理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.086

NHKに出演

負けました・・・。完璧に負けてしまいました・・・。

実は私10月19日、NHKさんからの依頼で夕方の番組(ゆうどきネットワーク)に出演させていただきました。担当は「中高年女性の髪の悩みに関する特集」部分でございます。すると当日の特集内容の良さからか、私のテレビ映りの良さからか(それはまずあり得ないお話ですね)、視聴者からの問い合わせは何と番組始まって以来のものであったそうです。その日のNHKの『全ての』番組でも2番目の多さだったなんて、信じられます?

視聴率もいつになく高かったことから、担当プロデューサー氏はたいそう気を良くされたみたいで、調子よくすぐに“おかわり”を申し出られました。しかも11日からは大相撲が始まって2週間番組が空いてしまうので“鉄は熱いうちに打て”の鉄則通り、9日までに再出演の依頼が来たのであります。

そして先日その“おかわり” 放送日がやってきたのですが、一体どのような番組なのか皆さんご存知ない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明いたします。平日夕方の17:15〜18:00までの情報番組で、ターゲットはもちろんその位の時間帯に夕食の支度をしながら片手間にテレビなんぞを見ていると予想される中高年の女性の皆様のようです。

その時間帯は新聞のテレビ欄を見ていただければ一目瞭然で、各局夕方のニュース番組の激戦地帯なのでございます。小生が出演した番組は実のところNHK37局のネットワークで、地方によっては(北海道、大阪、福岡etc)独自のオリジナル番組を制作しており、私もまだ全国区での立候補は不可能な模様です。

夕方の民放ニュース番組に対抗するのですから、もちろんこちらも“生”放送です。つまり私も渋谷のNHKに放送開始2時間前に出向いて、一度通しでリハーサルを行い、登場時間までスタジオの片隅でじっと出番を待っているわけです。そして何故かこの放送を行うスタジオはNHKの局内を見学できるコース上にあり、ガラスの外から生本番中を見学者の皆さんが垣間見ることができる場所にあるのです。つまり「きっと動物園のパンダや水族館のラッコって毎日こんな気分なんだろうな・・・」を体感できるスタジオなのでした。

話がやや脱線してしまいましたが、では私はその放送のあった11月7日“何に”負けてしまったのでしょうか?そう、それは民主党代表の『小沢一郎』氏に負けてしまったのです。皆さん11月7日の夕方を思い出してください。その日は小沢さんが例の代表辞意を撤回する記者会見をいきなり行った“あの日”なのであります。それがまたよりによって私が出演する番組に見事ぶち当てられたのでした。(大笑)

当日のスタジオ内はNHK的には現在の政治情勢を占う意味でも中継放送をしないわけにもいかず、またそのような記者会見ですから、当然いつ頃終わるのか誰にも予想はつかないわけでして、いつこちらの番組を開始できるのかが全く分からないといった緊迫感と緊張感がスタッフの中を漂い始めています。

以下「スタジオ内の叫び声」V.S ≪放送を中の会見の模様≫

「よ〜し、もう終わりそう。17:30分過ぎたら◇△の特集は中止!○□の頭からねっ!」

≪○○新聞の××ですが、今回の大連立といった噂に関しまして・・・・・・・≫

「だぁ〜〜〜、んじゃ40分過ぎたら●■は差し替えで、▼◆でいくよ!先生(私に向かって)こんなことって本当に年に数回しかないですけどね〜、えへへ(と口では言いながら顔はややひきつり気味)」

≪××新聞の○○ですけど、政権与党を目指すうえで・・・・・・≫

「うぇ〜〜まだ質問してんの〜、××新聞なんてほかの記者の質問の答えを記事にしてりゃいいんだよ!ったくぅ〜〜(NHK的には完全にオフレコですが)」

≪・・・・以上で会見は終了いたします。≫

「んじゃ〜46分スタートね。すぐに先生への(つまり私への)質問コーナーに入っちゃいま〜す」

ってな感じで、段取りもリハーサルもあったもんじゃない、殆ど小沢氏に放映時間を持っていかれた、正味数分間の11月7日スタジオ生放送でありました。ちなみに娘(前日6歳になったばかり)はなかなか父親がテレビに出てこないため、テレビの小沢氏に向かって「このおじちゃん嫌い!」と怒り心頭であったとの事でした。

 

我が家であんな謝罪会見なんて開いたら、とてもとてもあの放送時間程度で終わることは不可能でしょうけど・・・・・。

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