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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.108 遺伝する病気

我が家の除湿器はついこの前までは、アッという間に貯水タンクが満水になっていたのに、先日からは加湿モードにスイッチを変える頃となりました。この時季になるとご近所には金木犀を植えているお宅が意外と多いことにもその香りで気が付きます。朝起きて顔を洗う水も一発でシャキッと目覚める冷たさになりつつありますよね。今年も残り2ヶ月半ですから当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。コラム読者の皆々様方はお元気でお過ごしですか?

アメリカに端を発した金融情勢の悪化は、今年は日本人の受賞者連発で、そのありがたみもやや薄れてしまいそうなノーベル賞の賞金にも影響が出そう(つまり例年よりも減額)との事です。ノーベル財団の資産にまで影響を及ぼす今回のこの金融危機は、一体どこまで行き着けば落ち着きを取り戻すのでしょうか?まあ思いっきり円高になれば、日本人受賞者にとっては例年どおりの額になるのかもしれませんけど・・・。

ちょっと前の某新聞に、統合失調症を発症する遺伝子の解析についての記載がありました。統合失調症に限らず、ありとあらゆる疾患を遺伝子レベルで解明していこうとする風潮が最近強くなっています。この研究でノーベル賞を本気で狙っている科学者もひょっとしているのかもしれません。「あと15年8ヶ月で大腸癌が発症しますね」と主治医から告げられてもね〜、果たしてどんな気分になるのでしょうか?(Vol.27を参照)

統合失調症は今現在においては、癌であれば癌細胞の存在、骨折であれば骨折線の存在といったように、これがあれば100%確定診断できるといった類の疾患ではありません。脳の中に何らかの異変が生じているのでしょうが、それを客観的に診断できる“物証”は今のところ何処にもないのです。ですから医者によっては同じ患者さんでも、その診断名さえ異なるケースも現代の精神科では決して珍しくはありません。

遺伝的な問題が伴う疾患の研究に対して、一卵性双生児のデータはよく用いられます。この疾患の場合は一般的には約50%の一致率とされています。真の遺伝病であれば一致率は100%になるはずですから“氏より育ち”の部分が半分もあると言えるわけです。

そうなると残りの半分の要因は食べ物?教育?親子関係?住宅環境?etc.先ほどから申しますように、今のところはっきりこれだぁ!と断言できるものは無いのです。つまりは人間が生きていく上で、その人の人生に関わってくるありとあらゆるものが複雑に影響しあって、最終的に遺伝的な因子にも何らかの関与をすることで発症しているとしか言えません。

この世の中には遺伝子をイジリ倒して重箱の隅を突いてその部分をとことん追求する精神科医もいれば、患者さんの生い立ち、家族、教育、仕事、住まいといった生活環境を全て網羅して診断なり治療法なりを追及していく精神科もいるという、つまり“蚤の心臓から銀河系の果てまで”対応することが必要な診療科であることをご理解いただけるでしょうか?

医療とは言え当然人間のすることですから、限界もありますし得手不得手もあって当然でございます。私はどちらかと言えば針の穴を通すコントロールと言うよりも、目一杯のストライクゾーンで診療をする側の医者だと自負しております。ただそのストライクゾーンを広げすぎて、「ヒーリング」だとか「スピリチュアル」最後に「宗教」あたりにまで行ってしまうと、私も正直対応できなくなってしまいますが・・・。

 

教祖様に守護霊か〜、そのあたりからは江原さんと美輪さんにお任せ致します。莫大なお布施を積んで細木さんという選択もありですか?あたしゃ〜山の神で手一杯で〜す。

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