理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.098

今年のゴールデンウィーク明け

前回のコラムで麻酔科医の派遣会社の話を書いたところ、5月13日付の朝日新聞の朝刊にそれに関する記事が載っていました。すでに東京にはそのようなシステムで麻酔科医を派遣するグループはあるようです。「週5日勤務、緊急呼び出しなし、年収3,000万円以上も普通」だそうで、これからは麻酔科医を目指す医学生が増えるのでしょうか?

以前の養老孟司先生のご意見(Vol.87)の時といい今回といい、どうも世間のマスコミがこの私のコラムを追いかけている?んなわきゃ〜ありませんよね。

さてそんな話はさておき、ミャンマーの台風災害なんてその後どうなってるの?と言われてしまうような中国の地震被害でございます。ミャンマーの“ミャ”の字もマスコミは言わなくなりました。21世紀はまだ90年以上残っているのに、世界中の天変地異がいよいよ世紀末的な様相を呈してきたようです。

以前中国で建築関係の仕事をされていた方から聞いたお話ですが、“髪も偽装”で問題になった例の構造計算ですが、我が国レベルのものなど「あちらの国」には全く無いようでして、今回のような地震が発生すれば、残念ですがこの様な惨事は起こるべくして起こることのようです。

先日たった27本の赤ワインを購入するために50万ドル(5千万円以上)支払った中国人がいたそうです。しかも投機目的などではなく、自らが飲むためだけに!そんな大金持ちがいる国でありながら、ひとたび天災が起こればこの現状とは・・・。絶対に国の在り方そのものが我が国以上に問題があるとしか思えません。

もし北京・上海あたりで同じような地震があれば・・・、それはもう神戸どころではない、とんでもないことになることは確実のようですね。何でもあの辺りの人達は、地震なんて起こらない事を前提に生活をしていらっしゃるようです。これからもず〜っと何事も起こらない事を祈るばかりです。

今回のオリンピックに対しても何らかの影響はありそうです。福田首相も胡錦濤国家主席が来日された時に、マスコミから「首相も開会式には参加されますか?」なんて質問を受けていましたけど、果たしてオリンピックまであなたが首相でいられるかどうかの方が確実に怪しいと思われます。

“パンダ”、本当にいるのでしょうか?そんな大金を支払ってまでお借りすることが我が国にとっての国益でしょうか?そのような申し出をお断りすることが失礼にあたるのでしょうか?パンダの裏に潜む外交の難しさ、あの国の強かさを色々と勘ぐってしまうのはいけないことなのでしょうか?

ガス田開発の件にしても、除草剤入り冷凍餃子の件にしても、一体何一つきちんとした解決なり決着をつけることなく、棚上げに近い状態で「友好」と称して媚び諂う日本の外交政策をこれだけ如実に曝されてしまっては、本当に大丈夫なのだろうかこの国の将来は?と憂いてしまいます。

硫化水素を使った連鎖的な自殺。理不尽で短絡的な殺人事件。われわれ国民に対して何をどうしたいのかがちっとも響いてこない政治。世界の中でも見放されてしまいそうな勢いの経済。本当に混沌としたこの国の中で今何をどうするべきなのか?改めて考えさせられたゴ−ルデンウィーク明けの5月でした。

 

国民として、息子として、夫として、父親として、我々の医療を一緒になって切磋琢磨してきた大切な仲間を先日一人失ってしまった医療者として・・・。

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