理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.044

キレーションが来たぁー

いよいよ3月15日より当クリニックの分院であります、「AACクリニック銀座」がオープンいたします。ただいま開院にむけまして急ピッチでクリニックの内装工事、スタッフのトレーニング、運転資金の金策(オイオイ)を行っております。あと1ヶ月の間、暫くお待ちください。

ところで読者の多くの方々は“AAC”って何っ?と思われていらっしゃるのではないでしょうか?そうでしょうきっと!はい、AACとはAnti-
Aging-Centerの頭文字でございます。つまるところこのクリニックは、以前からお話をさせていただいております「究極のアンチエイジング」を目指すクリニックであります。ただこのコラムでも書いたのですが、人によってアンチエイジングはまちまちである事は十分理解しております。一度に何もかもは不可能であることも重々承知しております。そこでまず手始めに、「体内の有害な物質を排出いたしましょう」からスタートさせていただこうと思っておる次第です。

今回の新しいクリニックの院長になっていただく上符正志(うわぶ まさし)先生は、まだ我が国でも数名しかいない、アメリカの抗加齢医学会の認定する専門医資格を取得され、このクリニックで中心的に行われる『キレーション』なる医療のアメリカでの認定医でもあられます。

キ・キ・キ・キレーション?!それまた何?!ですよね。

昨年あたりから“デトックス”なる言葉が巷を賑せておりますが、これを日本語にて一言で言えば『解毒』とされているようであります。つまり現代の食生活の中で本当に安全で、全く健康を害さないと言い切れる食物が何処にどれだけ売られているか正確に御存知の方はいらっしゃいますでしょうか?牛肉なんて輸入再開したと思えばあの有様だし、他の物に混ざって製品化してしまえば国産だか米国産だか区別はつかない訳だし、中国産の冷凍野菜はどんな農薬を使っているか・・・なんて考えればキリがありません。便利な世の中で生活することへのリスクは常に背負っていると思わなければコンビニ・ファミレスなんて利用できません。

一度に今すぐにどうこうと言った量の有害物質を体内に摂取していなくても、それが徐々に徐々に蓄積されてしまえば、「千里の道も五十歩百歩」ぢゃなくて、「ローマは1日にして観光できず」ぢゃなくて、「塵も積もれば我が家です」ぢゃなくて、とにかく少々な物でも貯まってしまうと、有害ミネラルだって怨み辛みだって決して良い物ではないと言いたいわけです。

ところで皆さんは世界中のマグロの消費の50%以上は日本国内だって知ってました?先だっても厚生労働省から「妊婦さんはあまりマグロを食べ過ぎないようにねっ!」というお達しが報道されておりました。海中における食物連鎖の最後の物に水銀が一番蓄積しているからだそうで、と言っても農林水産省や漁業協同組合の神経を逆撫でしない程度の控えめな勧告でして、本音の所ではどの程度危険なのかは窺い知れません。アメリカではその水銀と自閉症との因果関係についてもかなり突っ込んだ報告もあるようです。

そこで水銀だけではなく、その他の有害なミネラルの体内での存在をきちんと精査と測定し、基礎疾患に対しての問題などを更に検討した上で、点滴治療できちんと排出いたしましょうね!が『キレーション』なる治療でございます。ですから1回の点滴では完全な改善は不可能でして、最低でも10回は継続をしていただかないときちんとした効果は得られないとの事です。我々のクリニックではニューヨークにおけるキレーション医療の第一人者であるDr.Salerno
とも、情報交換ならびに業務提携を結ぶことで最先端のキレーション医療を常に皆様に提供できるような体勢をとらせていただきます。NIH(アメリカ国立衛生研究所)は2007年には大規模のキレーション治療によるEBMを報告する予定とされていますので、この結果報告によっては我が国においてもキレーション治療はかなりスタンダードな医療になるものと思われます。アンチエイジング医療におけるキレーション療法に乞うご期待!

そんな事よりも、我が家では日々妻が亭主に「キレーション」がすっかりスタンダードなのですが・・。

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