理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.330

最近のスポーツ事情

DRkobayashi1
桜もすっかり葉桜となり、日差しも初夏を感じさせるようになってきました。スギ花粉がやっと終わったと思いきや、今年はその次のヒノキが昨年の40倍とか400倍とか言われており、それを聞いただけでも鼻水がしたたり落ちる今日この頃、コラム読者の皆様に於かれましてはお元気にお過ごしのことと存じます。

今年は冬季オリンピックの次は、サッカーのワールドカップが6月から開催となりますが、スタジアムによってはまだ芝も貼っていない施設もあるとかで、只今多くの西側先進国の大使館員を退去させられているロシアですが、果たして無事に決勝戦まで終える事は出来るのかどうか一抹の不安もございます。

我が国も何とか出場資格は得られたものの、この直前で代表監督をクビにしてしまいました。本当のところのお話はそうそう簡単に表には出てこないと思いますが、一部にスポンサー企業のイメージキャラクターに使われている選手がここ最近の試合で出場させてもらえていないどころか、このままでは代表落ちになってしまいそうな雰囲気すら漂っておりました。

そうなると多額の協賛金を捻出してくれているスポンサー様の逆鱗に触れてしまう事についに忖度したとかしないとか言われていますが、まあ日本サッカー協会さんもよっぽどのことがあっての御英断だったのでしょう。

最近我が国では、レスリング協会さんやら相撲協会さんやらスポーツ関連(相撲をスポーツと言って良いかどうかはひとまず置いといて・・・)の協会がガタガタ不穏な状況でしたが、ここにきてサッカーまでも追随してしまったようでございます。

ワールドカップ本選までの道のりが他の競技と比較して長いからという部分もありますが、これほど予選と本選でメンバーが入れ替わるスポーツはちょっと他にはないような気がします。本選出場の決勝ゴールを決めた選手が必ずしも本選の出場を約束されるわけではありませんし、仮に代表に選出されても本選の試合開始の時にピッチの上に必ず立てないことも十分あるわけで本当に大変と言えば大変です。ましてやこんな直前の監督交代が選ばれる側からすればかなりの影響は必至であります。7月のこのコラムでは一体どんな落ちが待っているのやら・・・。

続きまして他のスポーツで注目の選手と言えば、正直名前だけ聞けば絶対に関西弁バリバリちゃうか~~~とつい思ってしまう女子テニスの“大坂なおみ”選手が、2年後は『日本代表』として東京オリンピックを目指してくれることなりました。

ファーストサーブのスピードで言えば、時と場合によっては錦織君よりも確実に速い時があるすごい選手です。最近専属になってくれたコーチに試合中のメンタル面のバックアップをしてもらえるようになり、メキメキと頭角を現すようになってきました。今後大きな怪我さえなければ、間違いなく『日本人』初のグランドスラムにおけるシングルスのチャンピオンになれる逸材だと私は信じております。

勿論男子の錦織君にもまだまだ頑張って欲しいのですが、如何せん怪我がどうしても心配になるのと、グランドスラムは5セットマッチなので、勝ち上がって行くに従ってのスタミナ温存がカギになるのは、加齢を重ねれば重ねる分大変になって来ております。

その面で若さ溢れるヒーローと言えば、今年から大リーグのエンゼルスに所属となった大谷翔平君の活躍は凄いものがありますよね!開幕前迄はアメリカのマスコミから「何が二刀流じゃ!MLBをなめてんじゃね~ぞ」とケチョンケチョンの扱いでしたが、皆さんもご存知のあの開幕後の活躍で、正に手のひらを返したようなスーパースター扱いとなっております。

これからアメリカでも彼のような選択をしようとする選手も出てきそうですが、まあそんなに簡単にはいかないでしょうけど・・・。その昔キューバでは打ったり守ったりが抜きん出ていない奴が仕方なくピッチャーをさせられるという話を聞いたことがありますので、そのあたりの国々からは今後第2の“大谷さん”が続いて出て来ても良さそうです。

とは言え、彼がどんなに大活躍をしても投手での最多勝は恐らく不可能ですし、打者でのホームラン王や規定打席数の関係から最高打率を記録することは無理だと思います。つまり記録的にはそこそこのピッチャーや、まあまあのバッターと遜色がないという評価をされるとなると、果たして今後の年俸への反映は一体どうなるかなんて私の心配することではございませんけどね(笑)

今現在この私が犬の散歩以外でしっかりと体を動かす場面は唯一ゴルフだけなのでございますが、日本中のゴルフ好きのオッサンを期間限定で確実に睡眠不足にするマスターズも終わってしまいました。我が国期待の松山君が今回もグリーンジャケットに袖を通す姿は次回以降のお楽しみとなってしまいましたが、こちらもこれからシーズン本番に突入となりました。

そのゴルフ大好き(のはずだと思いますが)の安倍首相の首の皮が日々段々と薄くなっているような気がしないでもありません。今国会やマスコミが騒ぎ立てるあの内容で総理大臣としての幕を下ろさなければならないとすれば、まあご納得がいかない終わり方だとは思います。

ただこれも5年以上総理大臣に君臨したがために引き起こした周囲のスタッフ達への影響によるものだと言えましょう。彼がそれを口にしなくても勝手に周りが“忖度”して動いてしまう事で様々なルールが崩壊してしまっていた事がここにきて白日の下に晒されたというお話です。

たかだか5年でこの有様ですから20年近くも院長を続けている私なんてもっと気をつけなくてはいけないのかもしれません。人の振り見て我が振り直せって、そんなに私に忖度しなくては出世できないようなスタッフをクリニックで沢山抱え込んでいるわけではありませんけどね(笑)。

 

 

安倍首相と私の決定的な共通点とは、あのハリルにどんなに罵られようとも家庭内野党と絶対に“デュエル”できない点でしょうね(爆)

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