理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.140

日本省?

あっという間に今年も六分の一が過ぎ去って、昨年よりも少ないと言われながらもスギ花粉も蔓延し始める今日この頃、コラム読者の皆さま方は如何お過ごしでしょうか?日本選手団も期待どおりなのか、期待外れなのかビミョ〜な感じで冬季オリンピックも終わってしまいました。

そこで浅田真央選手が銀メダルに決まって、この世の中で一番ホッとした人は誰でしょうか? 正解は『荒川静香さん』でしょう。これで女子フィギュアでの我が国における唯一の金メダリストの座だけは少なくとも死守できたわけですから、あと4年はその御威光にすがってお仕事ができるはずですよね。は〜〜い、めでたし、めでたし。

さて次は先日の長崎県知事選挙で一番悔しい思いをしたのは誰でしょうか?政界じゃなかった、正解は小沢さんでもなく、鳩山さんでもなく、それは何と言ってもやはり“初代防衛大臣の久間さん”でしょう。きっと「この程度の民意だったのなら俺だってあの時にもう少し言葉を選んでおけば・・・」と思っているに違いありません。

あれだけ政権交代で盛り上がっていたのに、我が国の民意なんてこんなにあっけなく右に左になびいてしまうものなのですね。それなのに自民党の古狸たちは、結局自分たちが与党時代に野党がやっていた事を真似するだけの審議拒否という体たらくの有様です。

これでは結局のところ国民の政治不信は募る一方です。小沢さんが幹事長に居座った状態で今年の夏の参議院選挙を迎えたならば、政治不信のドツボにはまったままの状況からして、史上“最低”の投票率になることはもう間違いないでしょう。今からここに断言しておきます。

ところで先日銀座を歩いていて気がついたことが二つあります。まず一つは路面店に最近閉店または近日閉店予定のお店があちこちに見受けられた事であります。ビル内の飲食店のテナントも看板は出ていても空室状態のお店が増えてきたとも聞きます。これも我が国に於ける政治の停滞によるところの経済状況の象徴とも言えるのでしょう。

次に二つ目ですが、まあとにかく前から後ろから右から左から飛び交ってくるのが中国語であるということです。昨今のマスコミ報道などで皆さんもご存知かもしれませんが、現状はかなりすごいことになっておりました。はっきり言って想像以上です。

そしてデパートや大型家電店でのお買い物では飽き足らず、富裕層と称される方々は都心の土地やマンションにまで触手を伸ばしているらしく、そのうち気がついたら我が国はいつの間にか日本“省”となってしまい、日本料理は北京料理や四川料理と同じ中華料理の中での扱いを受けてしまうのではないかと冗談でも言えなくなりそうな勢いなのです。

有楽町の西武デパートが抜けた後にヤマダ電機やユニクロが入るのではないかと噂されていますが、中国系の企業が乗り込んでくることも十分あり得るお話かと思われます。80年代の終わりのバブルと称された時代に、マンハッタンのビルを日本人が買い漁ってアメリカ人に顰蹙を買ったような事がこれから我が国で繰り広げられていくのでしょう。歴史は繰り返すってやつですね。

そして商品や土地建物だけでなく、おそらく企業もM&A(合併買収)の対象として虎視眈々と狙いを定めてくるのではないでしょうか。多少勢いは衰退気味とはいえ我が国が持っている様々な業種における技術的な部分は、中国にはのどから手が出るほど欲しがっているところがきっと多いはずです。

一昔前ならこっそりと技術だけ盗んだり、特許などを無視して真似したりと、そんなものだったのでしょうけれど、今や財力にものを言わせて四の五の言わずに会社ごと乗っ取ってしまえ〜!と大きく変わっていく勢いは、もう我が国では止めることはできないと思います。きっとアメリカですら既にそれを脅威に思っているはずです。

“友愛”だか何だかまったくふ抜けた寝言みたいなことを言って、ママから “多少”のお小遣いをもらって、小沢さんの尻に敷かれたままノホホ〜ンとしていたんじゃ、本当に国ごと中国にM&Aされちゃいませんかね鳩山さん。

 

コラムでは天下国家を偉そうに語ってみても、自身の実状は自宅中での居場所をM&Aされないよう死守することで精一杯でありますが・・・。

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