理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.013

『東京2020真っ只中』

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我が家ではこの夏に向けまして十数年ぶりにエアコンを一新させていただきました。それまではマルチ方式と言いまして1つの室外機で3個のエアコンを稼働させていたのですが、実はこれが1つ機能しなくなると3つ全て交換しないといけないという事を設置後十数年経って初めて知りまして(爆)、それならもうそれぞれを個別の室外機で稼働させようとしたところ、これが思ってもみない大掛かりな配線工事が必要になり、今年も夏休みの家族旅行等はコロナで行けないわけですが、コロナでなくても家族旅行分が吹っ飛んでしまう経費となったのでございます(泣)。

巷の噂ではやはりこのコロナの影響で家庭内の白物家電の売り上げがかなり上がっているとのこと、皆さんお家で過ごす時間が長くなってその辺を買い替えたくなる気持ちも十分理解できました。そのエアコンも十数年も経過するとさすがに機能も格段と良くなっており(当たり前ですけど・・・)、寝室の物に至っては本当に冷えすぎず暑すぎず微妙な温度管理が可能となっておりまして、ここ数年の夏で一番質の良い睡眠がとれているように感じます。

他国開催となるとその時差の関係で必ず寝不足となり日常の生活リズムが崩れるオリンピックですが、このままでは獲得するメダルの数も、新型コロナ感染者数も、ともに過去最高を記録する勢いの夏となってしまいました。しかしこれだけ感染者数が急増しているにもかかわらず、医師会の方からは大好きな情報番組のテレビ出演からの音沙汰がありません。ひょっとして医師会のお偉いさん達は既に夏休みでどこか避暑へでもお出かけなのでしょうか?

直前になって相次ぐ関係者の辞任や解雇となってしまったオリンピックの開会式でございました。組織委員会側として1人目は自らの辞任を待ったような感じでしたが、2人目は1人目の大騒ぎで学習ができたのでしょうか、電光石火のあっという間の解雇劇でした。その後新たに自分の過去の仕事の中身において、ネット上で炎上してしまいそうな同類のネタがあると自ら申告をして、騒ぎ立てられる前に出演辞退を申し出られて火消しをされた役者さんまでいたようです。

今回の炎上騒ぎで辞任を余儀なくされた方の息子さんも実はミュージシャンなのだそうですが、ネットの中ではそちらにまで飛び火をしてしまい、全く無関係の彼までもが意味なくバッシングされているような状況になっているという話も聞きます。今回辞任に追い込まれてしまった要因が正に“いじめ”であり、そこを問題視していながらも一方では何の責任も関係もない息子さんにまでバッシングを浴びせることこそが、その“いじめ”なのであることが理解できていないようでは、我が国においてこのネット社会におけるこのような問題は永遠に解決しないことのように思えます。

これからは国を代表するような公の仕事を受ける覚悟のある人は、この世に生を受けて以来その人生において間違いなく100%清廉潔白な人でないと受けることは不可能な世の中になってしまいそうですよね。一方で選んだ人は任命責任を問われてしまうため、事前の身体検査を余儀なくされてしまうこの流れでは、どこの誰が担当したのかは事前に公表しないで、「この度の演出・音楽担当は〇△□グループの皆さんのお仕事でしたぁぁぁ」と曖昧にしておいて、詳細をオープンにするにしても事が無事に終えてからでないと、恐ろしくて何も遂行していけないと言えます。

始まってみれば予想されていた通り、一部の種目の参加選手からも「暑すぎてどうしようもない」、「試合環境をなんとかしろ」といったクレームが出ているようですが、正直どうでしょうか、今年の東京はここ数年の中でも涼しいような気がしているのは私だけですか?今のところ日中に40℃近くまで気温が上がった日はありませんし、早朝ワンコの散歩をしていてもそれほど暑くてたまらないような感じは今のところございません。私に言わせていただけたら、「これ位の東京の暑さで文句言ってんじゃね~~~よ」てな感じでしょうか。先日なんかわざわざマラソンのために開催会場を移した札幌の方が那覇よりも気温が高かったり、このコラムでも心配していた台風が首都圏にも接近してきたり、天候もなんだか落ち着いてくれない様相です。

再び感染者数が増加中の沖縄では、某医療機関において殆どのスタッフがワクチンを接種していたにもかかわらず、職員と入院患者でデルタ型のクラスターが認められたそうで、ワクチン接種済みでも決して気を緩めることは出来そうもありません。これまた以前からこのコラムでも出現を危惧していたオリンピック関係者の人の繋がりから新たな変異ウイルスが出現してしまうと、首都圏でも沖縄と同じような事態に陥ることが予想されますし。この変異ウイルスを世界中に持って帰られてしまうと、起源は“東京オリンピック型”によるものと近所の国あたりからレッテルを貼られてしまいそうです。

東京都では緊急事態宣言をすれば、これまでだったら感染者数はそれなりに減少傾向を示していましたが、今回は全く歯止めが利かない状態で推移しております。神奈川、埼玉、千葉あたりも急遽まん延防止等重点措置から緊急事態宣言に変えられてしまうようですけど、今の流れからこれに変えたところで感染者増大の抑止力になると思えますか?正直ワクチンによる免疫よりも、緊急事態宣言に対する免疫の方が先に完成したような気さえします。

そもそも今現在この日本において、これら2つの違いがどこにあるのかを明確に説明できる人が果たしてどれ位いるでしょうか? 相変わらず認知症外来のようなやり取りの記者会見を延々続けている菅首相もひょっとして説明できるかどうか怪しいのではないかと勘繰ってしまいます。先日抗体カクテル療法なるものが承認され、菅首相は自信満々に「これで重症化数や入院患者を減らすことが出来る」と言っていましたが、そもそもこの治療は入院しないと受けられない治療なのですけど・・・。彼は先日の記者会見で「やめるのは簡単なんです!!」なんて力強く言っていましたので、それならさっさと早くやめてください。オリンピックも首相もご一緒に!!

そして今後の国政でキャスティングボードをゲットするならば、「維新の会」の皆様は次の衆議院選で浮動票を取り込める千載一遇のチャンスでしょう。先日の都議会選でどさくさ紛れにあの都民ファーストがそれなりの議席を確保できたように。橋本さんは毎日テレビの情報番組でいちゃもんばかりつけていないで、ここはおひとつ維新の会のお尻をピシッとたたかれては如何でしょうか?
 
 
 
我が国のスケボーの選手が今回のオリンピックでは大活躍でしたが、街中の公園で階段の手すりをスケボーで滑り降りるのを見かけたら、やはり「手すり壊れるだろ~~~が!!」と説教してしまいそうな自分は、やはり時代遅れのオッサンなのでしょうか・・・?

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