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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.173 胆識

遂にテレビのアナログ波が全てデジタル化されようがそんなことはお構いなしに、結局殆どの国民が節電に頭を悩ませる夏になってしまいました。今のところ幸いなことに昨年のような酷暑には至っておりませんが、このまま何事も無く秋になってくれるものか、どっこい残暑がぶり返すのかはまだ予断を許しませんけれど、コラム読者の皆様方はお元気にお過ごしでしょうか?

当初からやり出したらきりがなくなる事はわかっていたからやらなかったのだと思いますが、どこかで発覚したらそりゃもうエンドレスな状況になる事が証明された食材の放射能汚染問題。牛の次はさて何が来るのでしょうか?

当初から何がどれだけまき散らかされたか、全く真実が明らかにされないままで経過しているわけです。週刊誌のアエラのように「これが危ない、あそこが危ない」と無責任にただ煽るだけのマスコミや、「医療法人、社会福祉法人や学校法人などは“中小企業”ではないから、法律的には今回の責任は取る必要はない(損害賠償の仮払金の支払いを拒否)」と言い張る東電など、「この期に及んで一体何を考えているんだか・・・」が相も変わらず多すぎる現状です。

そりゃ〜もう全部調べりゃ何某かは絶対に出ますよ、どんな食材も!海の中も山の奥も!ですからもう既にそんな覚悟でこれから生きていかなくてはならんのですこの国では。そりゃ出てきちゃいけないものがドド〜ンと出てきたわけですから、決して良い事ではありませんし、人為的な落ち度があるとすれば(絶対あるが)罰を受けて罪を償う義務もあります。

ところが現在の人類の術をして瞬時にすべて排除できる事が不可能な物体をこれだけ安易に取り扱っていた事自体が問題だったわけで、そんな物体が世に出てきた以上はもう“胆を括る”しかないでしょう。

車の排気ガスが身体に悪い事は皆さん十分に御承知でございますよね。すると黙々と皇居の周りをあれだけの排気ガスをたっぷりと吸いながら走っていらっしゃる大勢の市民ランナーの方々にこの度の放射能をどうのこうのと言う人はきっといないはずです(たぶん)。だったら道路上の自動車を明日から全部電気自動車にします?

本当に今の日本が嫌いで怖いのならば、どこか南の無人島にでもさっさと行って自分達で自給自足の生活をすればいいという事です。でもそんな電気もガスも水道も無いところで、我々は生活する事が出来なくなってしまったわけだから、その便利を手にするために何かを犠牲にすることを選んできた事に対する責任も生じるはずでしょう。

ただその犠牲が今回の福島原発事件だとすれば、それは余りにも大きな代償になってしまったと言えますが・・・。とは言え、“覆水盆に返らず”ですよ。これからどうするかを考えるしかないでしょう。この平和ボケ日本に与えられた「天命」をどう乗り越えるか!それに尽きるわけです。

知識・見識・胆識という言葉を御存知でしょうか?知識とは人の話を聞いたり、書物を読んだりして脳にインプットされるものでそれだけのものであります。今回の震災では放射能や地震・津波などの色々な知識を我々は得る機会が出来ました。

そして事にあたって何かを解決しようとした時に、その判断には人格や経験あるいはそこから得た悟りが内容となって出てきたものが見識となるそうです。今回の震災を経験してこそ初めて分かった事は沢山あるはずです。それは今までに知識の中だけでシミュレーションしていたものを遥かに越えた次元で次々と体験したわけですからこれが今後の見識になるはずです。

そしてその見識を持ってして、最終的に決断・実行する力が胆識と言うそうです。まさに今我々に必要とされている力こそがこの“胆識”なのではないでしょうか?その胆識のない人がトップに立った国(日本?)、会社(東電?)は不幸と言わざるをえません。

我々がきちんと胆識を持って行動すれば、世情も不安定になることなく、被災地の復興も順調に進み、電力や放射能への不安に対しても適切な行動がきっと取れるはずです。経産大臣までもがクビにしたくてもできないで居座る某現役官僚(私個人的には頑張れ〜〜!)が上梓した「日本中枢の崩壊」を一読すると、国家の中枢にいる総理を含めた閣僚や霞が関の官僚達にこの“胆識”をきちっと持ってお仕事をしてくれている人がどれだけいるのかが一番気がかりな2011年の夏でありました・・・。

 

先日よりこれまで院内で散剤にて処方させて頂いておりました内服薬がこの度全て「錠剤化」されました。これで名実ともに「じょうざい」クリニックです(笑)

8/15日のコラムは夏休みを頂戴いたしますので、次回の更新は9/1とさせて頂きます。それでは皆さま良い夏をお過ごしください。

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