理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.142

呟いてますか?

新年度も始まって、まさに春本番となりました。先月末は花冷えなどもあり寒暖の差で体調を崩される方も多いようですが、コラムご愛読の皆様方の平成22年度スタートは如何でございましょうか?

新年度と言えば、私は新しいものには比較的すぐに手を出す方ではございますが、未だに“ツイッター”なるものには着手しておりません。既にご存知の方も多いと思いますが、聞いたことあるけど何だかよく知らない方に、今回は(も?)独断と偏見を交えまして簡単にご説明をさせていただきます。

先日、とある俳優さんに「もう使われてますか?」とお尋ねしたところ、「あっ、そのゲームは最近してませんね〜、体硬くて辛いんですよ〜」と答えられましたが、“ツイスター”ぢゃありませんからね!間違えないで下さいよ。

よく“つぶやく(○△さんがつぶやきました)”と称してツイッターが使われているようですが、英単語の「twit」はものの辞書によりますと実は・・・

⇒[動](〜・ted, 〜・ting)(他)〈人を〉(…という理由で)あざける, 詰る, 責める。

となっております。名詞に至ってはナント「ばか」「間抜け」「あざけり」「愚弄」になっちゃいます。それでもって世界中の人達がこのツールを使って、お互いを責め立てて、あざけり続けているわけではないようですからご心配なく。

何でも1回の発信を140文字以内に抑えることが必要だそうで、私のように関係ないものや、くだらない寄り道をしながら、ぐだぐだと捲し立てる輩にはちょっと不向きのツールのようでもあります。最近では世界的大企業のCEOや、我が国における場末の木っ端大臣、もちろん一般ピープルの方々も使いこなしておいでのようです。

そのTweet(つぶやきのこと)されたことに関して、Follower(そのつぶやきをフォローする他のユーザー)がつぶやき返すなどして様々なコミュニケーションが展開されているわけですね。因みにこの原稿を書いている時点でソフトバンクの孫正義さんは192,281名の方からフォローされていたりします。

2ちゃんねる程の匿名性はないようだし、Block(特定のユーザーのフォローを拒否して、相手に自分のつぶやきが表示されないようにすること)といった対処も可能で、俗に2ちゃんねるあたりで言う“炎上”、“祭り”になることはあまり心配いらないようです。

まあ簡単に言ってしまえば『1日に何回も更新する短めのブログ』もしくは、語弊はあるかもしれませんが『比較的安全に好きなだけ自己主張できる2ちゃんねる』、みたいなものと言うことでご理解いただければ問題ないのではないかと。

最近の若者がきちんとした文章を書けなくなっていると言われており、理科系の大学入試科目にも国語のある大学が増えているそうなのです(東大はその昔からありましたっけ?)。まあこの際私の文章力は棚に上げさせて頂き、メールが完全に話し言葉になっている世代あたりから、どうもしっかりとした文章を書くことが不得手になってきているものと推測します。

ですからツイッターの出現には、ひょっとしてブログ程度の文章も書きあげることができない人が世界中に増えてしまった。その為に140文字のつぶやきと称したレベルまでに格下げしないとうまく自己表現ができなくなった。つまりそのなれの果てがツイッターの出現ではないかとも勘ぐったりしていますが如何なものでしょう。

さあ果たしてこのツイッターなるものが5年後10年後にもちゃんと残って多くの方々が利用している代物なのか?どうぞ世界中の皆様、頑張ってつぶやきあってください。そう言えば“つぶやきシロー”氏はきちんとツイッターで呟いていましたよ。

「コンビニの傘立てに傘さしておくと、傘の中に傘を入れらているときあるね」

「旅行って、成田空港までも旅行だよね」

「歩く度に靴の中で脱げてくる靴下を履いている時って、全神経もってかれるね」

「うがい中、1回ギアチェンジするよね」

「目覚まし時計の音が大きいから、鳴る前に起きて安心するときあるよね」などなど。

 

私がつぶやきを全部文字に残して公開したら二度と自宅へは帰れません・・・。

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