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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.034 究極のプロのお仕事

前回は高校野球の話でしたが、最近プロ野球の人気に翳り(特に某球団の視聴率なんて、もう・・・)が見えており、プロ野球改革などと相も変わらずマスコミは騒ぎ立てておりますが、実は小生も幼少時代は王選手・長島選手にあこがれ少年野球時代を過ごした1人ではあります。勿論、エースで、4番で、シンドウと呼ばれてバッターボックスではブルブルと小刻みに震えていました。(またそのネタかよ!)

当時のオールスター戦は本当にキラ星の名選手が集結し、まさに夢の球宴でありました。特にピッチャーは責任回数の3回を、全て三振で討ち取る姿を最高のピッチングとして、幼心にわくわくしながらテレビの前に鎮座しておったわけです。ですから普通の試合でもピッチャーとして最高の投球とは、9回まで全てのバッターを3球3振で討ち取るパーフェクトであると信じて疑わなかったのですが、少年野球から足を洗って10年以上経ったある選手のインタビューのコメントに愕然とした思い出があります。

それは巨人のエースとして一時代を築いた江川投手のコメントなのですが、彼はピッチャーとして最高のピッチングとは「全ての打者を初球で討ち取って(つまりゴロなりフライなりでアウトにして)、一試合を27球で終える事である」と語ったのです。小生のピッチングでは一試合に3球×3人×9回で81球も投げなくてはいけないわけで、本当のプロはいかに少ない投球でバッターを討ち取るかを考えるものなのかと痛感したわけですね。

連日外来診療をさせていただいている身としまして、『究極の外来とは?』どのような外来なのであろうかと、思いをめぐらせる事が駆け出しの頃にはよくありました。患者さんの言いたいこと、伝えたいことを全てきちんと聴いた上で、こちらの説明しなければならないことを漏れなく完全に理解できるようにインフォームドコンセントした上で、必要最小限の検査と薬で治療にあたっていき・・・、なんて悶々と理想を妄想に変えていたわけです。

さて、本当にその様な外来が『究極』なのでしょうか?最初から最後まで話しを聴いて、一から十まで全部説明する。これはその気さえあれば普通にできる事です。ただしそんなことをしていたのでは、1日に診察できる患者さんの数なんてごく僅かになってしまいます。それでは医療を行う側の経済が成り立ちませんし、診察を受けたい患者さんを全員捌ききれません。ボランティアで医療行為をしているのならまだしも、当然クリニックの家賃、光熱費、スタッフの給料、などを稼がなければ廃院するわけです。廃院になると言う事は、つまり本当に行いたいと思っている診療そのものを行うために絶対必要な「場所」を失う事を意味するのですから、これこそ全くの本末転倒になるわけです。

そこで究極の診療とは?それは「患者さんが診察室に入ってきて主治医と顔をあわせた瞬間にその時の訴えを医師は完全に察知し、速やかにその状況に対しての処方箋を作成し、それを受け取った時に主治医の思いが100%通じ、最高の気分で患者さんは診察室をあとにする」こんな感じです。一歩間違うと診察代金は“拝顔料”や“御布施”の類になって、まさに新興宗教の教祖様と熱烈な信者の関係と同じになるような気もしないではありませんが、誤解を恐れずに言えば、まさにその関係が究極なのかもしれません。果たして可能かと言われたら『ほぼ100%不可能』でしょう。しかし、それを目指すこと自体は決して悪いこっちゃないと私は思うのでありますが、さて皆さんは如何でしょうか?

えっ、言われなくても分かってますって。「オマエは家族の顔色を察知できるようになることの方が先決だろ!」って言いたいんでしょ、皆さん。そのと〜〜〜りです。

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