理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.375

「シュウソク」

DRkobayashi

観測史上最も早く桜の開花宣言がされた日に、暖冬であったこの冬にしてはまあまあの雪が舞ってしまった東京でございました。三寒四温で春は着実にやって来ているのですが、COVID-19問題は世界中に感染が広がっております。そんな中でもコラム読者の皆様方に於かれましては、お変わりなくお過ごしの事と念じております。

過日の安倍首相の鶴の一声で、全国の幼稚園から大学院までの卒業式や入学式にもかなりの影響が出てしまい、またそれにかかわる様々な業者の皆さんの売り上げも激減し、不要不急の外出制限でこの時期の卒業旅行、春の行楽、学会や研究会なども全部キャンセルされ、旅行宿泊業界は大打撃の様相です。

私も月に1回博多のクリニックへ(土)、(日)、の診療のために出張に出向くのですが、まず必ずと言っていいほど毎回満席のドル箱羽田~福岡の便が、今月末の私が予約していた便がいきなり突然欠航になり、何の断りも無く1時間遅い便へと強制的に予約変更させられてしまいました。

彼らには区別がつけられない、日本人、中国人、韓国人らしき人を見かけると「コロナ!コロナ!こっちへコロナ!!」と差別的な扱いをしていた欧米の国々が、今や自国民の感染者の方が多くなってしまい、そんな悠長なことを口にしていられなくなっております。

WHOもしっかりとパンデミック宣言をしましたし、あれだけ自信満々のふるまいだったトランプ大統領もPCR検査を受けさせられ(本当にしたどうかやや怪しいものですが)て、遂に国家緊急事態宣言をしたのであります。

相変わらず私は売ったことも買ったことも興味も無い“株”がとんでもない暴落をして世界経済も大変な事になってしまったようです。不謹慎な言い方をすれば、新型コロナウイルスで亡くなる方よりも、経済問題で立ち行かなくなって自殺する人の数の方が多くなったりはしませんかね?

どう考えても最初に世に出したのはあなたの国でしょ!と言われても仕方のない国のちょっとだけ偉いさんが、「これはアメリカ軍によって持ち込まれた可能性がある」とか言い出して、そのうち「これは日本が発祥の地である!」とか言い出しかねないような気もしてきました。何といっても事故で脱線した新幹線を何の検証もしないまま直ぐに埋めてしまおうとするお国なのですから・・・。

真相は全く不明で、あくまでも噂の域を脱していないお話ですから、以下は今回も小林の妄想としてとらえてください。

それはこのウイルスが生物化学兵器として開発中の物であったという噂です。もしそれが本当であればそのような生物化学兵器の開発時には、最悪自分達に火の粉が降りかかる可能性を考えて、同時にそのワクチンや治療薬も並行して開発するはずだと思います。

そこで先日習近平さんがこの騒動が始まって以来、初めて武漢を訪問したニュースが報道されました。それを見て私がビックリしたのが、その時の彼の出で立ちであります。いくら当初からは落ち着いた武漢とは言え、N-95といった特殊なマスクやウイルスに対する防護服を身につけるわけでもなく、私達が現在日常で使用するレベルのマスクになんてことない作業服のような身なりで武漢に入っていたのです。

という事は、余程武漢が既に安全な状態であるとアピールをしたかったからなのかもしれませんが、それにしてもあの出で立ちは普通に考えてもかなりリスキーだと思うのです。それがあの姿で訪問できるのだとしたら、よほど自分が感染しない自信があるからではないか、つまり生物化学兵器の開発と同時に既にワクチンの開発も終えているのではないかと思ってしまったのです。

今すぐにそのようなものがある事を世に出せば、自然発生のウイルスに対してあまりにも早すぎるワクチンの作成という事で、明らかに生物化学兵器の疑いを世界中から掛けられることは明らかですから、それは国の上層部が秘密裏にしておき、自分達は既にワクチンを接種している。

そしてある程度してほとぼりが冷めたところで、「我が国の優秀な研究者がワクチンの製造に世界でいち早く成功した!」とぶち上げて、世界中の人達をこの脅威の未知のウイルスから中国が救う事が出来た。なんて言い出したらどうでしょうか。(くどいようですけどあくまでもこれは小林の妄想ですから真に受けないでくださいね)

はい、妄想はこれまでにして、まあとにかく1日でも早い『シュウソク』を願うばかりなのですが、このシュウソクは“終息”が正しいのか“収束”が正しいのか悩んでしまいました。そこでググってみましたところ、大まかには「騒動が一旦落ち着くことが“収束”」で、「騒動が完全に落ち着いて終わりとなることが“終息”」のようでした。

そう致しますと、今回のウイルス騒動は取り敢えずこの現状がある程度落ち着いて『収束』したような状態を一旦確認して、その後に完全にウイルスを撲滅する事が出来て、そして大打撃を受けた経済の立て直しも出来て初めて『終息』の宣言がなされるという事になりますね。

今回のCOVID-19の騒動は、完全に終息するまでにはまだまだかなりの時間を要する気がいたしますが、せめて少しでも早く収束の宣言が発せられる日が来ることを願ってやみません。

 

 

シュウソク宣言の前に、このCOVID-19騒動で『就職』の内定取り消しされてしまった学生さんがいるニュースが報道されていましたが、果たしてそんなことをするような会社にこれから就職することが将来的に本当に幸せになれるのか・・・。考えさせられます。

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