理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.157

いよいよ年の瀬、さて来年は?

さあ、いよいよ今年も残すところあと1ヵ月!小3の娘をこの1年間虜にしておりました『龍馬伝』も最終回を放映し、年末年始に向けまして慌ただしい頃となりました。昨年は新型インフルエンザに振り回されましたが、今年は全国的にノロウイルスで体調を崩す方が頻出しているようです。そんな年の瀬にコラム読者の皆さま方はお元気にお過ごしでしょうか?

あれだけ物々しい警備の中で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)横浜ですが、どれだけ地方からのお巡りさんが動員されていたのか?「いいか俺たちにこのあたりの道のことなんか聞いても絶対答えられね〜かんな!」を誇示するためか、○△県警の名前が前面に押し出されたベストを着用で皆さん主要個所を徘徊しておいででした。

全国におけるお巡りさんの絶対数はこの時だけ急に増えるものでもないでしょうから、当然この期間中に「地方での空き巣の件数は確実に増えているはずだ!」と私自身信じて疑わないのですが、その辺のデータは警察側から流出しないのでしょうか。(笑)

流出と言えばアメリカでもWikileaks(ウィキリークス)なるものから機密外交公電が流出し、多くの国のお偉いさん達がケチョンケチョンに悪態をつかれているようです。我が国では例のビデオ流出事件での当事者を起訴するのか不起訴なのか煮え切らん対応中ですけど、オバマ政権は一体どのような判断を下されるのかちょっと興味あるところでしょう。

おっと、すみません。APECから話がそれてしまいました。それで結果的に世間様をアッと驚かすような(=首相官邸が真っ青になるような)事件は開催期間中に勃発せず、“無事”という文字を額面どおりに受け取れば、会議の内容的にも「これといって有益に思える“事”も殆ど“無”かった」と言えるような集会でしたね。

その一方でこれと同じような国々の間で相変わらずバタバタしているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、“環太平洋”どころか“菅大変よ〜〜”と言われてしまうような状況でして、来年に向けまして我が国の経済は一体どこに向かっていくのやら・・・。

そんなこんなで今年を振り返ってみて、登場回数的にも外見的にもとにかく今年旬だった人と言えば「マツコ・デラックス」さんは筆頭と言えましょう。特に後半はCMなどを含めてあらゆるマスコミに引っ張りだこでしたよね。あの外見と物言いで1回見れば忘れようにも忘れられないキャラです。

私も精神科医を生業としている以上、決して専門分野とは言えませんけど『性同一性障害(Gender Identity Disorder:GID)』の患者さんに対応することはございます。テレビで見かけるケースとしては、はるな愛さんが酷暑の中化粧崩れを物ともせずに昼夜走り続け、ちょっと前の大晦日では無事“紅組”として出場され、天下のNHKも公認の中村中さんあたりが頑張っておいででした。

ところが最近では先述のマツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさん(アナウンサーの徳光さんの甥っ子だそうですが・・・)のような、いわゆるところの“ドラァグクイーン”といった、「あえて女装をしたゲイ(同性愛)の人達」が歯に衣着せぬ強烈な毒舌を売りにご活躍になっているのであります。つまりはるなさんや中村さんとは全く違ったカテゴリーの方々なんですね。

皆さんよろしいですか?ちゃんとついてきてますね〜。精神科の診断基準では、マツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさんは決して『開き直った不細工なオカマ』ではありませんからGIDではないのです。そこんところお間違えの無いようにお願い申し上げますわ。(笑)

そこで不思議に思うのですが、男の同性愛者が女装して吠えまくることは上記のように多々目にする今日この頃ですが、逆パターンである女性の同性愛者が男装して世に打って出るケースは殆ど見かけません。何故でしょうか?場末の精神科医には解説できません。

でもひょっとしたら来年あたりはこのタイプが堰を切ったようにマスコミに溢れ出てくるの世の中になるのかもしれませんが・・・。

 

あ〜〜〜〜、昔からあったあった、宝塚が!(ウソです)

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