理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.130

何をもってエコなのか?

さ〜〜て、今年も残すところ3ヶ月になりましたよ〜〜〜。次回のこのようなシルバーウィークになるのは6年後だそうですが、皆様は十分堪能されましたでしょうか?聞くところによりますと、高速道路の渋滞はゴールデンウィークほどではなかったものの、30?以上の渋滞発生回数は春よりも多かったもようです。

今となっては良かったのか悪かったのか、これも麻生太郎氏(うちの娘は首相の頃からこのように呼んでいるため、我が家ではこんな呼ばれ方です)の数少ない“政策遺産”の1つである「高速道路休日1000円均一」の影響のように思われます。

何を隠そう、この私も今回通常到達時間の3倍かけて(10分の道のりが30分のレベルではないですからね)自動車の運転を“堪能”させて頂きました。ちなみに燃費も2倍かかっており、これでは民主党のマニフェスト通りに“高速道路無料化”なんかした日には、温室効果ガス25%削減なんて夢のまた夢になりますが、そのあたり国際舞台で大見栄を切った鳩山さん如何でしょうか?

麻生太郎氏が「ETCで休日1000円!」と言っていた頃のETC関連の業者さんは、盆と正月が一気に来たような不眠不休の大忙しであったと聞きますが、選挙前に民主党圧倒的有利の風が吹き始めた頃からは、逆に操業はピタッと止まってしまったとか・・・。まさに天国から地獄ってやつですね。

そうは言っても各国の自動車メーカーもエコを敵に回すわけにもいかず、次々と新手を打ってきております。先日あのベンツですらハイブリットカーを我が国で販売開始致しました。ところがそのベンツはナント『S』クラスなのでありました。

車にあまり詳しくない方のためへ補足をさせていただきますと、ベンツにもいろいろな大きさ、種類がありまして、先ほどのSクラスはセダン(4枚ドアのいわゆる普通の車の外観)では一番大きいタイプのものです。

自分で運転すると言うよりも、運転手つきで後部座席でふんぞり返るタイプの車と言ってもよろしいかと思われます。値段も国内で1400万円以上とのこと。こんな非日常の車をハイブリットにするのではなく、ベンツにもAとかBとかCといった一般家庭(ベンツを購入する方々を一般家庭と呼んでいいのか多少の不安もありますが・・・)の町乗り用がありますから、まずそっちから開始するべきではないかと思ったのは私だけか?

この車は「うちの社長は数百万円安く買える同じようなガソリン車よりも、そこを上乗せしてまでも環境や燃費に気を使っておりま〜す」といった、自己満足的なパフォーマンスのための車としか思えないのであります。だってSクラスのハイブリットよりもAクラスのガソリン車の方がひょっとしたらもっとエコの可能性は十分ありですから。

アメリカの人って低脂肪ミルクとか、カロリーや塩分量などをすごく気にしてみたり、熱心にジョギングやジム通いをしたり、ビリーなんかにもすぐ手を出すくせに、あたりを見渡せば以外と肥満の方はとても多いように思います。

どうもそれは細かい成分内容や有酸素運動がどうこうよりも「あなたね〜、それだけ食べたら何を食べても太りますって」というくらいの“量”を食べていませんかね?まさに“Sクラスにハイブリット”の感覚そのものではないでしょうか。トヨタさんだってホンダさんだって、まずはコンパクトな車からハイブリットカーはスタートしたわけで、この辺の感覚は欧米の方々との国民性における違いなのかもしれません。

とにかく25%の削減を実現することとは、田園調布に200坪程度あるとされる現在の鳩山邸を、1ルームマンションレベルの規模にお引っ越しいただかないと実現できない、それくらい大変な目標数値ではないかと推定致しますが如何でしょうか?

しかし1ルームマンションの前の通りに警察官がバリケードを準備して、入口の前にはポリボックスが建てられても、同じマンションの住民はえらい迷惑なのでしょうけどね・・・。

 

ちっともエコには関係ありませんが、最近のテレビCMでドリフターズの“ズンドコ節”で缶コーヒー、昔のアニメの“狼少年ケン”でガム、“およげたいやきくん”で発泡酒をベースとした「リキュール(発泡性)」、といった大昔の歌の替え歌で宣伝する傾向が増えていることを個人的にはど〜も気になっているのですけれど皆さんはいかがですか?

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