理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.329

生番組ご出演!

DRkobayashi1
今年は桜が早めのようで、新年度を迎える前に東京では多くのところで満開を迎えてしまいました。今年もまたどこかで「入学式までに桜が散ったのは管理が出来ないお前らのせいだ~~~!」と先生方に無理難題を喚き散らすモンスターペアレンツを受け入れなくてはいけない小学校が出現するのでしょうか・・・(どうも過去に本当にあったお話のようです)。

いつも言っている事ですが、時間はアッという間に過ぎてしまいます。お年玉付き年賀はがきの当選番号のチェックもしないうちに既に今年も1/4が終わってしまいました(笑)。そんな2018年度のスタートとなりますが、コラム読者の皆様に於かれましては引き続きお変わりなくお過ごしのことと存じます。

今回は表題にありますように、久しぶりに朝の情報番組に“生”出演をさせて頂いたというお話でございます。番組名はTBSという局の朝8:00~の情報番組で「ビビット」であります。そのような番組を果たしてどれ位の方がご存知でしたでしょうか?

この時間帯の民放はどの局も同じような情報番組を取り揃えておりまして、相変わらずし烈な視聴率争いを行っております。でもってここ最近ではテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」がトップに躍り出ており、続いて以前はこの時間帯の首位を独走していたフジテレビの小倉智昭さんと言えば「とくダネ!」、この時間帯のみ視聴率が取れない日テレが逆転を狙って昨年10月から人気女子アナウンサー№1の水卜さんをテコ入れにつぎ込んだ「スッキリ」が追い上げてきており、この三つ巴から「チョビット」(かなり?)離れてこのTBSの「ビビット」という状況です。

勿論天下のNHKはこの4月からV 6の井ノ原さん&有働アナの人気コンビの降板に伴い、お笑いコンビの博多華丸大吉の2人に、同局のブラタモリのアシスタントをして人気を博していた近江友里恵アナが登場となり、この交代でどれだけの視聴者が民放へ流れるのかがこの4月のTV業界における話題のようです。

そこで今回はどのような内容でこの私に出演依頼があったのかと申しますと、『男性更年期障害』でごじゃりました!過去には『AGA』でこの手の番組に出演したことは何度かございましたが、男性更年期障害は初めてであります。出演依頼も意外と2週間位前に突然やって来て、担当者との事前の打ち合わせも2回で放送日を迎えるという流れです。

8:00~の番組ですので「局入りは?」と問いますと「まあ8:00頃で大丈夫でしょう」と言われ、「おいおい出演者の皆さんとの打ち合わせなんてやらんのかぁぁぁい」と本当にこれで大丈夫なの?と心配していたら、前日の夜に「やはり軽いリハをしたいので7:20に局入りして欲しい」とのご依頼を頂いた次第でございます。

メインの司会者はTOKIOの国分太一氏と元宝塚の真矢みきさんに元NHKで現在フリーアナウンサーの堀尾正明氏、そこに加えて日替わりゲストコメンテーターでテリー伊藤さんと和田明日香さん(和田誠・平野レミ夫妻の御次男のお嫁さんだそうで、正直申しまして私この人には一面識もございません)といったラインナップでした。

実はテリー伊藤さんとは雑誌の対談や以前東京フォーラムで開催した男性更年期障害のセミナーにもパネラーとしてご登壇して頂いており、私とは旧知の仲という事で自分的にも100%完全アウエーの状況では無かったことは心強かったです。

当日は予定よりも少し早く局入りをして、7:20から当日一緒にパネル横に立つ女子アナとパネルの内容の進行具合をリハーサルして、MCとゲストコメンテーターのところには制作担当のサクラが模擬で座り、質問されそうな措定問答をして全体の流れを計測し、少し長くなってしまった部分をこ~しましょう、あ~しましょうと微調整してハイ!リハはお終いとなりました。

そして本番スタート!!ところがコーナー開始からしばらくはVTRが流れます。って、これがなんと申しますかあの“美川憲一”さん(71歳)が「最近わたしぃぃぃ、なんか元気が出にくくなってぇぇぇ・・・」と語るわけです。そこで「男性ホルモンをしらべてみたらぁぁぁ、1/3しかないって言われてぇぇぇ・・・」

いやいや男性更年期障害を語るにあたって果たしてこの方をここで持ってきますかね?と思ったわけでございます。この番組の視聴者の多くを占めるはずであろう主婦層において、気になるこの疾患の対象者とは自分の夫になるはずでしょうから、そこに美川憲一さんを重ね合わせるにはかなりの無理があると思いましたが皆さんは如何でしょう?

その後も暫く他の人の体験談的なVTRが延々流れてハイ!スタジオどうぞ!であります。そこでこの手のコーナーにありがちな出演者にいくつかの質問をチェックさせて今現在の状態が怪しいかどうかを探ってみる。そして私どものクリニックで行っている男性力ドックの検査の内容をいくつか説明して、ではあなたのご主人に更年期障害が起きないためには・・・。

となる予定が結局最後に準備していたご家庭で実践可能な予防策をきちんと説明することが出来ずに、尻切れトンボのような状況で「ハイ!先生本日はどうもありがとうございました~~~」と一方的にまくられてこのコーナーを突如終える事となりました。

当日はそれまでの41歳の元アイドルが介護の必要な夫と子供達4人を見捨てて21歳の大学生と駆け落ちしたお話とか、文科省前次官の前川氏が名古屋の市立中学校で講演をした内容を教育委員会に自民党議員が内容を照会させたお話とか、そんなものが押せ押せになってしまった挙句に、そのシワ寄せを小林のパートでサクッと調整させられてしまったというのが実情だったのでございます。

正直に申し上げます!今回のわたくし『不・完・全・燃・焼の一酸化炭素中毒』でスタジオ内にて死にかけるところでしたぁぁぁ(怒)。朝早くから人を呼んでおいて、そりゃ~あんまりってもんでごぜ~ますTBS様(泣)。

 

 

もしやひょっとして、こいつにこれ以上喋らせると生放送中に甚大な放送事故を起こしかねないと勘づかれてしまったのでしょうか(爆)

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