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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.074 中学生のうつ病

先日、厚生労働省のとある研究班からの報告で、“中学生の4人に1人がうつ状態”といったものが新聞報道されました。私自身報告書を全て精読したわけではないのであやふやなところはありますが、正直「おいおい、そんなこと言って大丈夫?」が率直な感想です。

大まかな内容としては、【1】静岡県内の公立中学校1校の1年生から3年生までの566人を対象とした。【2】18の質問項目があり「いつもそうだ」「ときどきそうだ」「そんなことはない」の3つから選択させた。【3】回答したのは557人(男子285人、女子272人)で、そのうち24.6%(20.7%の男子と28.7%の女子)がうつ状態を示した。となっております。

前回も我が国のマスコミにモノ申したのですが、まず『うつ状態の中学生』とはどのような状況であるかをきちんと検証した上で、この出現率なり男女比率なりを検討せねばならないのに、単に“うつ状態”だけではあまりにも症状が漠然としすぎていると思います。

きっと“4人に1人”と“うつ状態”の二つのキーワードに思わず食らいついちゃったのでしょうこの記者さんは。

実際臨床の場において“うつ状態”を呈する疾患は山ほどありますし、うつ状態=うつ病では決してありません。病気ではなくてもウツウツする時って、どんな人の如何なる人生においても起こりうる話です。それを多感な反抗期真っ只中の中学生の一横断面だけで「4人に1人はうつ状態だった!」なんて、ひょっとして次の日にやってみたらかなり違う結果になりはしませんでしょうか?

厚生労働省の研究班という国を挙げての調査研究なのに、一地方のたった1つの中学の生徒のサンプリングだけで、国内の中学生を語ってしまうことが本当に可能かどうかも問題はあるでしょう。おまけに通常3つの選択肢を選ばせる場合は、例えば大、中、小、とか良い、普通、悪い、といったようにほぼ均等に3等分できるような比率にするべきだと思います。いつもそうだ、ときどきそうだ、そんなことはない、が果たしてそれに適した選択肢かといえば、「いつも」と「ときどき」の幅よりも、「ときどき」と「ない」の方が幅は狭いように思えます。「いつも」と「ときどき」の間にもう一つ選択肢(「かなり」とか「わりと」あたり)が欲しいと思うのは私だけか?

また質問内容も「生きていても仕方ないと思う」「独りぼっちの気がする」etc.と、二次性徴を実感中の思春期の若者に対して、「あなたたちの年代なら、まあそんな日もあるでしょうよ」的な質問にも思え、本当にうつ状態を判断する上で適当な質問内容なのかも疑わしいように思いますが・・・。

そんな私の心配をよそに、きっとこの結果から「いじめなどを助長させる心の闇が現在の中学生の中に潜んでいることが判明し、教師はこの点に十分注意をしながら・・・・」なんて総括をするんだろうな〜〜、きっと。安倍首相をはじめ例の教育再生会議のメンバーの方々がこれに振り回されないことを祈るばかりです。

この調子では近い将来『国民“総”(「躁」ぢゃないぞ!)うつ状態』にさせられてしまう日も決してそう遠くはないと心配になってきちゃいます。さて、毎年恒例のこの時期の旬のものといえば“初鰹”ぢゃなくって『五月病』ですけど、今年の新入生、新社員の皆さんのお具合は果たして如何でしょうか?外来の予約はお早めにね!

そうそう最後に、「高野連といえば小林!」(ご存じない方はVol.33をご覧ください)ですが、まあ相変わらずのオジサマ達ですね〜。あいた口がふさがりませんわ。しかも今回『野球の特待生』で入学させたのでなくて、ほかの理由で特待生にした生徒が“たまたま”野球がうまかったため野球部で活躍することは問題ないんですって・・・。はぁ?

もうこうなったら私学はみんな高野連を脱退して、高校球児の体をいたわる意味でどこぞのドーム球場でも借りて「独自の野球大会」を涼しく開催しては如何でしょう。そうすればプロのスカウトさんもクソ暑い思いもせずに効率的にお仕事もでき、阪神さんも「死のロード」なんて自分とこだけ大変な思いもせずに済みます。ドーム球場の使用料は当然プロの各球団さんが持ち寄って割り勘で支払ってあげましょうね。

 

只今小林家は引っ越し秒読み段階の一触即発状態にて、今回のコメントは差し控えさせていただきます。本当に踏んでしまいます地雷!

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