京』となりますのでよろしくお願い致します。まあこれが今と同じ新宿で歌舞伎町あたりへの移転でしたら、間違いなく非常に怪しい“風俗”のお店と間違われる可能性もあろうかと思いますが、東京駅の近辺という事でそこのところは何卒ご勘弁ください(爆)。

今までも我々といたしましてはアンチエイジング医療に心血を注いではおりましたが、この抗加齢医学とは非常に裾野が広いわけでして、色々なものに触手を広げて焦点がぼやけてしまうよりは、最初はとにかく男性型脱毛症(AGA)に特化した医療を目指してスタートいたしました。

その後AGAのみならず女性の髪のお悩みも対応できるAACクリニック銀座を立ち上げて、老若男女を問わずに頭髪の医療に関しましては日本一どころか恐らく世界一と言っても過言ではない症例数を誇れるほどに成長させて頂きました。

そしてこの度のクリニックでは「男性のアンチエイジング全般に対応できるクリニック」を目指すことといたしました。もう少し具体的な言い方に変えますと「加齢に伴う“男性力”の低下を色々な方面から底上げするクリニック」になろうかと思います。これまでに婦人科はどこに行ってもお目にかかることは可能でしたが、“男子科”“紳士科”“殿方科”なる医療機関はどこにもございませんでしたよね。

そのような世の中の男性諸氏の全てのエイジングに関するお悩みに立ち向かっていけるクリニックを目指しますことをここにお約束させて頂きましょう!!ただ具体的な診療内容の発表に関しましては、諸々の事情から大本営発令までもう暫くお待ちください。

その移転先の東京駅周辺でございますが、ここ数年で再開発はかなりのモノのようで、移転の告知を患者さんにさせて頂くと色々なリアクションが返ってきて、私個人といたしましては非常に興味をそそられております。

東京駅そのものが、「いわゆる1つの町として完成しているから」とおっしゃる方もおられました。昔からある老舗はきちんと残っているのは勿論の事、どんどんと新しいお店も登場しているようです。

そこで皆様は“インデアンカレー”なるカレー屋さんをご存知でしょうか?何でも大阪が発祥の地のようでして、現在は大阪に7店舗、兵庫の芦屋に1店舗、そして2005年に東京丸の内店がオープンしているお店です。そこで移転先の説明をすると不思議なことに“とある”業界の方々にかなりの確率でこのカレー屋さんの話が出て来るのであります。

実際に私はまだ口にしたことはないのですが、これまた聞くところによりますと一口頬張ると懐かしい甘さが拡がって、その後に怒髪天を衝くような辛さに襲われてしまうカレーなのだそうです。ある患者さんは「それを食べるとその日のうちに100%お腹の具合が悪くなる・・・」とおっしゃる方もおられました。

また一方では「食べて1ヵ月位経つと何故かどうしてもまた食べたくなるんだよね~」と語るやや依存症状を呈しておられる方もいらっしゃいました。「それもライスではなくてパスタにカレーをかけるインデアンスパゲッティの方が好きで・・・」としみじみとお話をされる方まで様々です。

そんなディープなファンをもつカレー屋さん。移転したら是非とも行ってみたいと思っております。

 
 

ある患者さんは「いやぁ~新宿は本当に何の用事もなくて、ただクリニックに行くだけだったけど、今度はインデアンカレーのついでにクリニックに行けるからね~~ハッハッハッ」ってうちの治療はカレーの“ついで”ですかぁぁぁ(泣)

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