理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.076

一極集中

先日我々と同じ頭髪治療を行っている名古屋のクリニックが、この度場所を移してリニューアルオープンをされました。今回その見学とお祝いに向かうべく、私自身名古屋駅に35年ぶりの降車となったわけでございます。まぁ、これだけ立派なクリニックなら名古屋方面の患者さんの治療効果も倍増か?

そして名古屋といえば何と言っても“世界のトヨタ”のお膝元です。町中を走っている車の大半はやはりトヨタでした。あれだけの短時間にレクサスLS460をこれだけの数見ることができるなんて・・・、街行くバイクもひょっとして「もしかしてトヨタ?」と思わせる勢いでしたね。(作ってませんってば!)

しかし東京から1時間半で名古屋ですから、考えようによってはもう首都圏への通勤圏内ですよ。最近では軽井沢あたりから通勤する人もいるようですから。久しぶりに乗った新幹線(のぞみ)も静かで揺れも少なく非常に快適で、危うく寝過ごしそうになりました。

これだけ移動が簡単になり、連絡の手段も多岐にわたるようになった我が国において、何でもかんでも東京に集中させてしまうことは本当によろしいことなのか疑問に思うのですが皆さん如何でしょうか?このたびめでたく3選を果たされた都知事さんは絶対的一極集中論者のようですが、何かあった時(テポドンが飛んでくるとか、大震災に見舞われるとかetc.)にはすべての機能が同時にマヒしないようにリスクは可能な限り分散するべきだと思うのですが。

ただ政治はあまり多くの政党に跋扈されても“船頭多くして船山に登ります”ので、本当に良い悪いはこの際別にして、そろそろ我が国も2大政党制で世の中を変えていかないと、今回の社会保険庁をはじめ、公務員の天下りの件や諸々の問題は一向に解決できないと思います。まあ安倍さんも小泉さんが掛けた梯子に登ったところまではよかったけれど、その梯子を周りの人達から勝手に外された状況ですかね。

「官から民へ」と小泉さんが絶叫し、国がやってくれなくなったから“コムスン”がやっただけのこと。民がやるからには利潤が出ないと潰れてしまいます。ただその利潤の追求方法に問題があったわけですが、それでは官がやっても社保庁のあの有様では、今この国は官がやっても民がやっても何一つうまくいかない世の中になってきています。

これで来月の参議院選を惨敗でもしたら、前の人が長すぎたので安倍政権も余計に「短命内閣」(勝手にこっちで幕引きをしておりますが・・・)の印象が強くなってしまいます。私も生まれは山口県なので個人的には安倍さんにも頑張って欲しいのですけど、どうも嫌な予感がしております。

今年は梅雨入りも例年よりもかなり遅く、各地で水不足の問題も深刻化しており、地球温暖化に伴った異常気象は確実に忍び寄っています。我々が生き抜いていく上でまず今すぐに改善すべき点は、介護よりも年金よりも自然界からなのかもしれません。どうか今年の夏が恙無く過ごせますように。

 

しかし、どう考えても私のリスクは家庭に集中しすぎているような・・・・。

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