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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.117 アルコールという名のドラッグ

早いもので今年も2ヶ月が終わってしまいました。ここのところこのコラムで医療に関する話題がめっきり少なくなっており、お前の本業は一体何だ?と初心に立ち返って今回は筆を進めさせていただきます。

そこで中川“前” 財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)<→ご自身のHPではこのような役職になっておられましたので・・・>にご登場していただきましょう。コラム読者のほとんどの方は例のG7の記者会見はご覧になっていらっしゃると思います。「風邪薬を処方量の2倍飲んで、お酒はゴックンしていない」と本人は弁明されていました。

そうか〜風邪薬を2倍飲むとあんなに大変なことになるんだ〜、と思った国民は皆無でしょう。誰がどう見たって薬の副作用と言うよりも明らかに“酩酊状態”つまり『お酒』が原因であることは自明でした。確かに本人が言うようにゴックンではなかったでしょう。絶対に“ガブガブ”です。

起こしてしまったことを今更どうこう言っても仕方がありませんが、ただ非常に不思議に思ったのは、会見席に着いた途端にあんな状態になるはずは絶対にありませんから、どうして周囲にいたスタッフ(同行している有能な“はず”のキャリア官僚もいたでしょうに・・・)が事前に止めなかったのか?

一国の大臣があのような醜態を世界中に晒すことが、本人だけでなく国内外においてどれだけデメリットになるかを分からないはずないでしょう。であるとすれば、どう考えても意図的に彼を晒しものにして、その後の失脚を画策でもしなければ、あんなことには絶対ならないはずです。霞が関の闇に何かが仕組まれていた?

と、前置きはここらあたりにしておいてお約束通り医療のお話にいたしましょう。実はこれも不思議にどのマスコミも一切これ以上に踏み込んだ表現は致しませんが、あえて場末の精神科医として言わせていただければ「前大臣はアルコール依存症である」と診断できると言うことです。永田町界隈では彼の事は今や常識で「何を今更・・・」かもしれませんけど、永田町の常識は世間の非常識であることは過去の歴史が物語っております。

今度の衆議院選挙の結果がどうであろうと、彼は即刻きちんとしたアルコール依存の治療を受けるべきでしょう。ただ本人は治療を拒否して、依存症を否定すると思います。なぜなら私の臨床経験上から申し上げますと“未治療”のアルコール依存患者さんは99%このような否認言動をとるからです。以前のコラムにも書きましたが、アルコールと言う『ドラッグ』は身体依存を形成します。

身体依存とは簡単にいえば、頭では「駄目だ、駄目だ・・・」と思っていても、体がそのドラッグを欲してしまうために、断ち切ることが非常に困難なドラッグなのです。まさに「わかっちゃいるけどやめられない!あっ、それス〜イス〜イ・・・」の歌詞そのものであります。ですからこの治療は通常の精神科医療を行う場所では困難であり、専門のカリキュラムをもったクリニックや病院(入院)でないと対応ができません。

世の中には全く飲めない『下戸の人』と、量の調整が可能でいわゆる『節酒できる人』と、時と場合に関わらず(大事な会議の前でも)量の調整が不可能な『依存症の人』の、なんと血液型よりも少ない3タイプしかいないのです。量の調整と書きましたが、どれだけの量を飲めば依存症なのか?と尋ねられたら、単純にそのものの量ではなく、自分以外の人(家族、友人、同僚、近隣、国民など)に迷惑をかけるような言動を行ってしまう量の事ですから個人差が生じます。一升瓶を何本転がしても、一切人様に迷惑をかけなければ『大酒家』のレッテルで終わってしまうケースもあるわけです。

このコラムでも以前に、こんな危険なドラッグを公共の電波で昼夜を問わずジャンジャン広告する(パチンコ業界は4月から遂に広告時間帯の自主規制を開始するようです)我が国のテレビ業界は如何なものか?と警鐘を鳴らしました。しかしテレビ局側は広告収入がジリ貧で、儲かっている会社の代表がサントリーならこの構造は我が国においては当分改善されそうもありませんけどね・・・。

 

週に1回夕食時に小1の娘が缶ビール(350ml)1本を甲斐甲斐しく注いでくれているうちはまだ大丈夫・・・?

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