理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.116

100年に1回

暦の上では春となり、インフルエンザウイルスにとって代わって今度はスギ花粉が世間に蔓延する頃となりました。これで日本人は1年の半分はマスクをして外出する国民へとなったわけです。それもちょっとねぇ・・・。

マスクを作っている会社(ダチョウの卵からウイルスの抗体を作ってそれを仕込んだマスクは超高性能らしいです)は年度末に向けて業績をかなり“上方”修正されていらっしゃるのでしょう。たぶんきっと・・・。

不況、不況とこれだけマスコミに騒がれてしまうと、世の中全ての人達は何となくどころか、かなり購買意欲は削がれているような気がいたします。多くの企業の収支決算はちょうど昨年の今頃の天国から、たった1年で一気に地獄に突き落とされたかのような状況です。ヒュ〜〜〜ン・・・。

一昔前に若者から嫌われる職業の「3K」と言われるものがありました。そうです「キツイ」「キタナイ」「キケン」の3Kでした。ところが最近では「3K」と言えば、この不況で会社がまず自粛するものをさすことだそうで、それは「交通費」「交際費」「広告費」とのことであります。そりゃ確かに・・・。

その広告費が削られれば、ほぼ広告収入で成り立っているテレビ局も当然ジリ貧になるわけですから、自分で自分の首を絞めるような報道をしなければいいのにと思うのです。ところが彼らにとって命よりも大切な“視聴率”で考えると、不況報道や不幸報道の方がどうしても視聴率がとれるそうなのです。そこで仕方がなくそんな報道が多くなってしまうそうなのですから、まさに負のスパイラルにはまり込んでおります。まあどっぷり・・・。

そんな中でもやはりマスク業界以外に(?)儲かってまっせ〜の会社はあるようですね。任天堂、サントリー、マクドナルド、ユニクロあたりはしっかりと業績アップのご様子です。でもこれって『エコと称して光熱費節約のため肌寒い家の中で“ヒートテック”を着て、ボリュームたっぷりの“クォーターパウンダー”を頬張りながら、今ビールと言えばやっぱりこれでしょ!と“プレミアムモルツ”を片手に、必死になって“Wii”に興じている人』は意外と大勢いそうですよね。かなりイルイル・・・。

いわゆる外に出ないで“お家の中で完結”できるところに関わっている業界が現在の勝ち組になっている図式です。外に出ないわけだから“車”には乗りません、遠出しなければ“飛行機”にも乗りません、今の家の中で事が足りていれば“住み替え”の興味も湧いてきません。赤字になっている業界はどうもそのあたりに多いようです。まさにこの季節だからではありませんが「負けは〜ソト。勝ちは〜ウチ。」ですね。まさに・・・。

とある経済学者が言うには「100年に1回の不況」なんだそうです。コラム読者のみなさんの中であと100年生きるつもりの人っていらっしゃいますか?いらっしゃいませんよね。であればですよ。残りの人生で今より悪くなることはない!と思って、あとはひたすら前向きにやっていくしかないわけですよ。さあどうです・・・。

結局例の定額給付金も支払われるような流れみたいですが、もうこうなったらいかがでしょうか麻生さん。民主党に政権を奪われる記念として、いっその事“定額”はやめて、“ドリームジャンボ給付金!”なんてどうでしょうか。マジっすか・・・。

国民の個人情報なんてしっかりとお上に知れ渡っているわけですから、住民基本台帳から無作為に首相が1人の国民を選んで例の口調で、「いやぁ〜、おめでとうございます。見事1等の1兆円が当たりました!当選者は○○県××市の□□さんで〜〜〜す」「はい、それでは次にまいりましょう。2等の5千億円ですが・・・」って少しはこのような夢のある話をやってくれませんかね?かなり無理が・・・。

でも1等当選者はその日から全ての国民を敵に回すようなものですから大変でしょうけれど。今までの人生で会ったこともない、全く覚えのない親戚が急に増えること間違いないでしょう。国外逃亡・・・?

 

このご時世、外へ出てお金を使う出費の問題と、だからと言って自宅に居過ぎて煮詰まるストレスと・・・、どっちもどっちかぁ〜〜〜。

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